「法律がなければ、ぶっ殺してやるよ」 クルド人に向けられるヘイトが、参院選後エスカレートしている [東京新聞]

Spread the love

東京新聞の記事によると…

「法律がなければ、ぶっ殺してやるよ」 クルド人に向けられるヘイトが、参院選後エスカレートしている

 参政党や自民党などが外国人への規制強化を競うように掲げた7月の参院選を経て、トルコの少数民族クルド人への中傷が激しくなっている。埼玉県川口市ではクルド人の小学生が、日本人男性に暴力をふるわれたとみられることが分かった。専門家は「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」の可能性を指摘し、状況の悪化に懸念を深める。現場を取材した。(池尾伸一、森本智之)

◆白髪交じりの男性が、親子に近づいてきて

 8月28日夕、埼玉県川口市内の公園。白髪交じりの壮年風の男がクルド人の父(35)と小学5年の次男に迫ってくる。

 「近くに来ないでよ。この前、子ども殴ったでしょ」。父親が何度も声を掛けるが男は足を止めない。

 「殴っちゃいねえよ。肘で突いただけだよ」

近づいてくる男性(左)、殴る身ぶりをする男性(右)=父親がスマホで撮影した動画から

 「俺は殴ることはしてねえ、おまえらみたいにばかじゃないから」。男は人さし指を自分の頭に向けくるくると回しながら怒声を上げる。「本当にムカつくやつらだ」。そして言った。

 「法律がなければ、おまえらなんかぶっ殺してやるよ」

 東京新聞は父親がスマホで撮影した5分ほどの動画を入手した。

[全文は引用元へ…]2025年9月14日

要約

・川口市でクルド人の父子が日本人男性に暴力や脅迫を受けた
・男性は「殴っちゃいねえよ。肘で突いただけだよ」「法律がなければ、おまえらなんかぶっ殺してやるよ」と発言
・子どもは恐怖で外出できず、夜中に「男が殺しに来た」と叫ぶこともある
・父親は「息子は心に傷を負った。きちんと捜査してほしい」と訴えている
・専門家は「人種差別による暴行、ヘイトクライムの可能性がある」と指摘
・背景には「不法滞在者ゼロプラン」や参院選での外国人規制強化がある
・新宿区では「クルド人に死を」との落書きも確認され、差別が拡大している

以下,Xより

【池尾伸一(東京新聞編集委員)さんの投稿】

引用元 https://www.tokyo-np.co.jp/article/435685

最新記事

みんなのコメント

  • 非行クルド人、不法残留クルド人に対する川口市住民の恐怖や怒りは正当なものです。彼らに対して出ていけと要求するのはヘイトではない。 たとえ暴行が事実だとしても非難されるのは行き過ぎた行為にとどまる。 クルド人は出ていけとの言論と暴行をゴチャ混ぜにした、東京新聞らしい粗雑な記事ですね。
  • しょうがない クルド人の行動がこういう日本人を産んだ 自業自得 いやなら、祖国へお帰りください それが身を守るために最善の策です
  • 貴女のそういう発言が、新聞という物の信頼度落としてると気付いて下さい。 その日本人男性とは、誰を指して言ってるのかは想像つきますが、その話を両者の立場から確認してないでしょ? また日本人はクルド青年の起こした交通死亡事故により、一人死亡、一人意識不明の重体と、実際に殺されてます。 そういった事に触れず、一方の話だけで、印象操作するのはやめて頂きたい。 地域住民として非常に迷惑です
  • 新聞社ならば証拠を示せ。逮捕されたのか? いくら東京新聞でも捏造して事実と誤認させるのは卑怯だよ。
  • 今までの東京新聞の活動からこれもどうせチマチョゴリ切り付けと同じ自作自演じゃね?って思ってしまってる
  • ヘイトがないトルコに帰れば問題解決
  • 東京新聞の記者って、タワマン買えるくらいに儲かっているんだよね。 そんな人達が、一般市民の感情なんて理解でき無いよね。
  • なんだ、ソースは東京新聞か。 他社ソースが出てきたら真面目に議論しましょう
  • クルド人が日本に罵詈雑言ヘイト浴びせるのはスルーのくせに、クルド人が何か言われるとすぐ記事にする東京新聞
  • 経緯も調べるべきでは?
  • ですよね!日本人が殺されても日本人の女性が犯されても、 被害者側の日本人をヘイトする頭がおかしい団体と支援するメディアは、 反社と同じ危険な奴らですよね
  • 東京新聞か、、、、 誰が買ってるんだろ、、、、 そして、どこからお金を貰ってるんだろ?
  • 何で最近この記事ばっかり流れてくるんだろう
  • なぜこの男の顔を隠す? なぜ訴えない? 身元が判明したら不都合?罪に問うのは不都合なのか? 実害も精神的にも影響を及ぼしているんだろう?
  • みんな熱くならないで… だって東京新聞だもの
  • 東京新聞wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wが多いほど対象のIQは低くなります
  • 思うんだが何かを禁止するには見返りを用意すべきだと思うんだ
  • そこまでに何があったかを考える必要があると思います。何もなければその様なことには基本的に発展しません
  • 状況が分からないから、なんとも言えない。 双方から話しを聞いて下さい

