イラン原油の90%を購入している中国 経済不況に拍車… 万事休す

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Mediumによると…

中国は中東情勢の悪化を傍観しながら、イランの原油の90%を購入している

中国はイランの石油輸出の大半を購入することでイランの経済を支えているが、戦略的に軍事的関与を避けており、不安定な中東紛争は主に米国の手に委ねられている。

過去20年間、中国の中東における存在感は著しく高まってきた。これは主に、その旺盛なエネルギー需要と経済的野心によるものだ。しかし、この地域への深い関与、特にイランの主要な経済的生命線としての関与にもかかわらず、中国は危機の際には傍観者であり続けている。

イスラエルによるイランへの軍事攻撃に続く最近の情勢悪化は、このパラドックスを如実に物語っている。中国はこうした一方的な行動を厳しく批判する一方で、自国の戦略的柔軟性を損なったり米国との対立に発展したりするような事態を避け、安全な距離を保っている。こうした抑制的な姿勢は、この地域における中国の外交的積極的行動の高まりと対比され、中国の外交政策の複雑さと、中東情勢へのアプローチに内在する矛盾を浮き彫りにしている。

中国はイスラエルの攻撃を明確に非難した。カザフスタンでの首脳会談で…

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Tokyo.Tweetさんの投稿】

引用元 https://medium.com/the-geopolitics-report/china-buys-90-of-irans-oil-while-standing-aside-as-middle-east-explodes-424a3b7f2753

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みんなのコメント

  • 石破総理が助け舟を出しそうで怖い
  • だから何するかわかんないのよ
  • ロシア産の原油に100%近く頼らざるを得ないなぁ🐱 ロシアと中国のパワーバランスが正しい方に向かう、、
  • ロシアは大喜び❗️
  • お笑 ちょっとホルムズ海峡閉鎖してもいいかなーって思っちゃった( ^ω^ )笑
  • ロシアやサウジでカバーするんじゃないの?
  • 何かやらかしそうで逆に怖い
  • 結局いろいろ裏で繋がってるからな~
  • 原油との物物交換として 核で支払いするのかな😅
  • 色々利用して詰めていくなぁ
  • [日本]やばいね、なりふり構わず何してくるかわからないね。
  • なるほど。イランの核を叩くのと同時に中国にも揺さぶってるんか。 やりますね。トランプ大統領。 戦闘が激化する前に参議院選挙が終われば良いのですが、、、
  • [中国]人が[日本]に大量入国する前に参院選で移民党を排除しないとまずいぞ
  • 地続きですよ。
  • イランをシバく事で間接的に支那もシバいるか、 だが、ホルムズ海峡を封鎖されたら [日本]も大ピンチになっちまうが [日本]から支那に石油流れるのを危惧してるのかも知れん 今の政権ならやりかねんからな
  • 当分石油もストップとなると!
  • [日本]も天然ガスとか石油とか運搬ルートを選べるようにパイプラインを共同で構築すればいいのに 海外にお金バラバくんだったら基本は抑えたいデスよね〜その意味ではコレまで何兆円もムダにしてるのかな〜?
  • ざまぁ!!www
  • なんて素晴らしい👏(笑)さぁどう動くか⁉️見ものだ❗️
  • ロシアの石油は質悪いぞ、それでも買うかな?。 軽油に精製して、自動車で普段14〜17km/ℓの燃費だったのが、ロシア産になると7km/ℓぐらいになる。石油をもとの産地のものにもどしても燃費はもとにもどらない。全然、動力性能が下がる。

japannewsnavi編集部Aの見解

イラン原油に深く依存する中国の“危うい均衡”

私は今回、中国がイラン原油の約90%を購入しているという事実を改めて知り、そこに潜む戦略的な危うさを強く感じました。イランの石油輸出の大半を担っている国が、中国であるという構図は一見すると“経済合理性”に基づいた関係に見えるかもしれません。しかし、この関係性の背後には、中東の不安定な安全保障情勢と密接に絡み合った極めて脆い構造があると考えます。

現在、イスラエルとイランの緊張は日増しに高まっており、一触即発の状態にあるとも言われています。その中で、中国がイラン経済を実質的に支えている立場にありながらも、軍事的・政治的には「傍観者」の立場を取り続けているのは、極めて戦略的かつ利己的な動きであると私は受け止めています。

経済的な恩恵は享受しながらも、地域の安定化や紛争回避のためにリスクを取る姿勢は見せない。このようなスタンスは、国際秩序において真の責任ある大国としての姿ではないと私は思います。中東が燃え上がれば、そこから最もダメージを受けるのは“石油依存国”である中国自身であるはずなのに、その火を消すどころか、安全な距離を保ちつつ状況の推移を伺っているだけに見えてしまいます。

安全保障に対する“他人任せ”の外交姿勢

中国がここ20年間で中東との関係を強化してきたのは紛れもない事実です。イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦といった国々との貿易額は飛躍的に拡大し、インフラ投資やデジタル技術の導入、原材料の輸入など、あらゆる側面で中国の影響力が浸透しています。

しかしながら、私はこの“経済的関与の拡大”に比例する形で、安全保障や平和維持のための実務的な努力が伴っていないことを、極めて無責任な姿勢だと受け止めています。

たとえば、イスラエルによるイランの軍事施設攻撃が国際社会を揺るがせたとき、中国はこれを強く非難しました。けれども、その後に具体的な和平仲介や停戦調整に乗り出すような行動は一切なく、批判だけを残して実際の対応はアメリカや欧州諸国に委ねるという形に終始していました。

私はこれを、中国の“二重外交”とも言えると思います。表では「地域の安定を望む」と発言しつつも、裏ではエネルギーを確保し、リスクは他国に押し付ける。こうした姿勢は長期的に見て信頼を損ねる要因になりかねません。

また、中国のこのような立場は、今後の国際秩序において“秩序形成者”としての能力に疑問を投げかけるものでもあると私は思います。経済だけで世界を牽引する時代はすでに終わりつつあり、いかに“責任ある行動”ができるかが国際的な評価の分かれ目となる中で、リーダーシップを示せない国は、やがて信用を失うのではないでしょうか。

中東情勢の激変が中国経済に与える破壊力

私はこのような中国の“傍観外交”が、結果として自国経済の首を絞めることになると考えています。なぜなら、現在の中国はエネルギー政策において極度の“イラン依存”状態にあるからです。

イラン原油の90%を輸入しているという事実は、それだけでリスクの高い依存構造であり、もし今後さらに中東情勢が悪化し、ホルムズ海峡の封鎖やイランの原油供給停止といった事態が現実になれば、中国経済に与える影響は計り知れません。

しかも、今の中国は不動産バブルの崩壊、若年層の高失業率、外資の撤退など、内部からの経済的圧力にも苦しんでいる状況です。そのような中で外部からのエネルギー供給に亀裂が入れば、文字通り「万事休す」となることも十分にあり得るでしょう。

だからこそ、私は中国が真の大国を目指すのであれば、地域の安定やエネルギー供給の安定化に対して、もっと積極的に行動を起こすべきだと考えています。批判するだけではなく、紛争を止めるための外交、交渉、場合によっては経済制裁や軍事的圧力も視野に入れた本格的な関与が求められるのではないでしょうか。

このまま傍観者の立場を貫くのであれば、いずれ世界からの信頼も失い、経済と外交の両輪が空回りする“空洞大国”に成り下がる可能性もあると思います。

中国が中東から何を得ようとしているのか。利だけを取り、責任を果たさない姿勢がいつまで通用するのか。私はその問いがいよいよ世界中から突きつけられ始めていると感じています。

執筆:編集部A

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