【立民・鎌田さゆり氏】「民主党政権は間違ったことない!」

産経新聞によると…

「民主党政権は間違ったことない!」立民・鎌田さゆり氏、拍子木鳴らし絶叫 会場は喝采

立憲民主党の鎌田さゆり衆院議員は24日の党大会で、平成21年9月~24年12月の民主党政権について「弱っている人がいれば駆け寄り、助けを求める人がいれば寄り添って政策にすることをわずか3年3カ月で成し遂げた」と振り返った。その上で、当時の与党メンバーが立民に50人以上在籍しているとして「自信を持って堂々とあのときをノスタルジックではなく主張していくべきだ」と呼びかけた。

賃上げが大切だ

鎌田氏は大会実行委員長として冒頭にあいさつし、「賃上げが大切だということは、ようやく最近世の中に広がってきたが、根幹となる雇用を破壊し続けてきたのは誰か」と述べ、自公政権を批判した。

民主党政権が高校授業料無償化、農家への戸別所得補償を掲げたことなどを挙げて「私たちは間違ったことをしたでしょうか」と会場に問いかけると、間髪入れずに自ら「していない!」と絶叫した。

着物姿の鎌田氏は演説の節目節目に手にした拍子木を打ち鳴らし、会場にリアクションを求めるパフォーマンスを披露。次期国政選挙を念頭に「絶対勝つ、今度こそ勝つ、覚悟が決まった人、後ろのカメラに手を振ってください」と呼びかけ、出席議員らを会場後方に位置するカメラマンらに向かって、振り向かせてみせるなどした。

オッペケペー節を彷彿

後に登壇した野田佳彦代表は、鎌田氏のパフォーマンスに言及し、「なんていうんでしょう。(明治期に政治風刺の新演劇『オッペケペー節』で一世を風靡した)川上音二郎を彷彿(ほうふつ)させるような素晴らしい、素晴らしい、あいさつだった」と称賛した。

鎌田氏のあいさつは3分を予定していたというが、実際は7分弱かかっていた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

サキガケさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250225-QMHAXZC3LBG47CGQYNXKZGAHME/

みんなのコメント

  • 民主党政権が間違っていなかった?そんなわけがない。円高放置で日本の製造業は大打撃を受け、企業は次々と海外に流出した。その結果、日本国内の雇用は失われ、景気が低迷したのは紛れもない事実だ。
  • 震災対応の遅れは今でも忘れられない。当時の政府は現場の混乱を助長するような判断ばかりで、国民の命がかかっている状況でも迅速な対応ができなかった。あの失策をどう説明するつもりなのか。
  • 外交でも大失敗だった。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件では、完全に中国側に配慮した対応をとり、日本の立場を弱めてしまった。こんな政権が「間違いはなかった」と胸を張るのは、あまりにも無責任ではないか。
  • 拍子木を鳴らして絶叫するだけで政策の失敗を帳消しにできるとでも思っているのだろうか。パフォーマンスに頼る時点で、まともな実績がなかったことを証明しているようなものだ。
  • 民主党政権時代、日本の農業は本当に守られたのか?戸別所得補償という名のバラマキで一時的に助かった農家もあったかもしれないが、結局は持続性のない政策で終わった。根本的な農業改革は何も進んでいなかった。
  • 今さら「民主党政権は間違っていなかった」と言われても、当時を経験した国民は覚えている。無責任な政策と、場当たり的な対応の連続だったことを忘れるわけがない。
  • 民主党政権の置き土産はあまりにも酷かった。その後の政権がどれだけ立て直すのに苦労したかを考えれば、「成功だった」などと口にするのはあまりに厚かましい。
  • 賃上げが大事だと言うが、民主党政権時代に企業が元気だったか?むしろ、経済が停滞し、企業が賃上げどころか経費削減を余儀なくされる状況だったことをもう一度振り返ってほしい。
  • 「弱っている人に寄り添う」とは聞こえがいいが、そのために取った政策が本当に持続可能なものだったのか。財源を無視したバラマキは、将来世代に負担を押し付けただけではないか。
  • 政権を取ったときの期待が大きかった分、失望も大きかった。国民の信頼を失ったからこそ、その後の選挙で大敗したのではないか。それをなかったことにするような発言は無責任だ。
  • 民主党政権の失敗は、政策の見通しの甘さにあった。何でも実現できるかのように公約を掲げながら、実際には財源も確保できず、次々と公約を破っていった。その結果、国民の信用を失ったのだ。
  • 拍子木を鳴らしながら「間違いはなかった!」と叫んでみても、現実は変わらない。国民が見ているのは、過去の実績であり、その評価はもう下されている。
  • 立憲民主党の中には、今でも民主党時代のメンバーが多くいる。それならば、当時の失敗を総括し、何が問題だったのかを認めるべきではないのか。
  • 外交で失敗し、経済政策で失敗し、震災対応でも失敗した。その現実を受け止めずに「間違っていなかった」と言い張るのは、歴史修正としか思えない。
  • 企業が次々と海外移転した時期を考えても、民主党政権の経済政策が成功していたとは到底思えない。日本の産業基盤を弱体化させた責任はどう取るつもりなのか。
  • 民主党政権の3年3カ月がどれほどの混乱を生んだかを忘れてはならない。短期間でこれほど国を揺るがせた政権も珍しい。それを「誇るべき成果」として語るのはあまりに傲慢だ。
  • 政策が本当に国民のためになっていたのなら、なぜ選挙で惨敗したのか。その答えを考えずに「正しかった」と言い張るのは、現実を見ていない証拠だ。
  • 「ノスタルジックではなく主張すべき」と言うが、そもそも主張できるような実績があったのか。何か一つでも「成功した」と胸を張れる政策があったのか疑問だ。
  • 国民の判断はすでに下されている。民主党政権は失敗だったからこそ、政権交代が起こり、現在に至っている。過去の失敗を認めず、都合のいい部分だけを切り取って語るのは、誠実な態度とは言えない。

