【悲報】コメ高騰なのに農家に恩恵なし？卸だけ18億円→28億円の最高益

まとめ

【悲報】コメ価格高騰も農家には届かず？卸業者だけ最高益に

米不足で価格は上昇、しかし農家は収穫後にすぐ売却するため恩恵なし。利益を得るのは卸と小売だけ？
日本の農業の未来を考える時が来ている。

コメ卸大手が、米価高騰の影響で最高益を更新する見通しとなった。
近年、米の品不足や市場需給の逼迫により、米価格が高騰しているが、収穫後すぐに米を売却する取引が一般的な農家には、その後の価格上昇による恩恵が届きにくい構造が指摘されている。

農家は収穫期に米を一括で農協や業者へ出荷・売却するため、売却後の市場価格変動によって収入が増える仕組みにはなっていない。これにより、価格高騰による利益は主に流通業者や小売業者が享受する構造が形成されている。

今回の米価高騰も、農家の収入改善には直結していないとの見方があり、卸業者の業績好調とは対照的に、農家の経営環境の厳しさが浮き彫りになっている。
今後、米の流通構造の見直しや、農家への適切な利益配分について議論が求められる状況だ。

執筆:japannewsnavi編集部B

【要約】

• コメ卸大手が米価高騰により最高益見通し
• 米の品不足や需給逼迫により市場価格が上昇
• 農家は収穫後すぐ売却するため市場価格上昇の恩恵を受けにくい
• 卸業者や小売業者が利益を得る構造が指摘されている
• 農家の収入改善には直結していない可能性
• 流通構造や利益配分の議論が求められている

共同通信によると…

コメ卸大手の木徳神糧は21日、2025年12月期の連結業績予想を上方修正した。

純利益を従来の18億円から28億円に引き上げ、過去最高益を更新する見通し。2024年産米の品不足で価格高騰が続いたことが業績を押し上げた。「取引先との交渉を通じた価格転嫁を適切に進めることができた」と説明した。

（略）

　取引先のスーパーなどがコメの特売をする際は利幅を薄くして卸しているが、最近は特売の機会が減ったことも寄与した。

［全文は引用元へ…］

以下,Ｘより

【ツイッター速報さんの投稿】

【悲報】コメの価格高騰、農家に全然還元されてなかった😨 https://t.co/6dtuMzEIE5

— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) April 26, 2025

還元されるわけねぇ💦去年の米が値上がりしただけだし💦

— まつ (@matsu4621826) April 26, 2025

米の農家への補助金。海外に輸出すると一俵５０００円。国内に出荷すると一俵１７５０円。
日本で不足しアメリカの棚に米が豊富に並ぶ理由。

— 減税猫 (@xe46123) April 26, 2025

農家さんもガチギレしていいんだよ！
ほんま、色々腹立つ！

— 黒崎 澪 (@kurosaki_mio) April 26, 2025

引用元　https://nordot.app/1286956341940732135?c=39550187727945729

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みんなのコメント

• ＪＡは農業協同組合で今でも民営のため、正確には株式会社化。組合の議決権は出資額によらず各人１票。株式会社の議決権は出資額に比例。現在、郵政の簡保は４０％を持つ外資に支配されている。保険支払のためのお金が１１５兆円から４５兆円に減少した。
• 米農家です！ちゃんと売り上げは僕らに還元されているので安心してください！
• そんなこったろうと思った
• 米農家はJAに納入した時点で終わり、後はJAの相場操作でJA以降の流通が設けるだけ、備蓄米倉庫があるから幾らでも隠匿可能だしJAで混ぜ混ぜすれば解らないから
• ドコでポッケ無い無いしてるの？
• 全部JAか持って行きました。市場には0.3%しか出ませんでした。
• 知ってる。中抜きと先物取引ターゲットにされたのが重なってるんだよね
• まあ　まだ清算前ですから還元されていないでしょうね。売ってから清算して支払うんでしたっけ　いわばまだ仮払金をもらった段階　倉庫のがはけてからどれくらい還元されるか　だったとおもうが
• これが一番ダメな処。備蓄米も高い分農家に還元しなきゃいけない。
• そら燃料費を始めとした経費コストがＯＮしただけやから…
• 今頃になってやっとかよって感じ。
• ん？それはわかりきってた事
• 農家は収穫したあとすぐ農協にだしてるからね。その後の値上げは一切農家に関係ない。転売ヤーとなにが違うのか
• そりゃ農家が売るのは収穫後に一括だからね。農家に入るのは来年の米を売るときだよ。
• JAに還元されてるから自民党的には大丈夫。自民党的には農家には補助出してるから大丈夫だよね？的な感じ
• 今日タイ米安く販売してたけど日本米が良いから高い国産買ったよ( ;´･ω･`)本当異常だよ
• 今更かよ 知っていたよ
• 直ぐに出荷するから還元するわけないよ
• そんなことはない！農家に還元するのに値上げされたんだ！お前は農家の人の大変さがわからないのか！？って罵倒してた人。あんたどこかの回し者だったの？って今は思う。
• #農水省JA農協要らない‼️
• 米を先物取引の対象にするな‼️
• 知り合いに米農家の人間がいるけど農家の中でも米農家は儲からないらしいし米農家だけでは生活が厳しいし中にか別の野菜とかやらないと現実は甘くない
• 大阪先物取り引き所で米相場始めたから!?農家から安値で仕入れて高値転売OK♪そりゃ農家儲からん訳だよね～!?
• JAの幹部と江藤拓農水大相の自宅の地下の隠し部屋は万札に金の延べ棒で一杯かと思わざるを得ません、、、
• ずっと前から米は作れば作るだけ赤字になるって聞いたことある
• 米の買取価格は秋に決まるので農林信金の穴埋めです。
• 普通に前から言われてたわ！
• 「このくらいが妥当」ってさも農家の人のように書き込んでてた人はほぼ農家の人ではなく「米農家なりすまし」な雇われ人だったわけです。
• 知ってた。
• そりゃそうだ。年に1回しか払わないんだから、そうなるさなぁ。
• 個人売買が儲かります！周りの農家さん、去年の2倍で売れてますが、それでもスーパーより安いです👨‍🌾
• されてるわけ無いじゃん。今秋の分もどれだけされるかわからん

