日本最大のゴキブリが福岡市で急増「巨大で数もすごい」 九州北部に定着、専門家が背景を解説[47NEWS]

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西日本新聞の記事によると…

日本最大のゴキブリが福岡市で急増「巨大で数もすごい」 九州北部に定着、専門家が背景を解説

 巨大なゴキブリの目撃情報が、九州北部で相次いでいる。私たちの多くが思い浮かべる一般的なゴキブリより一回り以上大きく、独特な斑紋もあるという。取材すると、屋内で出くわす種類では日本最大のゴキブリが完全定着し、九州北部の勢力図を塗り替えるような事態が起こっていた。(吉田真紀) ■ 目撃情報が相次ぐ巨大ゴキブリの種類と特性【リアルではないイラスト】  「今年の夏、去年まで見たことがなかったゴキブリが自宅に出てきた。巨大で、その数もすごいんですよ」。福岡市早良区の男性(61)が、身の毛もよだつ情報を寄せてくれた。

「ワモンばっかり」

「ゴキブリが出てきている」と市民から通報が寄せられている穴開きマンホール(福岡市提供)

 男性によると、7月以降、台所やトイレの換気扇などから侵入してきたであろうゴキブリは30匹。うち2、3匹は見慣れた大きさの黒いゴキブリだったが、9割は明らかに違った。「ちょっと茶色くて、白っぽい輪っかの模様があって」。その色から、飲食店などで見かける小さなコオロギのような姿をした「チャバネゴキブリが巨大化したのでは!?」との仮説が浮かび、男性はインターネットで調べてみると、正体が分かった。「ワモンゴキブリだ」

(略)

生ゴミや使用済みの油

 「マンホールの穴からゴキブリが出てきている」。福岡市には、市民からの通報が2020~24年度に計215件寄せられた。同期間で計160のマンホールの穴をゴムキャップなどでふさぐ作業を行ったという。  排水溝に流せば、下水道管が詰まる原因になる生ゴミや使用済みの油。市下水道管理課は「ゴキブリ対策にも有効なので、燃えるごみでの処分をお願いします」と呼びかけている。

[全文は引用元へ…]2025年10月18日

以下,Xより

【47NEWSさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/178c87cf106491caaac5df6ecc2a30d156a425db

みんなのコメント

  • 歌舞伎町と上野にいっぱいいるネズミをいっぱい福岡に送り込んでゴキブリを駆除しよう!
  • 嫌やーーー(フマキラー買増し
  • 何かの象徴みたい
  • 銀魂で放送されたサイズですか?
  • 温暖化で自然発生したわけではないだろう?突然変異か?普通は人や荷物と一緒に入国するのでは? そして、草地を好むヒアリが、鉄のコンテナの上にいるのはおかしいでしょ?わかりますか?人為的に入れられているのかもね
  • 最近マジで福岡のゴキやばすぎる でかすぎて最初ネズミかと思ったわ あれ家の中入ってきたら心臓止まるレベル
  • ワモンとか言うやつ本当に飛ぶんだな 夜ベランダでタバコ吸ってたら突撃してきて叫んだ あいつら飛行能力高すぎ
  • 福岡もう南国化してるだろ 温暖化のせいか知らんけど虫デカすぎるし一年中動いてる感じする
  • マジで飲食店の裏とか地獄だぞ バイトしてたときゴミ捨て場のマンホールからGが行進してた 見た瞬間吐きそうになった
  • 沖縄のやつが北上してくるとかやめてくれよ 九州住みの俺らの安息の地どこに消えたんだ
  • 福岡市のマンホールから出てくるってニュース見たけど、もう都市機能終わってる感じするわ 完全に支配されてる
  • 普通の殺虫剤効かんのよなあいつら スプレーしても余裕で歩いてくるのほんと恐怖映画
  • 夜中コンビニ行った帰りに道路でデカいの動いてたからライト当てたらGで、もう笑うしかなかった
  • このサイズ感で飛ぶってのが罪だよな 虫嫌いじゃなくても無理だろあれ
  • うちの職場でも一回出たけど、業者が言ってた これ外来種で温かいとこ大好きだから今後もっと増えるってさ
  • ゴミの管理とか下水の掃除とかちゃんとやらんとマジで繁殖止まらんぞ 行政仕事してくれ
  • マンホールの穴ふさいでるって聞いたけど、もう遅い気がする 街中のどこにでもいるもん
  • 夜中に台所でカサカサ聞こえて、電気つけたら巨大Gがシンクの上にいたときの絶望感 一生忘れん
  • 福岡暑すぎて虫天国だわ 人間より住みやすそう もう共存とか無理やって

