【カザフスタン「誘拐結婚」を禁止】 ーYahoo!

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記事によると…

カザフ、女性をさらってきて結婚する「誘拐婚」と強制結婚を禁止

【AFP=時事】中央アジアのカザフスタンは16日、強制結婚と女性をさらってきて結婚する「誘拐結婚(誘拐婚)」を禁止する法律を施行した。女性の権利への関心が高まっているにもかかわらず、こうした慣習は依然として根強く残っている。 【写真】キルギスの「誘拐婚」 女子医学生刺殺事件で批判高まる

カザフスタン警察は声明で、強制結婚をした者には10年以下の禁錮刑を科されるとして、「法改正は強制結婚を防止し、特に女性や少女といった社会的弱者を保護することを目的としている」と説明した。 誘拐婚も違法化された。 警察は「法改正前は被害者を自発的に解放した者が刑事責任を免れる可能性があったが、今後はそうした可能性が排除される」と述べた。 全国における強制結婚に関する信頼できる統計はなく、これまで刑法にも強制結婚を禁止する規定はなかった。 カザフスタンのある議員は今年、強制結婚に関して過去3年間で214件の通報が警察に寄せられたと述べた。 この慣習は隣国キルギスにも存在するが、同国では法執行の不備と内部告発者への偏見により、処罰されることはほとんどない。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/dee8d53dc017eeda56343b29ec1606611b607ae5

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みんなのコメント

  • こういう習慣を当たり前だと思っている人たちが日本に移民としてくることは到底受け入れられない。これは文化の違いを受け入れない偏狭なethnocentricityじゃなくて、犯罪性向を持った外国人をわが国に入国させてはならないという出入国管理および難民認定法の適切な運用というレベルの話です。
  • 誘拐婚…本当の連れ去りなら、禁止は当然でしょうけど、万一にも、当人同士が一緒になりたいけど親類の反対にあって、駆け落ち婚も。 親類の反対にあってて、許可を得てないから、駆け落ち婚も誘拐婚に該当するのでしょうかね。 まあ。滅多にないでしょうけど。 それに、強制結婚も禁止した所で、積極的に親がやってしまう(生活のために娘……らしいですから)から、余程に厳しく監視しないと完全な撲滅には時間が掛かるだろうと思います。
  • やっとかぁ。 特集番組を見たことあるけど、しきたりと納得する子もいるけど、逃げ出す子もいる。好きな人と結婚もできないし、相手が高齢なことも
  • これまで合法だったことが恐怖ですね
  • え? 今更? 何時代?
  • 少し調べてみました。 どうやらとても強い「純潔観念」という考え方が深く関わっているようです。 女性が誘拐されると「純潔を失った」と世間から見られてしまうそうです。 そのため、もし家に戻ってきても「傷もの」と思われて、世間の男性から結婚相手として敬遠されることが多いのだとか。 さらに、娘を取り戻したとしても。 「誘拐されるようなだらしない親」と思われてしまうのを避けるため、あえて何も行動しない家族も多いそうです。 結果的に、ある意味「やったもん勝ち」という状況になってしまうこともあるのだと知りました。 また、全く面識のない相手に誘拐されるケース以外によ、もともと交際していた相手に誘拐されることもあるようです。 これは、誘拐という形をとることで正規の結婚のしきたり(挨拶や結納、式典など)を省略でき、平たく言えば「お金をかけずに済むから」という理由もあるそうです
  • 以前テレビのドキュメンタリーで、誘拐婚を見たことがある。映像はすでにさらわれてきた直後。首謀者の男の家で、泣いて嫌がる若い女の子を、男の親族が5人くらいで囲み、 結婚を説得していた。 で、そのうち女の子の母親もきて、首謀者の男の母親とともに結婚の説得をはじめ、最後は女の子が笑顔で受け入れ、親戚一同めでたしめでたしみたいな感じでお祝いしていた。 泣きじゃくる女の子を囲んで説得する場面も恐ろしかったが、実の母親が賛同し、女の子が最後笑顔になった(させられた)ところに本当の闇の深さを感じた
  • そもそも誘拐婚や強制結婚を法律で禁止する必要があること自体に驚きを感じる。日本人の感覚では、女性の意思を無視した結婚など論外であり、当然禁止されるべき行為だからだ。 しかし、国が違えば文化や風習、歴史的背景により「当たり前」の基準が大きく異なることを理解する必要がある。カザフスタンでは「伝統」として根付いていた慣習が、ようやく法的に禁止されたのが現実だ。 男尊女卑の意識は世界中で根深く存在している。理性では女性の権利を尊重すべきと分かっていても、長年培われた価値観や本能的な部分では完全に払拭できていない面もあるだろう。この法改正が真の意識改革につながるかは、今後の社会の取り組み次第だが、少なくとも法的な一歩を踏み出したことは評価したい。
  • 以前テレビで見たが、誘拐婚で結婚したという女性が年を取って平気で「私も幸せになった。だからうちの息子も誘拐婚が一番いい」と言っていた。自分がどれほど怖かったかを忘れたような顔をして新しい生贄を探す、その姿は洗脳されているとしかいいようがなく、怖い。この負の連鎖はどこかで完全に断ち切らないと。

