【南極で中国観測施設が倒壊】通告なしに昭和基地近く設置 がれき飛散で現地撤収か

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FNNプライムオンラインによると…

【独自】南極で中国の観測施設が倒壊…昭和基地周辺に通告なしに設置 建物のがれき飛散…状況伝え中国側が現地で撤収作業か

2025年6月25日 水曜 午前6:32

日本の南極観測活動の拠点、昭和基地周辺に通告なしに設置された中国の赤いドーム状の観測施設が倒壊していることがFNNの取材で明らかになりました。

(略)

2025年に日本に帰還した第66次南極地域観測隊が、ドーム状の建物がつぶれた状態で倒壊しているのを確認したということです。

倒壊の原因は分かっていませんが、ブリザードなど現地の気象状況などにより自然につぶれたとみられています。

周辺には建物のがれきが飛散していることから、日本は中国にこの状況を伝え、中国側が現地で撤収作業を行うものとみられています。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.fnn.jp/articles/-/892133

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みんなのコメント

  • ┐(´д`)┌ヤレヤレクオリティの低さ
  • 中国製だからしょうがない。すぐ返品申請して新しいものと交換しよう。
  • 驚かないね😑チャイナクオリティだからな😑
  • 手抜きか笑
  • TVでも耳にしましたが「通告無しに」の部分の説明がなく消化不良です。観測施設設置に関してどの様な取り決めがあるのでしょうか?詳しい方、ご説明願えませんか?
  • 物体Xを発掘して、全滅したんじゃないの? 犬が逃げて来たりして・・・怖い😱
  • そこくらい手抜きせず工事やろうよ(´・ω・`)
  • だからChina qualityなんだよっw
  • 東シナ海ガス田の櫓の設置、部位の設置と同じ 各国が条約を結んで観測を行ってる 中国は地球の癌でしかない 癌は周りの良細胞を癌化する 条約を守れない国、中国 南極も自国の物と主張しだすかも 中国と約束ごとをしても守ることは無い
  • 2年しか持たなかったんか
  • 中華品質?
  • これガレキが飛散してる状態ってことは、建築材とか物資が飛ばされて回収出来ない可能性あるのでは………
  • 安定の……
  • チャイナクオリティ
  • ドーム型って、一般的には堅牢と言われているのに、それでも倒壊するとは… 逆にスゴイw
  • 対して[日本]は?
  • 仕様です。
  • すぐに現地に行こうとしましたが天候が悪く遅れました。やっと到着して確認しましたが強風でほとんど飛ばされて全てを回収するのは困難と判断して諦めました。以上。 ってなったり・・。
  • 南極て国際条約で、領土主張や開発が禁止のはずなのに。勝手に建設して壊れたてことかな
  • また強度不足か。 建築向いてないんじゃないの。

japannewsnavi編集部Aの見解

無断設置という行動そのものが残した不信の痕跡

私はこのニュースを目にして、南極という地球上で最も厳しい環境の中においても、「国家間の信頼と秩序」というものが危うくなっていることを感じざるを得ませんでした。中国が日本の南極観測基地・昭和基地からおよそ20kmの地点に、事前の通告もなく赤いドーム型の観測施設を設置していたという事実自体、国際的に見れば決して小さな問題ではないと思います。

南極は、国際的な協定である「南極条約」によって領有権の主張が凍結され、軍事利用も禁じられた「科学と平和のための大陸」とされています。ゆえに、各国が事前通告や調整を行いながら観測活動を進めてきたのです。そうしたルールを無視して独自に施設を設けるということは、たとえそれが純粋な科学目的だったとしても、信頼関係を損ねるものだと私は考えます。

しかも、今回の件では施設が自然倒壊し、そのがれきが飛散していたとのことです。仮にブリザードによる倒壊が原因であったとしても、事前に通告のなかった建物の残骸が周囲の環境や安全に与える影響を考えれば、無視できるものではありません。設置も撤収も独断で行うという姿勢は、もはや「科学のための南極活動」という共通理念から逸脱しているようにすら映ります。

南極条約の理念を真に尊重しているのは誰か

私がこの出来事に対して特に感じたのは、「南極条約」という国際合意の実効性の薄れと、それに伴う各国の思惑の衝突です。中国が南極に力を入れているのは今に始まったことではなく、ここ数年で観測拠点を増やし、南極圏でのプレゼンスを強めていると言われています。その背景には、資源開発や領域影響力の拡大といった地政学的な思惑があると推測されています。

対照的に、日本の観測活動は一貫して慎重で、条約に則った透明性を重視しています。今回のように、倒壊した施設を発見し、状況を中国側に伝えるというプロセスにおいても、静かに、しかし確実に信頼の積み上げを続けてきた日本らしい姿勢が現れていたと感じました。いくら資本力や人的リソースを投入しても、国際社会における評価とは、そういった小さな積み重ねによって得られるものだと思います。

その一方で、あえて周辺国や他国に事前通告をせずに観測施設を建て、結果として撤去に至るような事態を招くようでは、「科学の名を借りた独自行動」と受け取られても仕方がないのではないでしょうか。

科学探査であれ「信義」があってこそ未来は築ける

南極という場所は、人類がまだ完全に踏みならしていない最後のフロンティアとも言われます。だからこそ、そこに携わるすべての国、すべての人々には高い倫理意識と責任が求められるべきです。自然環境は厳しく、技術や物資があっても思うように進まない。それでもその場所で、あらゆる国が協力しながら知見を積み上げる姿は、理想の国際協調の姿そのものであったはずです。

それが今、徐々に損なわれているように感じます。どこかの国が先に出ようとし、透明性を捨て、主導権を握ろうとする。今回の倒壊騒動は、まさにその象徴でした。

私は、南極という場所で起きたこの小さなニュースに、日本としての立ち位置を改めて考えさせられました。科学技術で先を行くだけではなく、ルールを守り、他国と歩調を合わせながら、静かに実績を積み上げる。そうした「信頼に根ざした外交姿勢」こそが、長い目で見れば真に評価される道ではないかと思うのです。

今回の出来事を「ただの事故」として見過ごすのではなく、国際秩序や信義を守る立場としてどう対処していくか。私はそこに日本の真価が問われているように感じました。

執筆:編集部A

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