以下X(旧Twitter)より
【himuroさんの投稿】
かんたんに説明する
— 守若冬史郎 (@tourouken555) January 23, 2025
「長い間トランプに大統領にいて欲しいため、みんな頑張ってる」
どの世界にも犬っていますね。
— 渡邊希已 (@kiiurusi718) January 23, 2025
DSを鎮圧して、アメリカを発展軌道に乗せるにはできるだけ長くやってもらったほうがいい。
— 坂田金時 (@sting2100) January 23, 2025
議会が絡むから今の議員の構成上は難しいが、中間選挙で共和党のMAGA議員が上院、下院で多数を占めるとワンチャンありだと思う。
— Hiddy on the Black Sea Coast (黒海沿岸に住んでます) (@hide10055) January 23, 2025
最高指導者の任期をどんどん伸ばすって、まるで中国やロシアみたいだな。
— スクショ収集家 (@nightfinnight) January 23, 2025
アメリカの憲法知ってる?
— たそがれ侍 (@zamurai_star) January 24, 2025
https://x.com/himuro398/status/1882565765511131153
みんなのコメント
- 憲法改正
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編集部Bの見解
アメリカの憲法では、大統領は二期(最大八年)までしか務めることができない。しかし、アンディ・オグルズ下院議員が提案した憲法改正案が通れば、トランプ氏は三期目の出馬が可能になる。
この動きは、トランプ氏を長く大統領に据えたいと考える支持者たちによるものだろう。彼らは、トランプ政権の政策を継続し、アメリカをより強い国にするためには、任期制限をなくす必要があると主張している。しかし、これはアメリカの政治体制にとって重大な変更となる。
歴史的に見ても、アメリカの大統領任期が二期までと決められたのは、フランクリン・ルーズベルトが四期も務めたことがきっかけだった。彼の長期政権が独裁に近いと批判され、その後、任期を制限する憲法修正第二十二条が定められた。つまり、今回の提案は、この憲法を変更するという非常に大きな試みになる。
憲法改正は簡単なことではない。上下両院の三分の二の賛成、さらに全米の四分の三の州議会の承認が必要になる。アメリカは保守派とリベラル派がはっきりと分かれており、この改正案が通る可能性は極めて低いと言えるだろう。
それでも、こうした提案が出てくるのは、トランプ氏の人気が依然として根強いことを示している。特に共和党支持者の間では、彼が「アメリカを再び偉大にする」というスローガンのもと、経済成長や国境管理の強化を進めたことが評価されている。一方で、リベラル派はこれを独裁化の第一歩とみなし、強く反対している。
この動きが進むと、アメリカの政治制度そのものに疑問が投げかけられるだろう。中国やロシアのように、最高指導者が何年も政権を握るような体制に近づいてしまうのではないかという懸念もある。アメリカの民主主義は、権力の分散と制限によって成り立っている。その根幹を変えようとする試みが、果たして国民に受け入れられるのかは疑問が残る。
また、仮にこの憲法改正が実現した場合、トランプ氏だけでなく、将来のどの大統領も三期以上続けられる可能性が出てくる。それは共和党にとって有利な状況を生むかもしれないが、逆に民主党が政権を握った場合、同じルールが適用されることになる。それを考えると、共和党内でもこの案に慎重な声が上がるかもしれない。
この提案は現実的には通らないだろうが、トランプ氏の影響力が依然として強いことを示す象徴的な動きだ。2024年の大統領選に向けて、共和党内ではトランプ氏を中心に据えた戦略が進められている。今回の提案も、その流れの一部として考えられる。
バイデン政権が経済や外交で苦戦していることもあり、トランプ氏の支持者たちは「再び彼に指導者を任せるべきだ」と考えているのかもしれない。しかし、民主主義の原則を揺るがすような憲法改正が実現するとなると、それはアメリカの政治体制そのものを変える大きな決断となる。
憲法改正の議論はこれから本格化するだろうが、アメリカの歴史や価値観を考えると、実現する可能性は低い。トランプ氏が政治の中心にいる限り、こうした動きは今後も続くだろうが、最終的に国民がどのような選択をするのかが注目される。
執筆:編集部B
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