2024年度「経営コンサルタント」の倒産が過去最多

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東京商工リサーチによると…

【速報】2024年度「経営コンサルタント」の倒産が過去最多 専門領域の分散化で“経営のプロ”の生き残り競争が激化

2024年度(速報)の経営コンサルタント業の倒産が151件(前期比3.4%増)に達した。2005年に集計を開始以降で最多だった2023年度の146件を上回り、過去最多を更新した。
 “経営のプロ”のはずのコンサルタントだが、事業再生やDX支援、M&Aなど、専門領域の分散化と顧客ニーズが高度化し、最近のコンサルは差別化と専門性が求められている。資料集めや情報の整理などはAIに取って代わられ、単純な手続き代行や財務指導など、過去の経験則だけで生き抜くことは難しいようだ。

(略)

「経営コンサルタント業」の実績は、コンサルタントの経験や人柄、人脈などで大きく左右される。属人的な性質が強い分、如何に優秀な人材を確保し、顧客に高付加価値を提供できるかを問われている。後継者不足やDX支援など、中小企業が直面する課題は多様だが、高度化する顧客ニーズへの対応には、それ以上の専門的な知識が必要になる。このため、コンサル業界の生き残り競争が加速し、特色を打ち出せないコンサルの淘汰が続く可能性が高い。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

ガエルネさんの投稿】

結果が出せないコンサルが殆どだろうから自然な流れか。

いくら業務内容を改善しても、やっぱりしっかりと利益の取れる商品、製品が無いと会社としては儲けが出ないわけで
そこが一番大事なんだけど
ヒット商品出せるまでを提案できるコンサルなんて居ない訳です。
そんな事を指南できるなら自身で商売始めるでしょうから。

だから直接的な利益につながらないコンサルへの相談料を賄えるほど余裕のある企業、今の日本にはそんなに無いはず。

うちにもコンサル入ってたけど
振り回されるだけ振り回されて、大して変わってないし業績もご時世なりに右肩下がりですからね。
まだ相談し続けてるのかな?
早く気づいて手を引くべき。

あと大手コンサル会社からの独立開業者が増えて同業の乱立市場の食い合いしてるのも原因でしょ?

引用元 https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1201235_1527.html

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みんなのコメント

  • 経営コンサルの経営難は皮肉な話。クライアントである日本の事業会社の業績が傾いてるから、受注厳しいのかな。 不景気で真っ先に切られるのがコンサル。サブスク。家賃。最後に給料。 つまり、今回の倒産は不景気の予兆かも。取引を減らされる要因が気になるね。
  • 過去倒産シリーズの記事、、今回はお店じゃなくて経営コンサルなのかー。 経営コンサルは自分の会社の経営はコンサルできなかった、、、というかコンサルする相手がいなくなったってことかな
  • 適当に経営者ダマして甘い汁吸いつくしたから撤退しただけだよ
  • 業種別最多倒産ニュース好きですね。 でも、経営コンサルの倒産って… 人に自分の会社の経営を委ねてるみたいで変な職種だなと思ってたけど、自分が倒産してしまうのか… きっと上手に経営判断しての選択に違いないだろう。
  • 経営のプロっていうのは本当だと思う。 でも今は、魚より釣り人が多い時代。 実力があっても、客が取れなきゃ終わる。 結局、食えてる人って “見つけてもらえる人”であり、 “差別化できる人”。 でも、 その「見つけてもらえること」も 「差別化できること」も含めて—— 今はそれが“経営のプロ”ってことなんだと思う。
  • これは経営コンサルを雇って助けてもらわなければw
  • だから、正攻法では客取れなくなってるから 燃えてもいないうどんCMなんかに 自ら火をつけて旗振りする営業戦略になってきているのか..
  • 大企業の企画部で働いてましたが予算が余って戦略コンサルに依頼したことはありましたが大したアウトプットは無かったですね。コンサル費用は高いけど、アウトプットを出すための時間を考えると、そこまで儲かる仕事でも無い気がします🤔仕事の依頼もそんな多くはないでしょうしね。
  • 経営コンサルかっこわらい…
  • ニヤニヤしちゃう!
  • 経営コンサルタント雇ったほうがいいんじゃない?
  • 2代目ボンボンシャチョーからのコンサル投入、屋台骨の人材バランスが崩れて事業継続困難、廃業ないし倒産ってパターンがウチの周りでは多い。 初代は面倒見てくれて良かったって意見がお約束だし、確かに数字は良くなるけど一時的で、結局、商売は人なんでしょうな。
  • コンサル「コンサル頼まなきゃ」
  • いなくなっても困らない
  • 未だに〈経営コンサルタント〉という職業が具体的になんなのか分かんない…
  • コンサルに頼んで経営見直して貰えば良くね?
  • そらそやろなと思う。
  • 自社の経営できてなくて草
  • まあAIに聞いた方が良い回答が得られる
  • 「経営コンサル」のコンサルしたら、当たるんじゃないか?