japannewsnavi編集部の見解

川口市で起きたクルド人親子への暴力と社会の反応

埼玉県川口市でクルド人の父親と小学生の息子が日本人男性から暴力や脅迫を受けたとされる事件が注目されています。父親が撮影した動画には「法律がなければ、ぶっ殺してやるよ」といった発言が残されており、社会に大きな衝撃を与えました。以前から同じ男性による接触があり、子どもが押されて地面に倒れたり肘で突かれたりしたといいます。次男は恐怖で外出できなくなり、夜中に叫び声を上げることもあると父親は話しています。父親は「息子は心に深い傷を負った。きちんと捜査してほしい」と訴えています。

この件について専門家は、単なる口論ではなく人種差別に基づく暴行、いわゆるヘイトクライムである可能性を指摘しています。クルド人への中傷は以前からありましたが、暴力にまで発展する事例はあまり報告されてきませんでした。その意味で今回の事件は深刻な局面を示していると言えます。また、新宿区の工事現場で「クルド人に死を」といった落書きが発見された事例もあり、社会に広がる差別意識が目に見える形で現れています。

一方で政治の動きが背景にあると指摘する声もあります。今年7月の参議院選挙では、自民党や参政党などが外国人規制の強化を前面に打ち出しました。さらに政府が「不法滞在者ゼロプラン」を掲げたことで、外国人が社会の不安要因であるかのような印象が広がったとみられています。これらが一部の人々に誤った正当性を与え、ヘイトスピーチや行動を助長しているのではないかという懸念が強まっています。ヘイトを放置すると過激な言動が連鎖的に広がる「憎悪のピラミッド理論」が知られており、過去の歴史がその危険性を証明しています。

市民のコメントと日本社会の不信感

今回の事件に関連して、多くの市民がさまざまな意見を寄せています。その中には「みられる」という表現が報道に使われていることへの疑問の声もあります。つまり「暴行を受けたとみられる」といった書き方では、事実が確定していない印象を与え、加害の有無が曖昧になるという指摘です。被害を受けた子どもや家族にとっては現実に起きた出来事であるため、その伝え方に不信を持つ読者も少なくありません。

また、「女子中学生が性被害に遭ったときにも同じように報道したのか」という声や、「クルド人が日本人に被害を与えた事件は報じられないのか」という意見もあります。実際、外国人による犯罪が不起訴になったケースに対する不満を訴える人もおり、日本社会における外国人と治安の問題への関心が高まっていることがうかがえます。「これだから信用できない」という強い言葉には、報道の偏りを感じ取っている人々の不安が表れています。

一方で、こうしたコメントの中には単なる感情的な反発ではなく、報道姿勢そのものへの疑問や改善を求める声もあります。被害が外国人によるものか、日本人によるものかにかかわらず、報道は公平であるべきだという意見です。特に子どもや女性といった弱者が被害に遭った事件については、国籍を問わずしっかりと扱う必要があるという主張が多く見られました。社会の分断を避けるためには、報道機関の姿勢も問われることになります。

今後求められる姿勢と課題

今回の事件は、単に一人の男性と一組の親子の間で起きた出来事として片づけることはできません。外国人に対する不信や嫌悪が背景にある以上、社会全体が直面する課題を象徴しているからです。専門家が指摘するように、政治家の発言や政策が社会の雰囲気を左右しやすいことも事実です。国や自治体が「ヘイトは許さない」という明確な姿勢を示すことは不可欠であり、それを怠れば憎悪が日常生活に広がり、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。

ただし一方で、市民から寄せられる意見にあるように、報道が偏っているのではないかという不満も無視できません。外国人が日本人に加えた被害が十分に伝えられていないと感じる人が多く、そのことが不信感を増幅させています。公平な報道が求められているのは言うまでもなく、それが実現されることで初めて社会全体の信頼が保たれるでしょう。外国人による犯罪も日本人による差別行為も、同じく問題として取り上げられる必要があります。

今回の川口市での出来事が示すのは、子どもを含む家族が日常生活に恐怖を抱くような状況が実際に存在するという事実です。その背景にある社会の分断を乗り越えるためには、政治や行政、メディア、そして市民一人ひとりが現実を直視し、冷静な議論を続けることが必要です。移民政策や治安の問題は国の根幹に関わるテーマであり、簡単な解決は望めません。しかし、偏見や憎悪に基づく言動を放置せず、正確な情報と公平な視点を大切にすることこそが、社会の健全さを守る第一歩になるはずです。

執筆::japannewsnavi編集部

コメント

コメントする

CAPTCHA


  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る
  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る