大リーグ・ドジャースの大谷翔平(29)が25日(日本時間26日)、通訳だった水原一平氏(39)が違法賭博に関与したとされる疑惑について、米カリフォルニア州ロサンゼルスの本拠ドジャースタジアムで声明を発表し、自身の関与を否定した。水原氏の解雇が20日に発表されてから、大谷がこの問題に対応したのは初めて。
大谷は「僕自身はブックメーカーに賭けていない。数日前までは彼(水原氏)がそんなことをしていたとは知らなかった」と語った。球場内の会見場には約100人の報道陣が集まった。大谷は約10分にわたって経緯を語ったが、質疑応答はなかった。
複数の米メディアによると、水原氏を巡っては違法賭博に関与した疑いがあり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8千万円)が違法賭博の関連口座に送金されたという。この問題を受け、大リーグ機構(MLB)は22日、調査を始めたと発表し、実態解明に乗り出している。
球団側は、水原氏の解雇理由を明らかにしていない。
ドジャースはこの日、本拠でエンゼルスとのオープン戦を予定している。(ロサンゼルス=高橋健人)
引用元 https://www.asahi.com/articles/ASS3V23XTS3TUTQP015.html?ref=linenews
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