岸田前首相「トランプ氏には損得を説け」

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日本経済新聞によると…

トランプ氏には損得を説け 岸田文雄前首相

直言×崩れる自由貿易

トランプ米政権がほぼ全ての国・地域に「相互関税」を発動し、戦後の自由貿易体制が崩れ始めた。税率の一部の適用を90日間停止すると表明し、各国に米国の利益になる取引を求めた。日本は対米交渉のトップバッターとして話し合いを開始させた。2024年まで政権を率いた自民党の岸田文雄前首相に日本の針路を聞いた。

理屈ではなく心に響くか

赤沢亮正経済財政・再生相が日本時間17日、ホワイトハウスでトランプ米大統領と面会した。米政府との関税交渉の初会合は早期合意をめざすと確認した。…

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

湯浅忠雄さんの投稿】

引用元 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1153M0R10C25A4000000/

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みんなのコメント

  • 認知症初期かな
  • このレベルは疾患でしょう
  • だってモノホンのサイコパスですから。
  • コイツの全てに呆れています
  • だから馬鹿に付ける薬は無い
  • 宏池会の人間はみな同じ。
  • 一般社会にも居ますよね! 自分は何にもしてないのに部下の手柄を自分の手柄にして偉そうに語るクソ野郎w 自己評価が異様に高いんでしょうね。 ダニングクルーガー効果でしかありませんけどw
  • 段々イヤな顔になってきている…. 中身が表に現れている。
  • 安倍に不幸があって随分、党内を独裁してますねぇ、DS直轄の岸田。
  • 文雄、オマエもグレート リセット完了して消えろ まさかキサマも平田だろぅ?
  • 正直この顔は、あまり見たくないです。
  • トランプ大統領はかなり細かい準備をされていたようですね!中国の迂回輸出までシャットダウン!尊敬しかないです。岸田文雄はこれも知らないんでしょうね。ブレインもいないのかな?まあまあバカ?
  • まさにそれ 日本人ならこんな魂のない行動発言しないし

japannewsnavi編集部Aの見解

「損得を説け」という岸田氏の発言に感じる浅さと現実認識の甘さ

「トランプ氏には損得を説け」――岸田文雄前首相のこの発言を聞いたとき、私は率直に「いまさら何を言っているのか」と感じました。すでに世界中の指導者が知っているようなことを、あたかも深い洞察であるかのように語る姿には、正直なところ軽い失望を覚えました。トランプ大統領が再びホワイトハウスに戻り、実利重視の政治姿勢を前面に出しているのは事実ですが、それを理解するのに特別な分析は必要ありません。

トランプ氏が「損得でしか動かない人物」であることなど、2016年の初登場時から明白だったのです。むしろ、その程度のことを今さら語るということ自体が、日本の政治指導層の情報感覚や現実認識の遅れを露呈しているように思えてなりません。外交の場においては、相手の性質を正しく読み、具体的な戦略と成果をもって対応すべきです。ただ「損得を説け」というだけでは、単なる観察であり、戦略とは呼べません。

トランプ氏の交渉スタイルはすでに常識

米国のドナルド・トランプ大統領は、かつてと同じように「アメリカ第一」を全面に掲げ、各国に対して強硬な通商姿勢を見せています。相互関税の導入、貿易赤字の是正要求など、過去に見せた姿勢を繰り返しているにすぎません。こうした行動の背後にある「取引至上主義」は、今さら解説されるまでもない基本的な前提であり、各国首脳はその前提に立った上で、すでに現実的な対応を進めています。

そうした中で、日本の元首相が「損得を説明すればいい」と口にするだけでは、あまりにも浅いと感じました。トランプ氏に訴えるべきは、ただの利益の提示だけではありません。「日本との同盟が、いかにアメリカの安全保障や経済の安定に貢献しているか」という、より戦略的な視点を含んだ提案が求められます。数値や損益計算だけで説得できるほど、外交は単純ではありません。

トップバッターとしての自覚が見えない

日本が今回、トランプ政権下での対外経済交渉の「最初の相手」になったという事実は非常に大きな意味を持ちます。アメリカが相互関税を次々と他国に適用していくにあたり、日本との交渉がモデルケースになる可能性があるからです。つまり、日本の交渉の結果次第では、他の国々が「日本ですら譲歩したのだから、うちもそうするしかない」と判断しかねないのです。

そうであるならば、日本は軽々しい発言をせず、具体的な利益の相互提示、同盟の戦略的価値、そして自由貿易の根幹に関わる理念をもって、慎重に事にあたるべきだったはずです。岸田氏の「損得を説け」という発言は、そのような国際的影響力への自覚があまりにも欠けているように見えました。元首相という立場であれば、外交とは何か、発言の持つ重みをもっと理解していて然るべきです。

「交渉」とは取引ではなく戦略である

私は常々、「交渉とは交渉術であり、単なる売買交渉ではない」と考えています。とりわけ国家間の交渉は、互いの国益だけでなく、安全保障、地域の安定、そして国民感情までもが複雑に絡み合う場です。そこにおいて、表面的な損得だけを語ってしまえば、それこそ相手国に「この国は何もわかっていない」と見透かされてしまうのです。

トランプ氏はたしかにビジネスマン出身であり、数字に基づく実利を重視する性格です。しかしその背景には、支持者層に向けた政治的パフォーマンスや、メディアを通じた駆け引きが常に存在しています。そんな相手に対しては、むしろ「長期的視点でのメリット」「戦略的提携の必要性」といった、損得の一歩先を見せるべきです。それこそが、成熟した国家の交渉姿勢だと私は考えます。

日本の立場を強く打ち出す時

戦後の日本外交は、「同盟関係を壊さないために波風を立てない」ことに重きを置いてきました。ですが、これからは少し違う姿勢が必要ではないでしょうか。アメリカに対しても「日本にとって譲れない一線」をはっきりと示し、その上で互恵的な関係を築いていく必要があります。そのためには、日本の官僚や外交担当者だけでなく、政治家自身がもっと現実を直視し、深い洞察と準備をもって交渉に臨まなければならないと思います。

岸田氏のような立場にあった人物から出てくる発言が、「損得を説けばいい」といった薄い内容で終わっているようでは、残念ながらこの国の未来に対する不安が募るばかりです。これからの日本には、もっと強く、もっと確かな言葉を持つリーダーが必要なのではないか。そんなことを強く感じた次第です。

最後に

岸田前首相の言葉は、耳あたりのいい一般論に過ぎず、戦略でもなんでもありませんでした。現実の国際政治では、観察ではなく行動、分析ではなく具体策が問われます。まして相手がトランプ大統領であるならば、なおのこと、言葉の裏側にある「本気」が必要です。損得を語るのではなく、日本として何を守り、何を求めるのかをはっきりと伝える。そんな外交こそ、いまこの国に求められているのだと思います。

執筆:編集部A

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