動画【菅原文太氏】「政治の役割は2つあります。ひとつは国民を飢えさせない事。安全な食べ物を食べさせる事。もうひとつは、これは最も大事。絶対に戦争をしない事!」 逆を行く自民党[himuroさんの投稿]

以下X(旧Twitter)より

himuroさんの投稿

引用元 https://x.com/himuro398/status/1804869236264927294

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編集部Aの見解

菅原文太氏の言葉、「政治の役割は2つあります。ひとつは国民を飢えさせない事。安全な食べ物を食べさせる事。もうひとつは、これは最も大事です。絶対に戦争をしない事!」という発言は、心に響くものがあります。このシンプルで力強いメッセージが今の政治にどれほど生かされているのか、改めて考えさせられました。

まず、「国民を飢えさせないこと」という点についてです。日本では表面的には飢餓の問題はないかのように見えますが、実際には生活困窮者や子どもの貧困が深刻な社会問題となっています。食料自給率が低い日本において、安定的な食料供給を確保することは政治の重要な役割であるはずです。しかし、農業政策の不透明さや農家への支援不足を見ると、本当にこの課題が優先されているのか疑問に思います。

さらに、安全な食べ物についても考える必要があります。日本では食品添加物や輸入食品の安全性が問題視されることが少なくありません。国産食品の安心感は高い一方で、輸入食品に頼る状況が続いています。この現状を改善するためには、国内農業の振興や食料自給率の向上が必要だと感じます。それにもかかわらず、グローバルな市場原理に押されて国内の農業が後回しにされているように思えるのは残念です。

次に、「絶対に戦争をしないこと」という菅原氏の言葉ですが、これが政治において最も重要な使命であることは間違いありません。戦争は多くの命を奪い、社会に計り知れないダメージを与えるものです。それを防ぐために外交や防衛政策があるべきなのに、最近の日本の動きを見ると、むしろ緊張を高める方向に進んでいるように感じます。自衛隊の活動範囲の拡大や防衛費の増加には、どうしても不安を覚えます。

もちろん、国際情勢が不安定な中で、日本が自らを守るために一定の防衛力を持つことは必要です。しかし、それが過剰になれば周辺国との緊張を高めるだけであり、最終的には戦争のリスクを増大させる可能性もあります。菅原氏が「絶対に戦争をしない」と語った背景には、戦争がいかに悲惨なものであるかを知っている世代の経験があるのではないでしょうか。こうした歴史の教訓を無視して進むのは危険だと感じます。

菅原氏の言葉を聞くと、戦後の日本が掲げてきた平和主義の意義を改めて思い出します。しかし、現状を見るとその理念が揺らいでいるように思えてなりません。防衛費の増加や武器輸出の解禁といった政策は、日本が平和国家として歩んできた道を大きく逸脱しているのではないかと心配になります。

また、政治家が「国民のため」と言いながら、実際には自分たちの利益や外圧に左右されているように見える場面も少なくありません。国民の生活を守るための政策が後回しにされ、結果的に菅原氏が言う「飢えさせないこと」や「戦争をしないこと」が軽視されているように感じます。

このような状況で、私たち国民は政治にもっと目を向ける必要があると思います。菅原氏の言葉は、単なる理想論ではなく、政治の本質を的確に捉えたものです。この本質を忘れてしまえば、政治は本来の役割を果たせなくなります。国民の声を反映させるために、私たち一人ひとりが関心を持ち、行動することが求められていると感じます。

菅原氏の発言が示すように、政治は国民の生命と生活を守るためにあるべきです。その使命を忘れないために、これからも平和や安全な暮らしについて考え続けていくことが重要だと思います。

執筆:編集部A

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