世良公則「25万票で落選」ラサール石井「17万票で当選」の“不可解”SNSで巻き起こる「比例代表選挙」への疑問 [SmartFLASH]

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SmartFLASHの記事によると…

世良公則「25万票で落選」ラサール石井「17万票で当選」の“不可解”SNSで巻き起こる「比例代表選挙」への疑問

(略)

 世良氏は無所属ながら25万票を獲得したものの、7位で選挙戦を終えました。出馬表明をしたのが公示日である7月3日の直前、7月1日でしたので、知名度はありますが準備期間が少なかったこと、後ろ盾になる組織がなかったことなどが結果に影響したようです。

 ラサール石井氏は、公職選挙法上の政党要件である『所属国会議員5人以上』あるいは『直近の衆院選または参院選で有効投票総数の2%以上の得票』を満たせないという危機感が広がっていた、社民党の福島瑞穂党首が、支持拡大のために出馬を要請しました。

 石井氏は開票率99%の時点で16万票を獲得、政党名での獲得票が74万票だったため1議席を確保、朝4時に石井氏に当確が打たれました。その後の報道では、最終的には17万票を獲得。政党要件を満たす2%の得票も満たしたという情報です」(政治担当記者)

 この「17万票で当選、25万票で落選」という現実に、SNSでは「選挙制度の不可解さ」を指摘する声が相次いでいる。

「世良氏は選挙区選で落選し、石井氏は比例代表で当選しました。比例代表は、選挙区での当選が難しい少数政党に配慮するため設けられました。政党名または個人名で投票し、合算した得票数に応じて各党へ議席が配分され、原則的には個人名で多く獲得した候補者が当選となります。そのため、単純に得票数だけを見ると、今回の2人のような“不可解現象”が起きてしまうのです」(同前)

 Xにも

《12万票で当選したラサール石井さん 25万票で当選出来なかった世良公則さん》

《ラサール石井→当選 世良公則→落選 この差は、なぜ》

《世良公則氏が25万票で落選 これで民意の選挙と言えるのでしょうか?》

《ラサール石井さん 北村晴男さん それぞれ当選も 世良公則さん 落選 比例選挙区って、意味あるの?と感じる》

 など、モヤモヤする意見がポストされていた。

[全文は引用元へ…]2025.07.21

以下,Xより

【フィフィさんの投稿】

引用元 https://smart-flash.jp/sociopolitics/357023/1/1/

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みんなのコメント

  • 日本に必要ないい政治家が落選し、裏金議員や不倫議員、中国帰化人、ニ重国籍、タレント議員などが当選する残念な結果でした。二階のバカ息子と武見敬三が落選したのはよかったです
  • 選挙区の人口の違い?もし 広島選挙区で立候補していれば当選してたかも?
  • 世良公則さん、応援してました。 ラサール石井…よく当選出来たと不思議です
  • 次、頑張ってください\(*⌒0⌒)♪
  • 比例代表選挙は二つの構成にしたら? 一つは現在の方式 もう一つは政党を問わず個人名で投票数の多い人 後者については比例当選者の10~20%とする。 そうすれば今回のような矛盾は起こらず 本当に国の為になる人材を登用出来るのでは?
  • 明らかに国民はラサールではなく世良さんを国政におくりたかったはず
  • 世良さんがこのことを問題提起してくれたことによって、たくさんの人が選挙制度に疑問をもってくれると嬉しいです
  • 東京の雨龍さんも23万票以上でしたけどね…
  • それを言うなら、NHK党、浜田聡さん 33万票超でも落選 国会議員の中で一番働いた人 質問主意書提出件数 ナンバーワン
  • 世良さんの25万票は自分の褌 ラサール石井の17万票は他人の褌
  • 弁護士軍団が恒例の「一票の格差ガー」やってるそうだけど、こっちの方で訴訟起こしてほしい
  • 本当、比例代表なんて要らないでしょ。 選挙で支持もされていない比例出身の議員が、やたらと偉そうな事吐かすからな。 レンポーとか
  • 世良公則、雨龍より票を獲得とは素晴らしかった。さすがのネームバリュー。 逆に言うと平野雨龍の票がすごすぎる結果に。 そして比例で落選格闘家2人は、まさに負け試合を何のためにしたのか、誰のためにしたのか、 2人の格闘家は好きだっただけに政党選びが残念だ 格闘家はもっと信念を持ってほしい
  • 比例代表と言うかドント方式の問題。 少数政党になればなるほど、厳しくなる方式だから
  • これは絶対説明がいる

japannewsnavi編集部の見解

25万票で落選、17万票で当選…比例代表制の“壁”に感じた違和感

今回の参議院選挙で、私はひときわ強く印象に残った当落があった。それは、世良公則氏が25万票を獲得して落選し、ラサール石井氏が17万票で当選したという結果だ。SNSでも大きな話題になっているが、正直に言って、これが「民意を反映した選挙」と言えるのか、かなり疑問に感じた。

