京都・嵐山の「竹林の小径」で落書き被害増加 市は一部伐採を検討[朝日新聞]

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画像出典:日比野容子撮影

朝日新聞の記事によると…

京都・嵐山の「竹林の小径」で落書き被害増加 市は一部伐採を検討

 京都を代表する名所の一つ、嵐山の「竹林の小径(こみち)」(京都市右京区)で、コロナ後の観光客数の回復以降、竹に落書きされる被害が再び増加している。市は倒竹の危険性があるとして被害が大きい竹の伐採を検討している。

 竹林の小径は、世界遺産・天龍寺の北部一帯に広がる竹林を通る散策路。竹が風にそよぐ「笹(ささ)鳴り」や竹の間から差す木漏れ日が、日本らしい風景として名高い。

 市風致保全課によると、竹林一帯のほぼ半分の約2.3ヘクタールが市有地で、竹は推計約7千本。市が10月6日、市有地を調査し、約350本でナイフか鍵のようなもので刻まれた落書きを確認した。大半がアルファベットで、カタカナ、漢字、ハングルとみられる文字もごく一部あったという。

 現場一帯は、古都保存法に基づく小倉山歴史的風土特別保存地区にあたり、日常の維持管理の範疇(はんちゅう)を超える木や竹の伐採は原則として認められていない。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【朝日新聞デジタル速報席さんの投稿】

引用元 
https://www.asahi.com/articles/ASTB925BPTB9PLZB006M.html?ref=tw_asahicom
画像出典:日比野容子撮影

みんなのコメント

  • 低能な観光客をこれ以上入れる 必要あるか?コロナ化で人が来なくて 地元の人や日本人の観光客に 助けられたの忘れたのか? 今や日本人も少なくなって 歴史の勉強もできやしない
  • さあ、京都市長さん! 甘い観光市政はやめてください。 さもなくば、1m置きに落書き禁止と多言語でハッキリ表示しておくれやすうー。
  • もうつらい。京都を壊さないで。外国人来ないで。昔の僕は外国人にめっちゃ優しくしてだけど、これからは自身がありません。
  • しょうもない落書きすんじゃねえ!
  • 早く日本の経済を再興して、経済障壁を設ける事で観光客の量ではなく質で潤う状態に戻さないと、京都の良さを維持する事がこれからどんどん厳しくなるだろうな…
  • 「心なき人々傷ものされた」として京都駅などで伐採したものをさらすのがよろしいかと
  • こういう被害が急増しているにも関わらず、小泉進次郎は年間6000万人の観光客を入れるとか・・・バカだよな・・・

japannewsnavi編集部の見解

京都・嵐山「竹林の小径」で再び落書き被害 観光の光と影

京都を象徴する観光地のひとつ、嵐山の「竹林の小径(こみち)」で、再び落書きの被害が増加している。京都市の調査では、市有地内の約350本の竹にナイフや鍵のようなもので刻まれた文字が確認された。コロナ禍で一時的に減少していた被害が、観光客の回復とともに急増しているのだという。市は倒竹の危険性も考慮し、傷の深い竹の伐採を検討している。

竹林の小径は、世界遺産・天龍寺の北部に広がる約2.3ヘクタールのエリアにあり、竹が風にそよぐ音や木漏れ日が幻想的な雰囲気を醸し出す。国内外から多くの観光客が訪れるが、その美しさの裏で、マナーの欠如が深刻な問題となっている。市風致保全課によると、落書きの多くはアルファベットで、カタカナや漢字、ハングルも一部に見られる。竹は一度傷をつけられると修復が難しく、時間が経つとその部分から枯れてしまう可能性もあるという。

現場の関係者は、応急処置として緑色の養生テープを貼っているが、「景観を損なう」との声もあり、根本的な解決には至っていない。嵐山商店街の石川恵介会長は「嵐山を訪れた思い出は竹に刻むのではなく、心に刻んでほしい」と語る。だが、SNS上では「それでも落書きをする観光客が後を絶たない」との嘆きも広がっている。

再び増える観光被害 問われる観光の“質”

地元関係者によれば、コロナ禍で観光客が減った時期には、落書き被害もほぼ見られなくなっていた。しかし、2024年以降の訪日観光の急回復に伴い、マナー違反が再燃。今年の春頃から目立ち始め、夏に入ると一気に増えたという。

落書きは単なる「いたずら」ではなく、文化財に近い自然景観を損なう行為だ。竹林の小径は古都保存法により保護されており、伐採にも厳しい制限がある。そのため、被害が増えるほど景観維持が難しくなるという悪循環に陥っている。

SNSでは、「これだけ世界的な観光地なのに、なぜマナーが守れないのか」「観光客の量より質を考えるべき」といった意見が多く見られる。特に「低能な観光客をこれ以上入れる必要あるのか」「コロナの時は日本人が地元を支えたのに、今はマナーも知らない外国人ばかり」という辛辣な声もある。経済回復の名のもとに観光を拡大してきたが、地域の人々からは「京都の静けさが失われた」との嘆きも聞こえる。

一方で、観光業に携わる人々は「外国人だけが悪いわけではない。日本人観光客の中にも平気で竹に名前を刻む人がいる」と複雑な思いを語る。文化財や自然を守る意識が社会全体で薄れていることが、問題の根底にあると言えるだろう。

京都の美を守るために必要なこと

竹林の落書き問題は、単なる観光マナーの問題にとどまらない。日本の伝統と文化をどのように守り、次世代へ継承していくかという課題でもある。京都府立植物園の担当者は「竹は生命力が強いようでいて、傷つけられると一気に弱る。修復は不可能に近い」と話す。つまり、一度の落書きで何十年も育った竹が失われるということだ。

コメント欄には、「早く経済を再興し、観光客の“量より質”で潤う社会をつくるべき」「マナー教育を徹底しないと京都の良さが失われてしまう」といった意見も見られた。観光は地域経済を支える柱であると同時に、その土地の文化や景観を壊すリスクも抱えている。

訪れる人のモラルに頼るだけでは限界がある。罰則の強化や監視体制の整備も必要だろう。しかしそれ以上に、訪れる人一人ひとりが「自分もこの景色を守る一員だ」という意識を持つことが大切だ。

竹林に刻まれた無数の文字は、観光の光と影を映し出す鏡のようでもある。誰もが心に刻むだけで満足できるような観光地であり続けるために、今こそ真剣な議論と行動が求められている。

執筆:japannewsnavi編集部

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