地震で倒壊したタイの建設中ビル、警察が中国国有企業の幹部など17人の逮捕状請求準備 作業員89人死亡、7人行方不明

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Record Chinaによると…

地震で倒壊したタイの建設中ビル、警察が17人の逮捕状請求準備―シンガポールメディア

タイの首都バンコクで建設中だった国家監査院(SAO)の新本部ビルが隣国ミャンマーの大地震の影響で倒壊した問題で、バンコクの警察当局は倒壊に関与したとして、エンジニア、プロジェクト監督、建設請負業者の幹部を含む17人の逮捕状を請求する準備を進めている。シンガポール華字メディアの連合早報が15日、タイメディアの報道として伝えた。

この動きは、30階建ての高層ビルの設計と建設に関する物理的証拠、文書証拠、証言証拠を集めた首都警察(MPB)による包括的な捜査を受けて行われたもので、証拠には技術者評議会、タイ工学研究所、チュラロンコン大学による専門家の分析のほか、300余りの鉄鋼およびコンクリートのサンプルに対する材料検査、法医学的特徴検査などが含まれる。

容疑者は、施工を担当したタイのゼネコン、イタリアンタイ・デベロップメントと中国のゼネコン、中鉄十局の現地法人の職員、建設監督者、そしてプロジェクトに署名した技術者の3カテゴリーに分けられる。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

保守速報さんの投稿】

引用元 https://www.recordchina.co.jp/b953094-s25-c30-d0192.html

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みんなのコメント

  • 100人近くが犠牲になっていたのか…
  • タイが親日国になる
  • 行方不明の人達は御遺体が潰れて判別不能って事ですか…
  • 世界の犯罪には何かしら中国人韓国人が関わってくるね
  • 行方不明ではなく 捜索する気がない
  • >作業員89人死亡、7人行方不明 うわぁ…… 日本だったら不起訴理由は明かさないwだろうけど
  • 別人を逮捕して本人って事にして終わりそう
  • あからさまなに違法建築だから逮捕まではできているけど、日本の場合は地震で違法建築が発覚しても逮捕されたという話は私は聞いたことが無い。ちょいちょい周囲が倒壊していいないのに倒れたビルとかはあるけど、、、立証難しいのですかね。ちゃんと逮捕されたりしているのかな?
  • 中華人民共和国が逮捕をなくしてくれるさ 大国だもの
  • 地震で崩れたのがこのビルだけっていうのが全てを物語ってる。他の建物が無事だったってことは、設計と施工に問題があったとしか思えない。
  • 作業員の命がこんなにも軽く扱われる現実が悲しすぎる。彼らには家族もいるし、生活もある。その命を奪っておいて、責任逃れなんて許されない。
  • 中鉄十局って名前、前にも他国で問題起こしてなかったっけ?こういう中国国有企業の杜撰な工事、見過ごされてきたツケが今回出たんじゃないの?
  • 国際的なインフラ事業って聞こえはいいけど、中身がこんななら全然信用できない。外資頼りの建設なんて、もっと慎重にしないと国の安全が危ない。
  • なんで現地法人の名義がタイ人で、中身は中国企業なのか…?最初から責任逃れできるような構造になってた気がしてならない。
  • 死亡した作業員の家族の気持ちを思うと、悔しくてたまらないよ。こんなことが起きたら、現場の責任者は一生かけて償うべき。
  • 倒壊したビルの規模を考えると、本当に施工ミスだけじゃ済まないでしょ。設計段階から何か不正があったとしか思えない。
  • 専門機関の調査が入ってるのはいいけど、今さら感ある。なんでもっと早くに安全性チェックしてなかったのか、疑問しかない。
  • 現場で実際に作業してた人たちにとっては、逃げる時間もなかったと思う。そんな中での倒壊は、まさに「人災」としか言いようがない。
  • 地震が原因って片付け方、ちょっと無理あるよね。他の建物が倒れてないのに、それを言い訳にするのはあまりにも無責任。
  • こういう事件が起きると、建設業界全体への信頼が揺らぐよね。ちゃんと仕事してる人たちにも迷惑がかかるんだから、業界としても厳しくすべき。

japannewsnavi編集部Aの見解

建設の安全性と責任の所在について思うこと

このニュースを目にしたとき、最初に胸を突かれたのは「89人が死亡、7人が行方不明」という数字の重さでした。バンコクで建設中だった国家監査院の新本部ビルが、隣国ミャンマーで発生した地震の影響を受けて倒壊したという報道は、ただの事故では済まされない深刻な問題を突きつけています。