選挙というのは、国民の意思を直接政治に届ける貴重な機会である。だからこそ、1票の重み、そして票数の積み重ねが結果に反映されてこそ、制度に対する信頼が保たれる。だが、今回のように得票数が多かった候補者が落選し、少ない候補者が当選するというケースを見ると、どうしてもその信頼が揺らいでしまう。

もちろん、今回のケースは「選挙区選挙」と「比例代表制」の違いによるものだ。世良氏は大阪選挙区で無所属として出馬し、25万票を獲得したが、大阪は定員4名の大激戦区で、維新や公明、参政など強い組織力を持つ政党がひしめいていた。しかも、出馬表明が公示直前だったため、十分な準備期間もなく、結果的には7位で落選してしまった。

一方、ラサール石井氏は社民党の比例代表で立候補し、17万票を獲得して当選している。比例は政党の総得票数によって議席が配分される仕組みで、今回は社民党が74万票を集めたため、1議席を獲得。その中で最も多く個人票を集めた石井氏が、議席を得た形だ。制度上は何の問題もない。

だが、「制度上問題ない」としても、それが「納得できる仕組みかどうか」は別の話である。私も含め、多くの有権者は、「誰がどれだけ票を取ったか」で当落が決まるという直感的な感覚を持っている。実際に、浜田聡氏が33万票を得ながらも落選し、石井氏が17万票で当選するという事実を並べると、「この制度はおかしいのではないか」と感じてしまうのも無理はない。


比例代表制の役割と限界

比例代表制には、それなりの意義があることも理解している。少数政党や地域に偏らない意見が国会に届くように設計された制度であり、民意の多様性を反映させる上では重要な仕組みだ。仮に比例代表がなければ、全国的な支持はあっても地域ごとの票で不利になりやすい政党や候補者は、議席を得ることすらできない。

ただし、現実にはこの制度が“歪み”を生んでしまっている面もある。たとえば、有名人が政党の看板として比例枠に出て、名前で大量の票を集める一方で、実際の政策議論には消極的というケースもあった。今回のように、「有名である」ことが実質的な当選要件になってしまうような傾向が見え始めると、それこそ本来の制度趣旨が形骸化してしまう。

しかも、比例代表制は政党に所属していないと出馬できないため、無所属の候補者は排除される構造にもなっている。これは、ある意味で「政党政治」の維持にはつながるかもしれないが、個人の政治参加や草の根運動を軽視する要因にもなりかねない。事実、今回の世良氏のように、強い想いを持って個人で挑戦した候補者が、数十万票を集めても議席を得られないという現実には、大きな壁を感じた。


制度の見直しと有権者の役割

私は制度そのものを完全に否定するつもりはないが、少なくとも今のままでは「民意との乖離」を感じる人が増えていくだけだと思う。「選挙区選」と「比例代表選」が混在する現在の仕組みが、国民にとってどれだけ理解しやすく、納得できるものかを、政治家や制度設計者にはもっと真剣に考えてほしい。

かつて存在した全国区制度の復活を望む声も一部にはある。有名人が有利という批判もあったが、今の比例制度でも結果的に同じことが起きている。むしろ、全国区のほうが票と議席がよりストレートに結びついていた分、納得感はあったという声もある。

私たち有権者も、制度の仕組みを知り、投票行動に責任を持つ必要がある。制度に不満を抱くだけでなく、その背景を理解し、自分がどのように政治に関わっていくかを真剣に考えるべきだろう。そして、選挙があるたびに「またモヤモヤする結果だった」と感じるのではなく、「自分の1票が意味を持った」と感じられる選挙をつくっていく。それが、本来あるべき民主主義の姿だと思う。

執筆:japannewsnavi編集部

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