japannewsnavi編集部Aの見解

コメの価格高騰、その恩恵は誰に？

最近、米価格が高騰しているというニュースを多く目にするようになりました。家計を預かる身としても、スーパーでお米を手に取るたびに「また値上がりしたな」と感じています。そんななか、コメ卸大手の木徳神糧が2025年12月期の業績予想を上方修正し、過去最高益を更新する見通しだと報じられました。

これを聞いて真っ先に思ったのは、「あれ？農家さんたちにはちゃんと還元されているの？」という疑問でした。価格高騰のニュースの裏には、農家の苦労や努力があるはずなのに、どうもその恩恵が末端の生産者には届いていない現実が浮かび上がってきます。

木徳神糧の利益増、その背景とは

木徳神糧によると、今回の好業績は「取引先との交渉を通じた価格転嫁を適切に進めた結果」だそうです。売上高も従来予想より100億円増の1650億円と、こちらも過去最高を記録する見込みです。

特売の機会が減ったことも業績向上に寄与したとのことですが、このあたりに私はひとつ違和感を覚えます。特売が減ったということは、消費者にとっての負担は増しているわけです。それにもかかわらず、農家への還元が進んでいないのであれば、誰のための価格高騰なのかと問いたくなります。

農家はどうなっているのか

米価が上がったといっても、農家の収入が劇的に増えている話はあまり聞きません。むしろ、資材高騰や燃料費の上昇で経費がかさみ、苦しい状況が続いているという声の方が多い印象です。

今回の木徳神糧の発表を見ても、利益は卸業者に集中しており、農家が潤っているわけではないようです。これでは、まるで農家の努力の上前を撥ねる形になっているのではないかと心配になります。

農業は、日本の国の基盤であり、食糧安全保障の要でもあります。食料自給率が危機的な状況にある今、農家を守らずして、どうして国を守れるのでしょうか。

コメの流通構造に疑問

今回のニュースをきっかけに、コメの流通構造そのものに疑問を持たざるを得ませんでした。農家から卸業者、小売店を経て消費者に届くまでの過程で、どれだけ中間マージンが取られているのか。農家が汗水垂らして作った米が、中間で吸い取られているのなら、構造そのものを見直すべきではないでしょうか。

もちろん、流通にかかるコストは必要不可欠です。しかし、その負担が過度であるならば、消費者にも生産者にも不利益です。”農業支援”と口では言いながら、実際には卸業者ばかりが潤っている現状を変えなければ、日本の農業の未来は暗いと強く感じます。

消費者としてできること

私たち消費者ができることは限られていますが、少しでも農家を応援するために、産直品を選んだり、地元産のお米を購入することも一つの手だと思います。価格だけで選ぶのではなく、生産者の顔が見える商品を選ぶ意識を持つことが大切なのではないでしょうか。

また、政治に対しても声を上げていく必要があります。食の安全保障を真剣に考え、農業政策を抜本的に見直すよう求めることも、国民の役割の一つだと感じています。

まとめ

今回の木徳神糧の発表は、単なる業績のニュースに留まらず、日本の農業が抱える構造的な問題を改めて浮き彫りにしたと思います。米価高騰の裏で、本当に苦しんでいるのは誰なのか。誰が得をして、誰が損をしているのか。

この現実を、私たちはもっと真剣に直視しなければなりません。食の未来を守るためにも、農家を守るためにも、国民一人ひとりが関心を持つべきだと、改めて強く思いました。

執筆:編集部A