宮内庁侍従職職員が天皇ご一家の生活費などの「内廷費」から現金360万円窃取か 懲戒免職処分に~宮内庁

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日テレNEWS NNN・要約

【事件概要】
窃盗対象: 天皇ご一家の生活費などに充てられる「内廷費」
加害者: 宮内庁侍従職の20代男性職員
金額: 総額360万円(2023年11月〜2024年3月)
処分: 懲戒免職(2025年5月1日付)、刑事告発済み
発覚の経緯: 帳簿と現金残高の不一致 → 追加の3万円窃取で確認 → 自白
使途: 「お金に困っていた。生活費などに使った」

【詳細な時系列と行為】

  • 2023年11月〜2024年3月: 宿直中に現金を複数回にわたって盗む(最大で数十万円ずつ)
  • 2024年1月下旬: 侍従職課長補佐級職員が帳簿と現金の差異に気づき、調査開始
  • 2024年3月下旬: 宿直中に再び3万円が消える → 容疑者に確認 →「自分がとった」と認める
  • 2024年4月: 職員が360万円を弁済
  • 2024年4月28日: 宮内庁が皇宮警察に刑事告発

【関係職員への処分】

  • 40代課長補佐級職員:管理責任で「減給10分の1(1か月)」の処分
  • 侍従職事務主管:監督責任により訓告

【宮内庁の公式コメント(西村泰彦宮内庁長官)】
「今回の事案については、全体の奉仕者である国家公務員として、また、皇室のご活動をお支えする宮内庁職員として、あるまじき行為であり、誠に遺憾であります。また天皇皇后両陛下をはじめ皇室の皆さま方に対して、大変申し訳なく思っています。綱紀の厳正な保持を徹底し再発防止に取り組んで参ります」

【その他ポイント】

  • 宮内庁によれば「内廷費」の窃盗事案は確認されている限り初めて
  • 宮内庁は再発防止策と監督体制の見直しを行う方針

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6537331

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みんなのコメント

  • 刑務所「3650泊3651日でご予約承りました」
  • お金に困らないほどもらってたら盗みなんてしないよね。つまり..
  • はい朝敵
  • とりあえず名前は?
  • こういう宮内庁とかに勤める人たちは性格や宗教、身内、ギャンブル、借金等いろんな調査や試験があると思ってたけど違うのかな…
  • 今はどうか知らんけど、何年か前で基本給が19くらいだっけ? 自衛官のように官給品の支給じゃ間に合わなかったり申請通らなかったりして自腹切る機会あると足らんかもな? だからといってやっていいわけじゃないけどな。
  • この手のお金は競馬に使いました系だったけど今回は違うみたいですね
  • 金に困ってたって「給料が低かった」「金遣いが荒かった」のどっちだろうな。それによっては見方が180度変わるんだが
  • アルバイトではなく職員なんだから普通に生活してれば困るわけがないだろうに。
  • この現金は、天皇皇后両陛下や愛子さまの生活費などの諸費用にあてられる「内廷費」と呼ばれるお金で、その後、確認した結果この職員は2023年11月からことし3月までの間に同様の手口で合わせて360万円を盗んだことを認めたということです。 ← 戦前なら し刑だねー
  • これは詰んだな、今後が気になる。 そもそもこの職員、どれくらいの給与貰ってんだろう
  • ふ~~~ん、これまでも他の人間もやっていたかもね
  • なんでそんなペーペーが盗めるところに置いておくんだよ。というか現金で管理するなよ
  • 名前を出してください。税金払ってる国民には知る権利ある
  • 公務員だから中小企業のサラリーマンよりは給料良いはずだが?

japannewsnavi編集部Bの見解

天皇ご一家の生活費からの窃盗事件に思うこと

宮内庁侍従職の職員が「内廷費」から現金360万円を盗み、懲戒免職となったという報道を見て、大きな衝撃を受けました。皇室を支える立場にある職員が、その信頼を裏切る行為に及んだことは、制度や体制の根幹を揺るがす深刻な問題です。金銭的に困っていたという供述があったとされますが、それで済む話ではありません。

内廷費とは、天皇皇后両陛下や愛子さまなどのご生活に関わる費用であり、それを盗むというのは、まさに国民と皇室との信頼の象徴を踏みにじる行為です。侍従職の職員は日々、皇室の方々の私的な側面まで間近に支える存在です。その中で不正が起きたという事実は、単なる一職員の犯罪では片付けられない重みがあります。

もちろん、360万円は事件発覚後に返済されたとのことですが、だからと言って帳消しになるものではありません。むしろ、それだけの大金を自腹で短期間に返済できたことからも、「本当に生活に困っていたのか」「借金や遊興費などの事情があったのではないか」といった疑念が生まれます。

国家公務員としての意識と制度への疑問

私が気になったのは、宮内庁のような特殊な職場に勤務している人物が、なぜ金銭的に追い詰められるような状況になっていたのかという点です。数年前の情報では、宮内庁の若手職員の基本給は19万円程度だったと記憶しています。もし現在も同水準であれば、東京で一人暮らしをしながら生活をするには、相当な節約を強いられるでしょう。

また、皇室という特別な環境下では、服装や交際、礼儀作法に関する暗黙の水準が高いのも事実です。交際費や身なりの維持など、見えないプレッシャーに耐えていた可能性もあります。さらに、自衛官のように「官給品」では足りない場合に、自費負担が発生するという声も聞いたことがあります。

しかし、だからといって許される行為ではありません。国家公務員である以上、与えられた職務に対する誠実さや規律は、何よりも重視されるべきです。それが皇室に関わる立場であればなおさらであり、今回のような行為が発覚したことは、制度全体への不信感を招くことになりかねません。

そしてもう一つ、不思議に思うのは、こうした職員に対して身辺調査などの適性評価がどこまで行われていたのかという点です。信仰や思想、借金歴など、ある程度はチェックされているのだと思っていましたが、それでもこうした事態が起きてしまったという事実を重く受け止めるべきでしょう。

宮内庁の責任と今後の信頼回復に向けて

今回の事件で処分されたのは、加害職員だけではありません。管理責任を問われた課長補佐級職員も減給処分となり、さらに上司にも訓告が出されました。宮内庁としては「綱紀の厳正な保持を徹底する」としていますが、信頼を取り戻すには、単なる処分だけでは不十分です。

再発防止のためには、職員の採用や勤務後のフォロー体制、精神面のケアを含めた総合的な見直しが必要です。いかなる事情があろうとも、他者から預かった大切なお金に手をつけるような職員が生まれない体制づくりが急務です。

また、今回の事件は、経済的な問題が背景にある可能性もあります。物価高や生活の厳しさは、公務員であっても無関係ではありません。国家公務員の待遇が過度に軽視されてはいないか、働く環境が過剰なプレッシャーになっていないか、根本から見直すことも、今後の信頼回復に繋がると思います。

皇室と国民の橋渡し役としての宮内庁は、清廉であるべきです。その信頼に応えるためにも、内部の綱紀粛正と、職員ひとり一人の意識改革を、今こそ本気で進めてほしいと強く願います。

執筆:編集部B

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