japannewsnavi編集部Aの見解

「経営のプロ」とされる経営コンサルタント業の倒産が、2024年度に過去最多を記録したという報道を見て、何とも言えない皮肉を感じました。数字で見ると、年間151件。前年比でも増加しており、2023年度の最多記録をさらに上回ったとのこと。正直なところ、驚きと納得が入り混じる感情を抱きました。

経営を助ける立場のコンサルタントが、自らの経営に行き詰まるというのは、一般の感覚からすれば矛盾して見えるかもしれません。しかし、今の時代を取り巻く環境を見渡してみると、この現象もある意味で必然なのではないかと感じます。

まず背景として注目したいのが、コンサル業界における「専門性の細分化」と「顧客ニーズの高度化」です。ひと昔前までは、「財務の見直し」「事業の効率化」「販路拡大」など、ある程度パッケージ化されたアドバイスでも価値がありました。しかし現在の企業は、それぞれに抱える課題も多様で、しかも高度です。中小企業といえども、DXやサイバーセキュリティ、グローバル対応、M&Aなどに関して具体的な知見を求めてきます。こうしたニーズに応えるには、コンサルタントにも深い専門性が問われます。

ところが、今回倒産した多くのコンサル会社は、従業員5名以下の小規模事業者が占めていたとのこと。つまり、「何でも屋」としてスタートしたはいいが、特定分野に強みを出せないまま競争に飲み込まれてしまったという構図が浮かび上がります。資本金も1億円未満が大半。参入しやすい分、競争も激しく、生き残るには強いブランドや実績が必要になっているのです。

また、AIの進化もこの分野には大きな影響を及ぼしています。資料作成や調査分析など、これまでコンサルが価値提供していた部分が、今ではAIである程度代替できるようになってきました。もちろん、人間にしかできない部分もありますが、クライアントの方も「コストパフォーマンス」の観点から、わざわざ高額なコンサル契約を結ばずに済むならその選択をするでしょう。人の力が問われる今、経営破綻という言葉が重く響きます。

さらに特筆すべきは、倒産のほとんどが「破産」や「特別清算」といった、いわば“終わり方”であること。再建型の民事再生はわずか1件とのことで、これはコンサルタントという業種の性質を如実に表しています。信用と人脈で成り立つ業界において、一度でも経営が傾けば、それだけで信頼を失い、再起が非常に難しいのです。まさに「看板」が命だと言えるでしょう。

それに加えて、属人的な業務構造が災いしている面も否定できません。コンサルタントの実力や信頼性は、会社よりも個人に依存しているケースが多く、たとえ会社組織を持っていても、実質的には「ひとり親方」と変わらない企業も少なくないのが現実です。人脈が一つ崩れたとき、仕事も一気になくなるという不安定さを抱えています。

個人的には、こうした倒産の増加は、「淘汰」という言葉で片付けてしまうべきではないと思います。確かに競争の中で生き残ることは重要です。しかし、それと同時に、日本社会全体が「経営のアドバイザーをどう活用していくべきか」という観点で見直す時期に来ているようにも思えるのです。

中小企業の現場では、経営判断を相談できる相手がいないという悩みが根強くあります。地元の税理士や商工会だけではカバーしきれない複雑な課題に直面したとき、真に頼れるパートナーが必要です。だからこそ、ただの助言屋ではなく、現場と共に動き、汗をかくタイプのコンサルタントの重要性が増してくるのではないでしょうか。

一方で、開業のハードルが低いこともあり、「経験が浅いまま開業した」「単発案件ばかりで資金繰りが苦しかった」という声も少なくありません。制度として認可が必要な職業ではないため、参入も自由な反面、質の保証が難しいという側面もあります。利用者側が「本当に信頼できる人かどうか」を見極める力を持たないと、無駄な出費や誤った判断につながりかねません。

結局、今回の倒産急増は、コンサル業界が転換点に差し掛かっている証拠だと感じます。単なる知識や過去の成功体験だけでは生き残れない。今後は、信頼・専門性・そして実行力を兼ね備えた人材しか、顧客の期待に応えることはできないでしょう。コンサルタント自身が、経営のプロとして自らの経営にも誠実に向き合う姿勢が、これからの時代にはますます求められるようになると思います。

執筆:編集部A

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