「くら寿司」に続き「スシロー」も漁業に参入/ゲノム編集で魚の品種を改良

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 M&A Onlineによると…

スシロー、くら寿司の回転ずし大手2社が、そろって魚の養殖や品種改良などの水産事業に乗り出すことになった。

くら寿司<2695>は、2021年11月1日に水産の新会社KURAおさかなファーム(大阪府貝塚市)を設立しハマチなどの養殖事業を立ち上げた。これに続きスシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIES<3563>も11月12日に、先端技術を活用した魚の品種改良に着手することを公表した…

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

深田萌絵さんの投稿】

引用元 https://maonline.jp/articles/sushiro_kurazushi20211113

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みんなのコメント

  • くら寿司のサイトを見ると、オーガニックはまちの養殖、とありますが、それでも怖いんでしょうか?教えてほしい。
  • 結構既にお野菜とか種からイジられてると思ってました。 でも、最終人間の身体に残る物ではあるかなー?とも思えなくもない。 自分というより何世代か後の子供達の遺伝子的な影響かなー? とか思ってる私はノンビリしすぎなのだろうか… 勉強出来ない子なので分からない
  • 全国チェーン展開してない地元密着型の回転寿司や地元の寿司屋や仕入れ先がしっかりしてる市場とかに行くしかないな。
  • 安いものにはそれなりの理由があります 堤未果さんに聞いてみて 日本の食べ物マジでヤバいから
  • ネタもそうだけどシャリがニセモノ感強くてやっぱり回らない🍣じゃないとダメかなと思う今日この頃
  • シャリもプラスチック米ですかね… どんどん外食しなくなってます。行くならすしざんまいにします
  • 昔はマンボウをマグロ、ナイルパーチを鯛、ウミヘビを穴子と称して売ってたようですが 今ではそれすらやめてゲノム編集魚なんですね
  • はま寿司はどうなのかな。
  • まぁ、選択肢はまだあるし。、
  • もう食べてない❗️無理です。。
  • そーいえば、どっちももう 随分行ってないな⋯。
  • お寿司も消えていくのでしょう…
  • くら寿司は優待使って株価操作したと疑われる企業 絶対に行かない
  • 座席のブース化は私達親子を安心で包んでくれました。でも1番肝心のお寿司のネタがゲノム編集なんて、私には食べられないわ!!別れましょう、スシローさん
  • もう回転寿司までヤバくなってるのかぁ…食べられるものがどんどん減ってくなぁ🥺外食やお弁当のお米も怪しい中国米とかになってたら絶対に食べたくないし…💦
  • 寿司はチェーン店じゃなくて昔ながらの大将が握ってくれる寿司やがよさそうですね
  • すき家と同じゼンショーグループのはま寿司一択
  • くら寿司は「無添加」だから好きだったのに。 もう行く事はないでしょう。
  • 一回も行ったことないし、偽物の謎魚使ってるのも知ってたけど🤣遺伝子いじくってるとか怖すぎ
  • これは、4年前の記事。 その後は「2022年、魚のゲノム編集技術を研究するバイオ企業「リージョナルフィッシュ」(京都市)と資本提携。ゲノム編集で可食部分を最大1・6倍に増やした「22世紀鯛(たい)」を育て、ふるさと納税の返礼品にしたりオンラインサイトを通じて販売したりしている」

japannewsnavi編集部Aの見解

回転寿司業界の「海」への挑戦──スシローとくら寿司の漁業参入をどう見るか

ここ最近、外食業界、とりわけ回転寿司業界が新たな動きを見せています。「くら寿司」に続き「スシロー」も水産業に本格参入し、魚の品種改良や養殖事業に取り組むという報道に、私は非常に複雑な感情を抱きました。企業としての努力や挑戦はもちろん評価すべきことですが、それと同時に、我が国の「食」や「自然」に対する姿勢として本当にこれで良いのかと、慎重に考える必要もあると感じています。

スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESは、ゲノム編集技術を用いて魚の品種改良に取り組む方針を明らかにしました。これは、単なる「養殖魚の供給強化」ではなく、魚の特性そのものに手を加えることで、より効率的に育てられ、より味や見た目が安定する品種を生み出すという、いわば“魚の未来”に関わる挑戦です。

くら寿司もすでに2021年から「KURAおさかなファーム」を立ち上げ、ハマチの養殖に取り組んでいます。つまり、寿司チェーンが水揚げから提供まで一貫して管理する“川上戦略”に乗り出したというわけです。

養殖事業の意義と、持つべき慎重さ

まず、両社がこうした事業に参入する背景には、原材料価格の高騰や、安定供給への不安といった現実的な課題があります。近年は漁獲量の減少に加えて輸送コストの増大もあり、特に輸入魚に頼る現状では、今後の経営が不安定になるリスクは避けられません。そこで、自社で魚を育てることで、価格を安定させ、品質もコントロールできるという発想は、企業として合理的な判断だと考えます。

実際、養殖技術の進歩により、味や安全性の面でも天然魚に劣らない品質の魚が市場に出回るようになってきています。消費者の側でも、「養殖=質が悪い」というイメージはかなり薄れ、むしろ「安心して買えるもの」として捉える人が増えているのが実情です。

ただ、それでもなお私が懸念しているのは、「食べ物の本質」に対する敬意が薄れつつあるのではないか、という点です。特にゲノム編集という技術は、まだまだ一般には理解されておらず、安全性への疑問や倫理面での慎重な議論が必要だと思われます。

ゲノム編集の光と影

ゲノム編集技術とは、特定の遺伝子を切除・改変することで、生物の特性を人為的に変える技術です。従来の品種改良よりも短期間で成果が出やすく、病気に強い個体や成長速度の早い品種が作れることから、農業や畜産業での応用が進んでいます。

しかし、回転寿司の魚にまでこの技術が入ってくるとなれば、やはり「そこまでして大量生産を追求する必要があるのか?」という疑問が拭えません。特に寿司は、日本の伝統食であり、季節や自然に寄り添ってきた文化です。そこにまで人工的な技術が持ち込まれることで、「本物の味」が失われてしまうのではないかという危機感もあります。

また、長期的な健康リスクが完全に解明されたわけではなく、消費者の多くはその違いを知らないまま食べてしまう可能性があります。表示義務の有無など、制度面の整備もまだまだ不十分な部分があるのではないでしょうか。

本当に必要なのは“効率”か“誠実さ”か

もちろん、企業が利益を上げるための努力を否定するつもりはありません。むしろ、環境や資源のことを考えた時、自給率を高め、国内で循環できる仕組みを作ろうという姿勢は望ましい部分もあります。

しかし、それ以上に求めたいのは、「食の信頼」に対する誠実な姿勢です。魚がどのように育てられ、どんな技術が使われているのかを明確に示し、消費者が納得したうえで選べるようにする。そうした透明性がないまま、「安く・早く・大量に」だけを追求すれば、いずれ消費者の信頼は失われてしまうでしょう。

日本人にとって、寿司はただのファストフードではありません。四季折々の素材を大切にし、海との共生を感じる文化の一部です。その原点を忘れずに、企業には「本物の寿司とは何か」を自問しながら進んでほしいと願います。

最後に

スシローとくら寿司の“海”への挑戦は、確かに新しい時代の到来を告げる動きかもしれません。技術革新と経営の合理化という観点では評価すべき点も多いです。しかし、同時に「食の未来」と「文化の継承」がかかっていることも忘れてはならないと思います。

今後、私たち消費者が何を選び、どういう価値観で食と向き合っていくのかが、企業の方向性にも大きな影響を与えるはずです。安さと効率の陰にあるものを見逃さず、本当に安心して口にできるものを見極める目が、今こそ求められていると感じます。

執筆:編集部A

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