japannewsnavi編集部の見解

カザフスタンで「誘拐婚」と強制結婚を禁止

カザフスタンがこのたび実施した「誘拐婚」と強制結婚の禁止は、非常に大きな意味を持ちます。長年、中央アジアに残ってきた慣習は、国際的な視点から見れば女性の人権を著しく侵害する行為に他なりません。女性を拉致して無理やり結婚を迫るという行為は、個人の自由を完全に踏みにじるものであり、社会的にも許されるべきではないものです。特に、花嫁候補の女性が親族により説得され、抵抗する間もなく結婚を強いられる実態は、多くの人権団体によって長年問題視されてきました。今回の法改正は、こうした声がようやく法制度に反映された形だといえるでしょう。

しかし、問題は法律ができたことだけでは解決できません。これまで「伝統」として行われてきた行為は、法律で禁止されてもなお、隠れて続けられる可能性があるからです。実際に、女性たちは恐怖心や社会的圧力から告発することすら難しい状況に置かれてきました。つまり、法の施行と同時に、社会の意識改革や教育、そして実効性のある監視体制が求められます。カザフスタン政府が本気でこの慣習を根絶しようとするなら、地域社会に根差した徹底的な啓発活動が不可欠です。

誘拐婚の背景と社会的課題

誘拐婚は、男性が好意を寄せる女性を拉致し、そのまま婚姻関係を結ばせるという形を取りますが、必ずしも女性の同意があるわけではありません。研究者の調査によれば、連れ去られた女性は家に着くとスカーフを巻かれ、祝宴が始まり、花婿側の親類から同意を迫られるのが一般的でした。ここで女性が拒絶の意思を示すことは極めて難しく、社会的に「恥」とされる風潮もあいまって、泣き寝入りせざるを得なかったというのです。

この慣習の恐ろしい点は、女性にとって人生を左右する大きな選択が本人の自由意思なしに奪われることです。結婚後、家庭内での支配や暴力につながるケースも少なくなく、精神的に追い詰められた末に自殺する事例まで報告されています。これが人権問題として強く批判されるのは当然です。

一方で、コメントの中には「駆け落ち婚まで誘拐婚に含まれるのではないか」という懸念もあります。確かに、当人同士が望んで一緒になろうとしても、親族の同意が得られずに「誘拐」とみなされる可能性があるなら、それはまた別の問題を生みかねません。法の線引きは極めて重要であり、カザフスタン当局が今後どのように運用していくのか注視する必要があります。

また、背景には経済的な事情もあります。娘を結婚させることで家計を助けようとする親がいる以上、貧困問題が解決されない限り強制結婚の温床はなくならないでしょう。つまり、この問題は単なる法律だけでなく、社会経済全体の改善が不可欠だと考えられます。

日本への視点と移民問題

日本に暮らす我々にとっても、このニュースは無関係ではありません。コメントには「こうした価値観を持つ人々を日本に受け入れるのは到底無理だ」という意見がありました。これは文化の違いを否定する狭量さではなく、犯罪性を孕んだ行為を絶対に国内で容認してはならない、という安全保障的な観点からの意見です。日本には出入国管理および難民認定法がありますが、こうした法律が適切に運用されなければ、文化の名を借りた人権侵害が持ち込まれる危険性は否定できません。

「郷に入っては郷に従え」という言葉が示すように、日本で暮らすのであれば日本の法律と慣習を守ることが最低限の責任です。移民や難民を受け入れるにしても、その人がどのような価値観を持っているのかを確認する仕組みは不可欠だと思います。文化の違いを尊重することと、犯罪行為を許すことは全く別物です。この線引きを誤ってしまえば、日本社会に深刻な影響を及ぼしかねません。

さらに言えば、こうした習慣を根絶しようとする国際的な動きに、日本も積極的に関与すべきだと考えます。ODAや国際協力の枠組みを通じて、女性の権利を守る活動を支援することは、日本が果たせる重要な役割の一つです。そして同時に、国内における移民や外国人労働者の受け入れ政策も、こうした国際的な人権基準と整合性を保つことが必要でしょう。

結局のところ、カザフスタンの法改正は第一歩に過ぎません。現実に慣習を断ち切り、女性の自由と尊厳を守るには、法律、教育、経済のすべてが一体となった取り組みが必要です。そして日本もまた、この問題を遠い国の出来事として片付けるのではなく、移民政策や国際協力のあり方を考える契機にすべきでしょう。

執筆::japannewsnavi編集部

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