japannewsnavi編集部の見解

福岡で急増する巨大ゴキブリ「ワモンゴキブリ」

九州北部に定着、温暖化で生息域が拡大

福岡市や北九州市を中心に、近年「巨大なゴキブリを見かけた」という報告が相次いでいる。一般的に私たちが家庭で見かける黒くて中型のクロゴキブリとは異なり、体長が3~4センチと一回り以上大きく、体に白っぽい輪の模様があるのが特徴だ。この正体は「ワモンゴキブリ」と呼ばれる外来種で、国内では最大級の大きさを誇る。

専門家によると、ワモンゴキブリはアフリカ原産で、寒さに極めて弱い生き物だ。これまで沖縄など温暖な地域にしか定着していなかったが、近年の気温上昇によって九州北部でも越冬できる環境が整い、急速に分布を広げているという。福岡市の冬季平均気温は100年前に比べて3度以上上昇しており、もはや「冬でも死なない環境」になりつつある。

九州大学の丸山宗利准教授は「数年前までは、ビルのボイラー室や繁華街の裏など限られた場所にいたが、今では住宅地にも定着している」と指摘する。もともと洞窟など湿った暗い場所を好む生態のため、都市部のマンホールや下水道は“理想的な棲み家”になっている。福岡市では、2020年度から2024年度の間に「マンホールからゴキブリが出てくる」という通報が200件以上寄せられており、市は穴をふさぐ対応を続けている。


市民から広がる恐怖と困惑

駆除方法の工夫も広まる

市民の間では「今年の夏から、明らかに数が増えた」「一度に何匹も見るようになった」との声が相次いでいる。特に福岡市早良区や中央区では、換気口や排水溝から侵入してくるケースが多いという。61歳の男性は「去年まで見たことがなかった。台所で出てきたときは本当に驚いた」と話す。

SNS上でも「小倉の繁華街でも見かける」「沖縄でよく見たが、ついに福岡にも来た」といった投稿が目立つ。見た目のインパクトに加え、飛ぶ個体もいるため、恐怖感を抱く人は少なくない。

一方で、「殺虫剤ではあまり効果がない」との報告もあり、住民の間では独自の駆除法が共有されている。ある利用者は「すき間を養生テープでふさぎ、トラップを20個ほど仕掛けて2カ月ごとに交換すれば、半年で目に見えるほど減った」と具体的な方法を紹介。実際、繁殖サイクルを断つことが最も有効だと専門家も指摘している。

また、駆除業者からは「外国人スタッフが家から連れてくるケースもある」との証言もあるが、原因は建物内の構造や上階の飲食店など、衛生環境の影響も大きいという。根本的な対策としては、生ごみや油を排水口に流さないことが重要とされている。


温暖化と都市環境の変化が影響

人間の生活圏に迫る“外来種”の現実

ワモンゴキブリがここまで勢力を広げた背景には、地球温暖化だけでなく、都市の構造変化も関係している。ビルの集中管理システムや24時間稼働する空調設備、暖房の普及などによって、冬でもゴキブリが生き延びやすい環境が整ってしまった。下水道や地下街といった人工的な空間が、まさに彼らの「理想的な楽園」となっているのだ。

専門家は「完全に駆除するのは難しいが、衛生意識を高めることで被害を最小限に抑えることはできる」としている。生ごみや油をきちんと処理し、排水溝の掃除を定期的に行うことが大切だという。

今回の現象は、単なる“害虫の話”にとどまらない。気候変動が生態系に及ぼす影響を、私たちの生活が直接的に受ける時代が到来したことを示している。今後は自治体と市民が連携し、衛生管理や環境対策をより徹底していく必要があるだろう。

執筆:japannewsnavi編集部

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