マスク氏、「アメリカ党」結成と投稿 自由取り戻すと表明

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ロイターによると…

マスク氏、「アメリカ党」結成と投稿 自由取り戻すと表明

[5日 ロイター] – トランプ米大統領肝いりの大規模減税・歳出法案を批判していた実業家イーロン・マスク氏は5日、Xでフォロワーに実施したアンケートに基づき「アメリカ党」を立ち上げたと述べた。

新党立ち上げの是非を問うアンケートをXで4日に実施したマスク氏は、「2対1の割合で、皆さんは新たな政党を望んでいる。そしてそうなる」とし、「今日、自由を取り戻すためにアメリカ党が結成された」と投稿した。

2024年の米大統領選挙で巨額を投じてトランプ氏を支援し、政府効率化省(DOGE)の事実上のトップとして一時政権入りしたマスク氏だが、大規模減税・歳出法案を巡りトランプ氏と激しく対立。新党を立ち上げ、法案を支持する議員を落選させるために資金を使うと発言していた。

一方、トランプ氏は今月、テスラ(TSLA.O), opens new tabなどマスク氏の会への補助金削減を政府効率化省(DOGE)が検討すべきだとの考えを示している。

[全文は引用元へ…]2025年7月6日午前 6:35 

以下,Xより

【ロイターさんの投稿】

引用元 https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/BSAYBNS76ZKVBB6Y25LS65FNU4-2025-07-05/?taid=68699b64638a420001a0dfa9&utm_campaign=trueAnthem:+New+Content+(Feed)&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

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みんなのコメント

  • シビルウォーはじまるのか.
  • マスク氏の言われる、自由という意味を説明してください
  • シビルウォーみたいなことがホントに起きないといいのだが(´・ω・`)
  • イーロンは応援できない
  • たこ。あせる
  • よーし、イケイケー!
  • どうなるんですかね
  • 大歓迎だよ。
  • イーロンさん、またおもしろい事やってくれる
  • 日本も納党とか甘納党とか沢山新党できてくれば良いのになぁ〜
  • 実業家イーロン・マスク氏は、トランプ政権の減税・歳出法案に反発し、SNS「X」でのアンケート結果をもとに**新党「アメリカ党」**を結成しました。「自由を取り戻す」ことを目的に掲げ、同法案を支持する議員を落選させるため資金を投入する考えも示しています。 マスク氏はかつてトランプ氏の支援者で政権にも関与していましたが、政策の対立で決別。トランプ氏はその報復として、テスラなどへの補助金見直しを政府機関に示唆しています。

japannewsnavi編集部の見解

「アメリカ党」の登場が示す、分断と変化の予兆

イーロン・マスク氏がX(旧Twitter)で「アメリカ党」の結成を表明したニュースには、大きな社会的インパクトがありました。投稿は、同氏が実施したアンケートの結果を受けたもので、新たな政治運動を立ち上げるに至った経緯が語られています。結果として、新党の設立に賛成する声が2対1の割合を占めたとのことでした。この反応の大きさは、現在のトランプ大統領政権に対する国民の不満や閉塞感が、すでに一線を越えていることの証左だと感じました。

「自由を取り戻す」というスローガンが、マスク氏の投稿の中で強調されていたのが印象的でした。これは、アメリカの根幹にある価値観であり、国家のアイデンティティそのものとも言えるものです。企業家である彼がその言葉を使うのは、ただの政治的なアピールではなく、社会全体が抱える閉塞感に対して率直に切り込んだという意味合いもあるでしょう。表現の自由、経済の自由、そして生活の自由が脅かされているという認識が、今のアメリカにはあるのだと思います。

新党結成がここまで注目を集めた背景には、現政権への不信が強く影響しています。現職であるトランプ大統領のリーダーシップには一貫性を欠く部分が多く、大規模減税や歳出拡大の方針には反発の声も根強いです。マスク氏自身、政府効率化省(DOGE)に関わっていた時期もありましたが、減税・歳出法案をめぐっては現政権との対立が深まり、今回の動きにつながったのだと思われます。

対立か共闘か、読みづらいトランプ政権との関係

ただ、マスク氏の動きが「現政権への対抗勢力」になるのか、「あえて役割を分けた戦略」なのかは、まだ判断がつきません。事実として、トランプ大統領はテスラをはじめとしたマスク氏の企業に対する補助金の削減を検討すべきだと発言しています。政策上の対立があることは明白です。

しかし、過去にもこの二人は距離を取ったかと思えば再接近するなど、立場を流動的に変えてきた経緯があります。今回も表面的には対立の構図が強調されているものの、裏では協調路線が残っている可能性も否定できません。特に、次の選挙に向けて有権者の注目を集めるには、意図的に対立を演出するという手法も政治の一環としてよく見られます。

もし本当にマスク氏が「アメリカ党」で独立した政治勢力を築こうとしているなら、今後の政界再編の起点となる可能性も出てきます。アメリカの二大政党制が揺らぎつつある中、第三の選択肢を求める国民の声は確かに存在しています。その受け皿として機能するならば、「アメリカ党」はただの話題作りでは終わらないでしょう。

とはいえ、企業家としての実績と、政治における実行力は別物です。マスク氏が政党運営に必要な信頼や政策立案の力をどれほど持っているのかは未知数です。過去の言動を見ても、自由を重んじる思想の一方で、やや独断的な側面も感じられ、それが支持と反発を同時に呼んでいるように見えます。

広がる不満と、求められる新たな選択肢

アメリカ国民の間には、今のトランプ政権に対する強い不満があります。経済政策や外交、安全保障など、重要な政策分野での説明不足や方向性の曖昧さが、支持率の低下に直結しています。そうした状況で、「現実に変化をもたらす存在」としてマスク氏が期待されているのかもしれません。

実際、SNSを通じて広がった今回のアナウンスメントは、従来の政治家では届かない層にまでメッセージを浸透させています。表舞台に立たずとも、彼のような人物が新しいムーブメントの中心になる時代に突入したと考えると、今後の選挙にも影響は避けられないでしょう。

同時に、国民の側にも問われていることがあります。それは「何をもって政治に信頼を置くか」という価値基準です。党派や立場ではなく、どんな政策を、どんな姿勢で実現しようとしているのか。そうした本質的な部分に目を向けなければ、見た目や話題性だけで選ばれる政治が、さらに社会の分断を進めてしまう懸念もあります。

マスク氏の行動が一時的な現象で終わるのか、それともアメリカ政治の構造を変える第一歩になるのか。まだ結論を出すには早すぎますが、確かなのは、多くの国民が現状に強い関心と注目を寄せているという事実です。それが、新たな勢力の台頭を後押ししているのです。

執筆:編集部

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