japannewsnavi編集部Aの見解

民主党政権について「間違ったことをしていない」と強調した鎌田さゆり氏の発言には、驚きを通り越して呆れてしまう。確かに、民主党政権時代には高校授業料無償化や農家への戸別所得補償といった政策が実施された。しかし、果たしてそれが本当に成功した政策だったのか、今一度振り返る必要がある。

高校授業料無償化は一見すると教育の機会均等に貢献したように思えるが、現実には財源不足が問題となり、全ての学生にとって恩恵があったわけではなかった。さらに、農家への戸別所得補償も農業の競争力を高めるというより、一時的なバラマキに終わった印象が強い。このような政策を「間違いではなかった」と言い切るのは、現実を直視していない発言ではないだろうか。

民主党政権の3年3カ月を振り返ると、円高放置による産業の衰退や、東日本大震災への対応の遅れが多くの批判を浴びたことを思い出す。特に、当時の政府の対応が後手に回ったことで、日本経済は深刻な打撃を受けた。企業の海外流出が加速し、多くの労働者が職を失った現実を無視して、「間違ったことはしていない」と言い切るのは、国民の記憶を軽視しているとしか思えない。

また、民主党政権時代には、外交政策でも問題が続出した。尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件では、日本政府が中国側に配慮しすぎた対応を取ったことで、日本の主権が軽視された印象を国民に与えた。これが国際社会にどのようなメッセージを送ったかを考えれば、当時の政府の判断が正しかったとは到底思えない。

鎌田氏の発言には、過去の民主党政権の実績を過剰に美化しようとする意図が透けて見える。党大会の場ということもあり、支持者を鼓舞したい気持ちは理解できるが、それでも事実をねじ曲げて評価するのは違うのではないか。政治家には過去の失敗を反省し、それを糧により良い政策を考える責任があるはずだ。しかし、「間違ったことはしていない」と言い切ることで、その反省すら放棄しているように見えてしまう。

演説の中で鎌田氏は「賃上げが大切だ」と強調したが、これは自民党政権でも取り組んでいる課題であり、特に目新しい主張ではない。それよりも、民主党政権時代に雇用環境が悪化し、多くの企業が海外移転を進めた結果として、日本国内の労働市場が縮小したことをどう考えているのかを説明してほしい。そもそも、当時の政権が経済成長の道筋を示せなかったことが、現在の日本経済の停滞につながっているとも言える。

さらに、鎌田氏は「弱っている人がいれば駆け寄り、助けを求める人がいれば寄り添って政策にすることを成し遂げた」と述べたが、本当にそうだったのか。確かに、一部の政策は弱者救済を目的としたものだったかもしれないが、全体的に見れば財源不足による政策の行き詰まりが多かった。実際、民主党政権時代には「財源なき政策」との批判が相次ぎ、結果的に多くの政策が頓挫したことを考えれば、「成し遂げた」と胸を張るのは疑問が残る。

そして、鎌田氏の演説のスタイルについても触れておきたい。拍子木を打ち鳴らし、絶叫しながら自らの主張を展開する姿は、政策論争というよりも単なるパフォーマンスにしか見えなかった。政治の場では、冷静かつ論理的な議論が求められるはずだが、このような演出が果たして有権者にどのような印象を与えたのだろうか。

野田佳彦氏がこの演説を「オッペケペー節を彷彿とさせる」と称賛したこともまた、違和感を覚える部分だった。確かに、演説にユーモアを交えることは重要だが、内容が伴わなければ単なる空騒ぎに終わってしまう。「絶対勝つ」「今度こそ勝つ」といったスローガンを叫ぶだけでは、具体的な政策の中身が見えてこない。

結局のところ、鎌田氏の発言は、過去の民主党政権の功績を誇張し、現実とは異なる評価を植え付けようとするものだったように感じる。民主党政権が本当に成功したのであれば、その後の選挙で国民が支持を示していたはずだ。しかし、実際には政権交代後の選挙で大敗を喫し、多くの国民が民主党政権の失敗を認識していた。

政策は、国民の生活に直結するものであり、一時的なパフォーマンスでごまかせるものではない。政治家は、過去の功績を誇張するのではなく、冷静に事実を分析し、今後の日本をどうするべきかを示すべきだ。国民の目はごまかせない。

執筆:編集部A

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