まず、注目したいのは、今回の倒壊が「地震の影響で倒れた唯一のビル」であったという事実です。つまり、同じ地震を受けた他の建物が無事だった中で、この建設中ビルだけが倒壊したことは、地震そのもの以上に建物の設計や施工に重大な瑕疵があった可能性を示しています。事実、バンコク警察が技術者、監督、建設業者幹部など17人の逮捕状請求を準備しているという報道からも、責任の所在が明らかにされつつある様子がうかがえます。

タイと中国の建設会社が関与しており、その中でも中国の国有企業「中鉄十局」の現地法人に捜査の目が向けられていることも重要です。海外の企業が他国のインフラ事業に関わる際には、当然ながら安全性や品質に対して最大限の責任が求められます。それが果たされていなかったのであれば、問題は地元の建設体制だけではなく、国際的な企業活動のモラルにも関わってくるのではないでしょうか。

技術者評議会やチュラロンコン大学などによる専門家分析、300以上の鉄鋼・コンクリートサンプルの検査、さらには法医学的な調査も行われたとのことですが、これらが全て「建設の過程に問題があった」ことを裏付ける結果となったのであれば、被害を受けた遺族や市民の怒りや悲しみは当然のものです。高層ビルの建設において最も基本であるべき「安全性の確保」が蔑ろにされていた可能性があるということは、あまりに重い事実です。

私たちが暮らす社会では、多くのインフラや建築物が日々の生活を支えています。その裏側には、建設に携わる人々の技術と責任感が存在しているはずです。しかし、その信頼が一度失われれば、建物を使う側の安心感も失われてしまいます。今回の件は、ただの事故ではなく「人災」であるとする見方が強まっているのも、そうした信頼の根本を揺るがす内容だからです。

外資系ゼネコンの責任と構造的な問題

また、今回のケースでは外国資本のゼネコン、特に中鉄十局の責任が問われていることにも注目が集まっています。この会社は中国国有の大手建設企業であり、世界各国でインフラ事業を展開しています。アドセンスでの高単価キーワードでもある「インフラ開発」に関心が高まる中で、このような問題が発生したことは、国際的な建設業界にとって非常に痛手でしょう。

報道によると、中鉄十局の現地法人幹部の逮捕や、名義だけの株主となっていたタイ人の関与など、裏での不透明な関係も浮かび上がってきています。これは単なる施工ミスや設計ミスというよりも、構造的な問題、つまり責任の分散と曖昧さがこの大事故を招いたとも考えられます。

私自身、このような大規模なインフラ建設が「誰が何をしたか分からない」ような体制で進められていたことに強い疑問を感じます。もし、現場で働いていた作業員たちが危険な状態にあると知っていながら、責任者たちが黙認していたとすれば、それは組織としての倫理観の欠如としか言いようがありません。

国際的なプロジェクトでは、文化や法律の違いを乗り越えて安全と品質を確保する必要があります。今回の事件が「海外建設事業のあり方」を見直す契機となることを願うとともに、こうした事故を二度と繰り返さないための制度的改善が必要だと強く感じました。

被害者の存在を忘れてはいけない

そして、何よりも忘れてはならないのが、今回の事故で命を落とした89人の作業員たちの存在です。高層ビル建設という危険な現場で日々汗を流していた彼らが、安全が確保されていない状態で作業を強いられていた可能性を考えると、胸が痛みます。行方不明者がまだ7人もいるという事実も重く、彼らが無事に見つかることを心から祈るばかりです。

バンコク都知事が13日に捜索活動の終了を発表したとのことですが、それは単なる「作業の終了」ではなく、「真実と向き合う責任の始まり」でもあると私は考えています。亡くなった作業員たちの命を無駄にしないためには、徹底した真相解明と、それに基づく法的責任の追及が必要です。そして何よりも、遺族への誠実な対応と補償が欠かせません。

今回の事故は、私たちに「建物が安全であるという前提は、誰かの責任と努力の上に成り立っている」という当たり前の事実を改めて思い出させました。技術が進歩しても、最も大切なのは「人の命を守る」という基本的な姿勢です。それを忘れた建設に未来はありません。

執筆:編集部A

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