ファンケル新入社員研修で「オールドメディア」活用講座 SNSの偏りに気付き多様な情報収集の重要性を学ぶ→?

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産経新聞によると…

化粧品大手ファンケルは4日、新入社員研修で、新聞などの「オールドメディア」を情報収集に活用する講座を実施した。広報担当者が新聞の紙面レイアウトの仕組みなどを解説し、記事の読み方や仕事での活用方法などを指導した。

オールドメディアの活用講座は、新人研修の一環として実施され、約50人が参加した。同社の広報担当が講師となり、新聞やネットニュースなど、各媒体の特徴を講義。閲覧履歴から自分の興味のある情報が集中するSNSの偏りに気付き、多様な情報源を仕事に生かす方法について議論した。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250404-V7A5KY3IBVFK7MNNWWVILVG4TI/

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みんなのコメント

  • 時代に逆行する意味
  • 朝日新聞が慰安婦について嘘の記事を書いて謝罪した事や珊瑚に落書きした事、毎日WaiWai事件などの説明はなされたのか。
  • オールドメディアも相当偏ってるよ。 やるべきはオールドメディアを神格化するのではなく、snsと同様に主観で報じられてる1メディアとして扱うべき。 どちらも規制するべきではないし、それが偽情報かそうでないかを判断するのは国民だよ。 多くの若者がオールドメディアに依存しないのは、これをわかってるから
  • オールドメディアが正しいって昭和の幻想では?
  • だからや。だから責任持ってもらわなぁ
  • その研修では、そのマスゴミが偏ってんじゃないかと冷笑されてんだろうな。 口に出さないけど。
  • 旧メディア賛美記事かな? 過去の資料としての価値はあると思いますが、記者が匿名の記事や、投稿された記事がリンク切れになってばかりのメディアは、その価値も少なくなっているかと思います。 以前「キャベツ45玉」で検索したらリンク切ればかりでしたよ。
  • 活用? 新聞紙で紙鉄砲作るとか?
  • メディアも偏ってるんだよな..
  • 逆だよな。 SNS活用講座でオールドメディアの偏りについて気付くべきなんだよ。
  • オールドメディアについて学ぶなら、#自称国士 で #自称護国の鬼 としても知られ、世の中にオールドメディアという言葉を多分広めた #青山繁晴 センセーを講師として呼ばなかったのだろうか?
  • SNSが偏っていると言うが、新聞・テレビ等所謂オールドメディアも同様に偏っている事は忘れずに、各人がメディアリテラシーを培う糧になるように伝えてほしい。典型例として、産経と朝日の読み比べ等昔の新書でも取り上げられている。
  • これ今のオールドメディアが偏向報道してるところが殆どだから、この情報だけを鵜呑みにしないでSNSを駆使して正しい情報を得る力を身につけてね、っていう解釈でいいんですよね?
  • オールドメディアは胡散臭い通販会社なくしては生き残れない。
  • メディア活用を学ぶなら、まず「オールドメディア」の情報の偏りに対するメディアリテラシーを学ぶのが最初の一歩でしょう
  • オールドメディアも相当偏ってるよ。 やるべきはオールドメディアを神格化するのではなく、snsと同様に主観で報じられてる1メディアとして扱うべき。 どちらも規制するべきではないし、それが偽情報かそうでないかを判断するのは国民だよ。 多くの若者がオールドメディアに依存しないのは、これをわかってるから
  • 各メディアごとに細かな傾向の違いがありますが、 オールドメディアの変更性や印象操作に対しても しっかり伝える必要がある話でもあるかと…。
  • >新入社員のうち、新聞を紙媒体で購読している人はおらず、電子版で契約しているのも数人だった。実家も購読をやめ、紙媒体を手に取るのは10年ぶりという新入社員もいた

japannewsnavi編集部Bの見解

メディアを活用する力は「何を信じるか」より「どう考えるか」

ファンケルが行ったという「オールドメディア活用講座」の記事を読んだとき、まず感じたのは「SNSの偏りを問題視する前に、既存メディアの偏りも認識すべきではないか」という疑問でした。SNSは閲覧履歴によって好みの情報が集まりやすいという構造があるのは事実ですが、それはメディアリテラシーの一部であって、SNSだけが偏っているわけではありません。

新聞やテレビといった旧来のメディア、いわゆるオールドメディアもまた、長年にわたって偏向報道や誤報を繰り返してきました。朝日新聞の慰安婦報道や珊瑚礁への落書き捏造、毎日新聞のWaiWai事件など、報道倫理が問われる事例は数え切れません。そうした過去の問題に触れず、ただオールドメディアを「多様な情報源」として美化するだけでは、研修の意義が問われるのではないでしょうか。

本来であれば、どの情報も鵜呑みにせず、自分で調べ、比べて考えるという訓練こそが重要なはずです。それは新人研修の場においてこそ教えるべき土台であり、新聞の読み方だけを学んで終わるべきではないと思います。

情報は与えられるものではなく、選び取るもの

最近では、AIによる情報検索や分析が当たり前の時代になってきました。たとえば、ChatGPTのような生成AIを活用して、多角的にニュースの背景を知ったり、専門的な情報を咀嚼する能力が求められています。若い世代の多くが新聞を読まなくなったのは、情報を受け取るだけでなく、能動的に選び、組み立てていく力をすでに持っているからです。

オールドメディアは過去の資料としての価値はあるかもしれませんが、今の若者たちは情報の一次ソースをネットで探し、SNSで話題の裏を確認し、場合によっては外国の報道と比べながら考える時代に生きています。そこに「SNSに偏ってはいけない」と一方的に警鐘を鳴らすことは、かえって視野を狭める結果になるようにも思えます。

情報を取り扱う力は、結局のところ「どの媒体を使うか」ではなく、「どう向き合うか」に尽きます。紙かデジタルか、テレビかスマホかという区別ではなく、それらをどう組み合わせて自分の中に落とし込めるかが問われるのです。

メディアに敬意を払うのではなく、距離を取るべき

私は、新聞そのものを否定するつもりはありません。しかし、今の報道機関の多くが匿名記者による記事を量産し、見出しだけで読者の感情を煽るような手法を取っているのを見ると、それを盲目的に「学ぶべきメディア」として若者に教えることには抵抗を感じます。

社会に出る若者たちにとって必要なのは、情報の背景にある意図や構造を見抜く力です。それは新聞でもSNSでも、すべてのメディアに当てはまることです。だからこそ、どんな情報にも一歩引いて、距離を持って接する習慣を教えるべきです。

そしてなにより、こうした教育をする側の大人たち自身が、自分たちの得ている情報にどれほどの偏りがあるのかを自覚しなければ、若者に本当の意味での情報リテラシーを伝えることはできないでしょう。

執筆:編集部B

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