「祈りの朝」極まる混乱 警察が活動家を強制排除 機動隊員ともみ合いに 原爆投下80年 [産経新聞/動画]

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産経新聞の記事によると…

「祈りの朝」極まる混乱 警察が活動家を強制排除 機動隊員ともみ合いに 原爆投下80年

広島は6日、米軍による原爆投下から80年の「原爆の日」を迎えた。早朝、安全対策の一環で原爆ドームを含む平和記念公園(広島市中区)全体で入場規制が始まったが、前夜から座り込みを続けた活動家らが移動を拒んだため、警察の機動隊員が強制排除に乗り出す事態に発展した。市によると、規制に従わない活動家らの排除は初。

(略)

市による再三の警告にも応じず、市は県警に排除を要請。県警が市に対する業務妨害行為に当たると通告した上で機動隊員を突入させ、午前6時ごろまでにメンバーら10人程度を園外へ出した。

メンバーら数百人は拡声器を使って「排除を止めろ!」「暴力的な弾圧を許さないぞ!」などと猛反発。機動隊員ともみ合うなどし、現場は騒然とした。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250806-E3P6VUL5MVIJHA2STGUYXHF6ME/

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japannewsnavi編集部の見解

原爆投下から八十年、混乱の「祈りの朝」

広島が原爆投下から八十年を迎えた八月六日、平和記念公園では祈りの時間が混乱に包まれました。市は安全対策の一環として早朝から入場規制を行いましたが、前夜から座り込みを続けていた一部の活動家が移動を拒否し、警察の機動隊による強制排除にまで発展しました。現場では拡声器を使った抗議や機動隊員とのもみ合いが続き、厳かな式典の雰囲気が損なわれる事態となりました。

この「八・六ヒロシマ大行動実行委員会」のメンバーらは「改憲戦争阻止」といったプラカードを掲げ、平和を訴えると称していましたが、その行為は明らかに鎮魂の場の趣旨を逸脱していました。公安当局によれば、参加者の中には過激派組織の関係者も含まれていたとのことです。私自身、犠牲者を追悼する場でこのような騒動が起きたことに深い失望を覚えました。

本来、原爆の日は被爆者や犠牲となった方々の冥福を祈り、平和を誓う時間です。にもかかわらず、私利私欲に基づいた政治的主張が持ち込まれることで、本来の意味がねじ曲げられてしまったように感じられます。祈りをささげたいと訪れた市民や遺族が心静かに手を合わせることすら難しくなった光景は、あまりにも残念でなりません。

平和記念公園の意味を取り戻すために

広島市が昨年から導入した入場規制は、過去に発生した中核派活動家による暴行事件を受けて始まったものです。午前五時以降、手荷物検査を終えた人のみが入場できる仕組みは、犠牲者を追悼するための環境を守る上で必要な措置だと私は考えます。

今回の強制排除は、市が度重なる警告にも応じなかった活動家らに対してやむを得ず行われたものであり、決して暴力による弾圧ではありません。むしろ、混乱を避け、平和記念公園を本来の目的に沿った場に保つための正当な対応でした。

それでも活動家たちは「排除を止めろ」「暴力的な弾圧を許さない」と声を張り上げ、式典の空気を壊しました。その姿を見ながら、私は心から「なぜこの人たちは、静かに祈る時間を邪魔するのか」と疑問を抱かずにはいられませんでした。鎮魂の場で政治的な主張を押し通すことは、被爆者やその遺族を侮辱する行為に等しいと感じます。

多くの市民が望むのは、平和を願い、犠牲者を悼む静謐な時間です。その思いを踏みにじるような行動は、広島という土地が持つ重みを理解していない証拠でしょう。今こそ、平和記念公園を「活動の場」ではなく「祈りの場」として守り抜く決意が求められています。

祈りの心を未来につなぐために

私は今回の混乱を目の当たりにし、祈りの心を次の世代にどう伝えていくかを強く考えさせられました。原爆の日は単なる歴史的記念日ではなく、今を生きる私たちが平和の尊さを胸に刻む大切な機会です。しかし、その静かな時間が妨げられると、若い世代に伝えるべきメッセージまでかき消されかねません。

「祈らせてあげてくださいよ」という市民の切実な声が、今回の出来事を象徴しているように思います。平和を守るためには、声を荒らげることよりも、犠牲となった方々の霊に恥じない行動をとることが第一歩です。

これからも広島の地で原爆の日を迎えるたびに、私たちは犠牲者に手を合わせ、静かに平和を願う時間を共有していくべきです。そして、その場を乱す行為に対しては毅然とした対応をとり、平和記念公園の尊厳を守り続けなければなりません。

祈りの朝は、本来ならば混乱ではなく希望を象徴するものであるべきです。私たちは静かな祈りを通じて、二度と同じ悲劇を繰り返さない決意を固め、未来に引き継いでいかなければならないのです。

執筆:japannewsnavi編集部

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