国の重要文化財「萬代橋」に落書きをした19歳の男2人に除去費用400万円を全額請求へ

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テレビ新潟によると…

国の重要文化財・萬代橋で発見の落書き 消す作業費は計約400万円 逮捕の男2人に全額請求へ 《新潟》

ことし3月に見つかった国の重要文化財・萬代橋への落書き。新潟国道事務所への取材で、消す作業にかかった費用は2か所で計400万円ほどにのぼり、逮捕された男2人に対し全額請求する方針であることが新たにわかりました。

萬代橋の落書きは欄干に3か所、橋詰め広場に1か所見つかっています。

4月、このうち2か所に落書きをしたとして神奈川県に住む19歳の男2人が逮捕されました。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

T.Mさんの投稿】

引用元 https://news.ntv.co.jp/n/teny/category/society/te00c64014cbdf42fa8a6b94a1a229d762

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みんなのコメント

  • 親が払うことになるんだろうけど、教育の問題。
  • 一人200万かあ まあ、良い人生経験になったと思って支払う事だ。
  • それにしても下手くそな落書きやな
  • 払えない場合は労役場留置にしよう
  • カイジが最初に背負ったのと同じくらいの額と考えるとけっこう重いけど自業自得で当たり前だから逃げ道なしできっちりむしり取ってほしい
  • 萬田銀次郎なら 手間賃含めて1000万請求
  • 請求するのは大賛成なんですが 落書き消すだけで400万?? 中抜きすぎません??
  • 払えないなら強制労働か臓器売るか選べ
  • 二人は働くキッカケ出来て良かったな💨返済ファイト!
  • あたりまえのことが分からないとこうなることを見せしめるべき こそっと賠償させるのは抑止の機会損失でしかない 加害者にそんな義務責任はないとかどーでもいい
  • そして 外国人にも キッチリ適用
  • 19にもなって…。情けない! 全額返済のうえ、器物破損罪でしょう。
  • 全く持って当然の処置。靖国神社に落書きしたバ◯の分も中国大使館に請求しよう
  • 神奈川なら横浜ざアートの街じゃないのか…落書きとアートは紙一重。壁には落書き。紙類ならアートなのか
  • そして未成年だろうとアホ面と名前を晒すべき
  • 奈良の“天然記念物”の鹿虐待も「刑事罰」で厳粛に対応すればいい
  • 19歳?関係ないね。 刑事罰も当然で、犯罪者は当然氏名顔公開だろ
  • 当たり前だ 刑事告訴すべきだよ
  • 臓器売ればええやん どうせ生きてる価値全く無いんだから
  • 頭悪いとお金がかかって大変ですねー
  • 民謡流しの映像に映り込むことを狙ったか?
  • そりゃもう成人されてらっしゃるから待ったなしでしょ
  • 外人なら帰国されて終了
  • 完全に元通りになったのでしょうか。気になります。
  • 改心や更生はできない。 それだけの知能があるとは見込めない
  • 強制力のある賠償請求訴訟からの判決までを経なならんだろ。 ただ請求しても税金の滞納と違うから、強制回収はできんぞ。
  • 金も出させるが自分の手で消させるべき
  • このようなものを他でも見かける。余罪が多数ありそうだ。
  • ちゃんとやらないとまた第二第三と犯行おきるから犯罪は取り締まる、逃げ得させない当たり前のことを徹底してほしいですね

japannewsnavi編集部Aの見解

歴史を刻む橋に落書き 失われたのは“お金”だけではない

新潟のシンボルともいえる重要文化財・萬代橋に落書きがされたというニュースを見て、私は率直に大きな衝撃と失望を覚えました。それが意図的なものであったこと、そしてその修復に約400万円もの費用がかかるという事実を知り、改めて「公共物とは何か」「文化財とは誰のものか」という問いを考えるきっかけになりました。

萬代橋は、昭和初期に完成した歴史的な橋であり、単なる交通の手段としての機能を超えた価値を持っています。新潟の人々にとっては、日常の景色であると同時に、地域の記憶や誇りを映す存在でもあるでしょう。そんな文化財に対して無分別な行為がなされ、その痕跡を消すのに多額の公費が費やされるという現実は、あまりにも切ないものがあります。

そして、私がさらに深く感じたのは、失われたのが「金額」だけではないということです。歴史的建造物に加えられたダメージは、いくら補修しても“元通り”にはなりません。技術的には修復できても、「傷つけられた」という事実は残り続け、地域社会に与える精神的な損失は計り知れないものがあります。

公共財は「自分たちのもの」という意識が薄れている

400万円という金額も決して軽く見てはなりません。この費用は決して空から降ってくるものではなく、最終的には国民の税金が原資となるものです。つまり、誰か一人のいたずらによって、私たち全体がその後始末をしなければならないという不条理な状況が生まれてしまっているのです。

萬代橋だけでなく、同時期に落書きが見つかった柳都大橋や千歳大橋の対応にも今後費用が発生すると聞いています。こうした損害が繰り返されるようであれば、文化財保護のための予算はますます逼迫し、本来使われるべき場所に十分なお金が回らなくなる恐れもあるでしょう。

問題の根底にあるのは、「公共物=誰のものでもない」といった無責任な認識ではないでしょうか。実際には、公共物は「みんなの財産」であり、それを大切にすることは社会の成熟度を示す一つの指標だと思います。

私は、学校教育や家庭内で、公共物を大切にする態度や文化財の意味を丁寧に教える必要があると感じています。「自分が使うものではないから関係ない」といった意識を改めるためには、早い段階からの意識づけが欠かせないと痛感します。

「罰する」だけでなく「学ばせる」ことも大切に

今回の件では、19歳の若者2人が逮捕され、消去作業にかかった約400万円を全額請求される方針と報じられています。当然の対応だと思います。社会に損害を与えた以上、その責任を取るのは当然のことです。

ただ、その一方で、私は「単に金銭で償わせればそれで終わりなのか」という疑問も抱いています。罰は必要ですし、法的責任を負うことは社会的な教育でもあります。しかし、同時に「なぜそれがいけなかったのか」「どれほど多くの人がその文化財を守ろうとしてきたのか」といった背景を本人たちがきちんと学ぶ機会も必要だと感じています。

仮に、彼らが今回の事件を通じて「文化財保護」という視点を初めて知り、深く反省するのであれば、それは社会にとっても意味のある一歩になるのではないでしょうか。再発防止のためには、罰だけでなく、学びの場を用意する姿勢も求められていると思います。

文化財は、過去の人々がつくり、今の私たちが守り、未来へ引き継ぐべき貴重な遺産です。個人の軽率な行動によって、それが壊されてしまう社会では、私たちは自らの手で文化を手放してしまうことになりかねません。

私は今回のニュースを通じて、文化財の大切さと、それを守る責任の重さをあらためて考えさせられました。今後、同様の事件が二度と起こらないよう、制度や教育を含めて社会全体での取り組みが求められていると強く感じます。

執筆:編集部A

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