記事によると…
近年、夏休みの宿題に苦しむ子どもたちを救おうと登場した宿題代行サービス。「助かる」「子どもの力にならない」など賛否がある中、実態はどうなっているのか。かき入れ時の8月初旬、業者を訪ねた。
千葉県茂原市の一軒家の2階。「宿題代行救急隊」の荒木聡代表が黙々と、ヘミングウェーの「老人と海」を読んでいた。代行するのは、読書感想文。傍らに並ぶ様々な課題図書の各ページには、びっしりと、メモを書いたふせんが貼ってある。
荒木さんの本業はオンラインで数学、英語、理科、作文を教える塾講師だ。2018年、「その後の学習支援につなげられるかもしれない」と思い、副業として「宿題代行救急隊」を始めた。実際にサービスを始めてから、問題集などの宿題代行を依頼してきた子どもに対し、1対1のオンライン授業をしたこともあるという。
荒木さんのもとには毎夏、10~20件の代行依頼が来る。依頼の半数を占めるのが読書感想文だ。特に多いのは受験を控える小学6年生と中学3年生の保護者からの依頼で、全依頼の8割を占めるという。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【朝日新聞さんの投稿】
読書感想文1枚3千円 賛否呼ぶ夏休みの「宿題代行」、その実情とは https://t.co/SJTfYGRQQv
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) August 18, 2025
あほらし
— エド (@VDHWW0NsiukgJiW) August 18, 2025
夏休みの宿題で天声人語を1週間分書き写すというものがありました。児童虐待だと思いました。何の意味があったのかいまだに分かりません。
— 怒羅右衛門 (@uemon_dora) August 18, 2025
引用元 https://www.asahi.com/articles/AST8F4G2ZT8FUQIP01WM.html?ref=tw_asahi
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みんなのコメント
japannewsnavi編集部の見解
夏休みの宿題代行サービスについての記事を読み、私は正直複雑な気持ちになりました。近年は「子どもを宿題の重圧から解放してあげたい」という保護者の思いと、「自分の力で取り組むべきだ」という意見が対立しており、社会の価値観の変化を映し出していると感じます。宿題代行救急隊のように、課題図書を丁寧に読み込み、感想文を代行するサービスが実際に存在し、利用者が毎年一定数いるという事実は、教育の在り方に一石を投じています。
私は、宿題代行の存在そのものが悪いとは思いません。保護者が受験を控えた子どもの負担を軽くしたいと考えるのは自然な気持ちですし、忙しい家庭にとって「宿題の山」を前に苦しむ子どもを支える方法の一つとして成り立つのは理解できます。実際に代行を通じて学習支援につなげている例もあり、必ずしも「ズル」や「依存」と断じるのは早計だとも思います。
しかし一方で、教育の根本に関わる問題を見過ごしてはならないと感じます。本来宿題は、知識を定着させ、自ら考える力を養うためのものです。そのプロセスを飛ばして結果だけを得ることは、学びの意味を失わせかねません。たとえば読書感想文なら、文章力よりも本を通じて何を感じ、どう自分の言葉にするかが大事です。そこを他人に任せてしまうことは、子どもの内面的成長を削ぐことにつながるでしょう。
最近の政治動向を考えると、日本の教育政策は「学力の国際比較」や「入試制度改革」など表面的な議論ばかりが目立ちますが、現場の子どもたちが学ぶ意味や、家庭との関わり方といった本質的な課題に十分向き合っていないと感じます。教育の現場に丸投げし、家庭の負担も軽減されないまま放置されてきた結果が、宿題代行というビジネスの拡大につながっているのではないでしょうか。
また、宿題代行の問題は格差とも結びつきます。サービスを利用できるのは基本的に一定の経済力を持つ家庭に限られます。つまり、金銭的に余裕のある家庭は宿題の負担を外注できるのに対し、そうでない家庭の子どもは従来どおり苦しむしかない。これが教育の公平性を損なう要因になるのは避けられません。教育機会の格差はすでに問題視されていますが、こうしたサービスが新たな不平等を生み出す可能性もあると私は思います。
さらに言えば、教育の「外注化」が進めば、家庭や学校の役割が希薄になり、子どもたちが学びを通じて得る達成感や努力の価値を学ぶ機会が減ってしまう懸念もあります。子どもの将来を思うなら、時間や量の調整を含めて宿題そのものの在り方を問い直すことが先決であり、そこに政治の責任も大きいはずです。教育政策が本気で子どもたちの成長を支える方向に舵を切らなければ、代行ビジネスだけが拡大し続ける未来が見えてきます。
私は、宿題代行サービスの存在を否定するのではなく、そうした需要が生まれる社会の背景にもっと光を当てるべきだと思います。宿題の量や質を見直し、学びの本質を大切にした制度に変えていけば、代行への依存は自然と減るでしょう。結局のところ、子どもにとって大切なのは「宿題をこなすこと」ではなく、「学んで考える力を育むこと」です。その点を忘れてはならないと強く感じました。






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