【約2600億円不足している!】トランプ政権が資金停止のWHO 事務局長補が“危機感”あらわに

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NHKによると…

WHO=世界保健機関は、アメリカのトランプ政権による資金停止の影響で、来年からの予算を当初の案から2割削減してもなお、日本円にして約2600億円が不足していることが、NHKの取材でわかりました。WHOは、次のパンデミックが起きた際の対応が遅れかねないと危機感を強めています。

これは、WHOでテドロス事務局長の補佐を務めている中谷祐貴子事務局長補が、NHKのインタビューに答えて明らかにしたものです。

約800人分のスタッフの給与の財源が失われた

最大の資金提供国であるアメリカのトランプ政権がWHOからの脱退を表明し、資金を一時停止したことの影響について、中谷氏は、これによってアメリカからの資金で支払ってきたおよそ800人分のスタッフの給与の財源が失われたことを明らかにしました。

そのうえで、来年から2年間の予算について「財政規模を当初の予定から2割削減したうえで、アメリカ以外の国から資金を集めているが、まだ18億ドル分が埋まっていない」と述べ、予算全体のおよそ4割にあたる、日本円にして約2600億円が不足していることを明らかにしました。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

NHKニュースさんの投稿】

引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250408/k10014773261000.html

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みんなのコメント

  • 公正な運営を。
  • 縮小するいい機会だね
  • 中国とソロスの集金機関WHOなんぞ潰れてしまえ。放火魔WHO
  • WHOにそんなに依存してる時点でおかしいだろ
  • アメリカ抜けたくらいで崩れるなら、それが問題では?
  • 都合が悪くなると「人命が」と言い出すのやめてほしい
  • 資金止められたら活動できないって、組織として脆すぎる
  • またパンデミックを理由に予算集めする気かな
  • 責任逃ればかりで信用できないイメージしかない
  • 中立性を保てない国際機関はもう信頼されないよ
  • トランプの判断がすべて悪いとは言えないな
  • もっと根本的な改革しないと意味ないと思う
  • 日本も盲目的に支援し続けるのは再考すべき
  • 事務局長の発言も政治的に聞こえてしまう
  • パンデミックを盾にした圧力のようにも感じる
  • 透明性がないとどんなに金があっても同じ
  • アメリカの判断に乗るかどうか、日本も問われてる
  • 国際機関って言っても、国家間の駆け引きでしかない
  • 口では世界のためと言っても結局は金の話
  • 再発防止の議論が無いまま予算要求されても納得できない
  • 危機感の前に反省が先じゃないのか
  • 税金が投入される以上、説明責任を果たすべき
  • もう一度、WHOの存在意義そのものを見直す時だよ

japannewsnavi編集部Aの見解

今回の報道を受けて、まず率直に感じたのは「国際機関の運営というのは、いかに特定の国家の影響力に依存しているか」という現実でした。WHO(世界保健機関)が、アメリカからの資金停止により予算の2割削減を余儀なくされ、それでも約2600億円の不足を抱えているという事実は、国際組織の脆弱さを改めて浮き彫りにしたと思います。

特に驚かされたのは、約800人分の職員の給与財源が失われたという点です。国際保健の最前線に立つ機関が、これほどまでに一国の判断に左右される状況にあるというのは、危機的とも言えるでしょう。たしかにアメリカはWHOへの最大の拠出国であり、その貢献がいかに大きかったかを示す結果ではありますが、裏を返せば、WHO自体の「財政的な独立性のなさ」が問題であるとも言えます。

私自身は、アメリカがなぜこのような決断に至ったかという背景にも関心があります。トランプ政権がWHOへの批判を強めたのは、コロナ禍の対応を巡る不信感が大きく影響していることは広く知られています。つまり、資金停止は単なる財政問題ではなく、政治的なメッセージでもあるわけです。

一国が不満を持てば、資金を止めて圧力をかける。そしてその結果、世界のパンデミック対応に遅れが生じかねない。これは冷静に見れば、極めてリスクの高い構造です。もし次のパンデミックが発生した時、情報共有や初動対応、ワクチンの供給体制の構築に支障が出れば、それは単に特定の国の問題では済まず、全人類にとっての損失となります。

中谷事務局長補が述べたように、「新型コロナの時よりも難しい状況になる可能性がある」という指摘は、決して誇張ではないと思います。現代の感染症は一国にとどまるものではなく、あっという間に国境を越えて世界中に広がることは、私たちが身をもって経験しました。だからこそ、国際協調が必要であり、情報の即時共有やワクチン開発など、各国が協力して初めて成り立つのが、現代のパンデミック対応なのです。

では、日本はこの問題にどう関わるべきなのか。私は、今こそ日本の役割が問われていると感じます。財政的に余裕があるとは言えない中でも、感染症対策において日本は世界的にも高い医療技術と経験を持っており、それをどう国際貢献に活かしていくかが問われるでしょう。

ただし、ここで注意したいのは、単純に「アメリカが抜けたからその穴を日本が埋めよう」という話ではないということです。むしろ、WHOが信頼を回復し、より透明性のある組織運営を行うこと、政治的中立性を保つこと、そして予算構造の見直しを進めることが優先されるべきではないでしょうか。

トランプ政権の対応に賛否はあるかもしれませんが、国際機関が一部の国の影響に過度に依存している現状に警鐘を鳴らした点では、ある意味で問題提起として意味を持ったとも言えます。国際機関とは、特定の国の意向に左右されず、真に独立した立場から世界全体の利益を守るべき存在でなければなりません。

今回の件を通して、私は改めて「国際連携とは何か」「自国の役割とは何か」を考えさせられました。世界が新たなパンデミックに直面する可能性が現実味を帯びる中、私たちは備えとして、平時からこうした組織の体制や支援の在り方について真剣に議論しておくべき時期に来ていると強く感じます。

執筆:編集部A

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