EU、エタノールの「発がん性物質」指定検討 手指消毒に影響[ロイター]

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ロイターの記事によると…

EU、エタノールの「発がん性物質」指定検討 手指消毒に影響

[21日 ロイター] – 欧州連合(EU)は、手指消毒剤に広く使用されているエタノールを「発がんリスクのある危険物質」に分類することを検討している。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が21日報じた。

欧州化学品庁(ECHA)の作業部会の1つが10月10日にまとめた内部勧告で、エタノールは、がんや妊娠合併症のリスクを高める有害物質であり、洗浄製品などでは他の物質を使うべきだとの見解を示した。

11月25─28日にECHAの殺生物性製品委員会が開催される。

FTによると、ECHAは、専門家委員会がエタノールを発がん性物質と結論づけた場合、代替物質の使用を勧告することになると述べた。最終的な決定は欧州委員会が下す。

同機関はFTに「予想される曝露レベルに照らして使用が安全とみなされる場合や、他に代替手段がない場合は、引き続きエタノールを消毒剤として承認する可能性がある」と説明。現時点で決定は下されていないと強調した。

[全文は引用元へ…]2025年10月21日

以下,Xより

【よっしー(ありすママファミリー)さんの投稿】

引用元 https://jp.reuters.com/markets/commodities/72VM6BS3YNPDZJ53QF4MTLUYOU-2025-10-21/

みんなのコメント

  • ほとんど使ってないボトルが未だに家にあるし、会社では1日に何回も使ってるよぉ 皮膚接触でもダメなのかもうちょっと詳細情報が欲しい
  • エタノール原液 使用時、ミスで手につくと皮がむけました。 薄めてるから、わからない。それを子どもに毎回 使用させている。 免疫の仕組みや化学反応などの義務教育レベルは、忘れている大人たちが多い
  • 人間がやっている事はほとんどロクなことがないね
  • 人体に一切影響の無い消毒薬ってあるのか?
  • すでにエタノールはベンゼン並みの発がん性物質と言われてたような。
  • あほちゃうか?おまえさんら。 酒飲みいっぱいいるけど ほぼ誰も癌になってない。 喫煙者ほぼみんな癌になってる。それでも打ってます。
  • よく読んでください。 まだ作業部会が提案してる段階であって、ダメとは言われてもないです
  • 食品製造時にもぶっかけてる
  • 手にやらなくても時々消毒スプレーとか布スプレーとかしてます。これもでしょうか!
  • 検討だから
  • エタノールに限らず、量・濃度を間違えれば何でも毒になって当然 記事内の『予想される曝露レベルに照らして使用が安全とみなされる場合』という条件も読めないのか
  • 【エタノール】手指消毒剤に広く使用されているエタノール 「発がんリスクのある危険物質」に分類検討 がんや妊娠合併症のリスクを高める有害物質 やっぱりね 身体にいいわけがないと思っていた 消毒液なかば強制された時 アルコール合わなくて… 今石鹸で洗ったところで…と使ったことない
  • 「コロナ対策」って、無駄で無意味で逆効果なものばかりだったと改めて実感。店や施設の入口に置いてあった体温測定の機械とか、飲食店とかのアクリル板は何処へ行った??
  • 引用でやっぱりアルコール消毒は危険!と言っている人のポスト見るとお酒飲んでる人多いけど、認知機能大丈夫なんだろうか? お酒は国際がん研究機関(IARC)の発がん性のグループ分類でアスベストや放射線と同じ分類で、確実にガンを引き起こすとされているのに

japannewsnavi編集部の見解

EU、エタノールを「発がん性物質」に指定検討

欧州連合(EU)が、手指消毒剤や洗浄製品に広く使用されているエタノールについて、「発がんリスクのある危険物質」に分類するかどうかを検討していることが分かりました。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が21日に報じました。

報道によると、欧州化学品庁(ECHA)の作業部会が10月10日にまとめた内部勧告の中で、エタノールは「がんや妊娠合併症のリスクを高める可能性がある」とし、特に洗浄製品などでは「他の安全な物質を使用すべき」との見解を示したといいます。ECHAの殺生物性製品委員会は11月25~28日に開催予定で、専門家委員会が正式にエタノールを発がん性物質と判断した場合、代替物質の使用をEU全域で推奨する可能性があります。

最終的な決定は欧州委員会に委ねられていますが、ECHAは「曝露レベルが安全とみなされる場合や、他の選択肢がない場合には、エタノールの使用が引き続き認められる可能性がある」と説明。現時点では最終判断は下されていません。

なお、世界保健機関(WHO)は、手指衛生の目的でエタノールやイソプロパノールを安全に使用できるとする立場を維持しています。


ネット上では「陰謀では」「行き過ぎた消毒が原因か」と議論に

このニュースが伝わると、SNSではさまざまな意見が飛び交いました。中には、「人間がやっていることはほとんどロクなことがない」「がん患者が増えている現状を“手指消毒のせい”にしたいだけではないか」といった疑念の声も上がっています。

また、「そもそも発がん物質というのは存在せず、ウイルスや真菌が作る発がんタンパク質こそが原因だ」「エタノールを危険視する動きには何か意図を感じる」といった投稿も見られ、規制の背景に“別の思惑”を感じ取る人も少なくありませんでした。

一方で、「消毒液には油性マジックを落とすほどの強い成分が入っている。そんなものを毎日使うのはおかしい」「いまだに手指消毒を義務化している学校や保育園は直ちに見直すべき」と、現場での過剰な使用に疑問を投げかける意見も目立ちました。


“感染症対策”から“安全性”の議論へ

コロナ禍を経て、消毒用アルコールは家庭や職場、学校などあらゆる場所に常備されるようになりました。感染症対策の象徴とも言える存在でしたが、その一方で「肌荒れ」や「アレルギー反応」を訴える声も増え、日常的な使用に対する懸念は少しずつ広がっていました。

今回のEUの動きは、感染症対策から一歩進み、「長期的な人体への影響」を改めて見直すきっかけとなりそうです。ただし、現段階で“発がん性がある”と結論づけられたわけではなく、あくまで“検討段階”です。

それでも、「発がん性の可能性」という言葉が一人歩きし、一般消費者の不安を煽る形になる懸念もあります。ネット上では、「一部の研究や団体が過度に恐怖を広めている」「本当に問題なのはデータよりも報道の伝え方ではないか」という指摘もありました。


信頼できる情報をもとに冷静な判断を

エタノールは医療現場をはじめ、多くの国で“標準的な殺菌成分”として長年使用されてきました。もちろん使用環境や濃度によっては注意が必要ですが、過度な恐怖をあおることも避けなければなりません。

一部では「これは製薬業界の利権争い」「代替品を売りたい勢力が動いている」といった憶測も出ていますが、現時点でそのような事実は確認されていません。重要なのは、感情的な反応よりも、科学的根拠に基づいた議論を続けることです。

消毒液を使うことが日常となった現代において、今回の議論は「清潔」と「健康」のバランスをどう取るかという根本的な問いを突きつけています。安全と利便性、その両立こそが今後の課題になりそうです。

執筆:japannewsnavi編集部

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