K-POP削除求めた自民修正案を否決 奈良知事「県民や関係者の期待に応えることができる」日韓関係の安定的発展も強調

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産経新聞によると…

奈良県が10月に予定しているKーPOPコンサートを含む韓国・忠清南道との交流イベントを巡り、県議会は25日、イベントの事業費約2900万円を盛り込んだ令和7年度一般会計予算案を賛成多数で可決した。イベントに反発している自民党会派の一部議員らから事業費を削除した修正案が提出されたが、賛成少数で否決した。

(略)

本会議終了後、山下真知事は「楽しみにしている県民や関係者の期待に応えることができる。若い世代の交流による未来志向の日韓関係の安定的発展という目的に変わりはない」と述べた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250325-YYICRPCEI5PMRI5QRZ26J2MLCI/

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みんなのコメント

  • どこまでもおめでたいのですね
  • 生駒市長時代から朝鮮人に公金垂れ流すクズ
  • 天平祭の方が楽しみにしている人が多いし歴史や文化を身近に感じられるし治安にも良いですよ。
  • どこの選挙権ない県民?
  • 誰が楽しみにしてるんだ
  • 楽しみにしてない
  • ここまで話題になったんだから、宣伝費と割り切ってK-popやめて祭り復活もありじゃない? 楽しみな県民がどれくらいいるかわからんし、奈良の宣伝にならんやろ。
  • 当初予定していた事業費約2億7千万円を約2900万円に圧縮して盛り込んだ予算案を今議会に提出。 否決かあ、、、 全然予算規模違うじゃん!? 予算精査すべきだよなあ。
  • もうリコールしかない‼︎
  • 楽しみにしてない県民は無視
  • 楽しみにしているとかは関係ないね
  • 楽しみにしている県民は実質どのくらいおられるのでしょうか?
  • 楽しみにしている県民がどれだけいるかアンケートでもとってみたら⁇
  • 手前の金で観に行けや
  • 実際にやることになってしまった場合、本当に県民が楽しみにしていたかがよくわかると思います。
  • なんだやっぱりやるのか。
  • 知事肝煎りのK-POP予算案。 奈良県民はK-POPファンが多いのですか?
  • この人維新なんだよね……… それとやっぱ政治家と官僚は時代遅れだよね。K-POPは今少しピークアウトしてるし、そこまで需要ない。 彼らが箱物やって稼げたの最近あんま知らんわ。昔の話やで。 昭和昭和。
  • 18日の予算審査特別委員会では自民会派の委員らから「(イベントの)目的の一貫性が見いだしにくい」などと批判が相次ぎ、否決されていた。 にもかかわらずの修正案否決 この1週間に何があったか興味津々 奈良県民の思いは知る由もないが 個人的には糠喜びだった事が虚しい
  • 知事はどうしようもない売国人だけど県議員の何人かはマトモな良識人が居るようで良かったです。

japannewsnavi編集部Aの見解

奈良県で韓国・忠清南道との交流事業として予定されているK-POPイベントの予算を巡る議論が、ようやく一段落したようです。最終的に県議会で約2900万円の予算が可決され、イベント開催に向けて前進する形となりました。反対する自民会派の一部議員が提出した修正案は否決され、県側の予算案が通ったわけですが、この一連の経緯には、さまざまな思いが交錯しています。

私はこの話題を耳にしたとき、最初に浮かんだのは「なぜ今、K-POPなのか」という素朴な疑問でした。もちろん、文化を通じた国際交流には意味があると思いますし、若者の関心を引くという点でK-POPが一定の効果を持つことも理解しています。しかし、それでも県民の税金を使って開催する行事として妥当だったのかどうか、という観点では、慎重になるべきだったと感じています。

特に、当初の事業費が約2億7千万円だったという点には驚きを隠せません。県側はその後、議会での反発を受けて事業費を9分の1近くまで圧縮したとのことですが、それでも約2900万円です。縮小したとはいえ、決して小さな金額ではありません。仮に地元の文化団体や学校、地域の高齢者向け福祉などに同額の予算を割いたとすれば、より直接的な恩恵を受ける県民は多かったのではないでしょうか。

「未来志向の日韓関係の構築」といった理想を掲げること自体は否定しません。ただ、外交や文化交流のようなテーマは、本来なら国が中心になって取り組むべきものであり、地方自治体が主導するには限界があります。しかも、韓国との関係が政治的にデリケートな側面を持っている今のタイミングで、県主導でK-POPイベントを行うという選択には、配慮を欠いている印象も否めません。

そもそも、なぜ韓国・忠清南道との関係だけがここまで優遇されているのか、他国や他の地域とのバランスは取れているのか、そうした点についても県民の間で納得のいく説明がなされたとは思えません。議会では「目的の一貫性が見えづらい」との批判が出たとのことですが、まさにその通りだと感じます。予算を再提出する際も、具体的に何を目的として、どういった成果を想定しているのか、もう少し丁寧に説明すべきだったのではないでしょうか。

この一件を通じて、地方自治体の文化政策がどれほど難しいテーマかを改めて実感しました。文化を使って地域に賑わいをもたらすことは大切ですが、その方向性が県民の価値観や優先順位とずれてしまえば、せっかくの試みも批判の的になってしまいます。文化政策とは、単に流行りものを取り入れることではなく、その土地に根ざした誇りや共感をどう引き出すかが問われているのだと思います。

県知事は「楽しみにしている県民の期待に応えることができる」と述べたようですが、果たしてどれほどの県民がこのイベントを心待ちにしていたのでしょうか。若い世代を中心に一定の支持はあったのかもしれませんが、決して全体的な合意とは言えなかったように感じます。その証拠に、県議会でも意見が分かれ、自民会派内でも割れる結果となりました。

そして、このような議論が繰り返されるたびに感じるのは、「声が大きい少数のために、静かな多数の感覚が置き去りにされていないか」ということです。世論調査やパブリックコメントの反応を、もっと反映したうえでの政策立案が求められるのではないでしょうか。

もちろん、これでイベントが成功し、将来的に日韓間の交流が実を結ぶ形になれば、それはそれで良い結果と言えるのかもしれません。ただ、税金の使い道というのは、成果よりも過程の正当性が問われるべきものだと私は思っています。結果オーライでは、信頼を得るのは難しいのです。

この先、奈良県がどのように県民の声をすくい上げ、地域全体の発展に資する文化政策を進めていくのか。今回のK-POPイベントの経緯を一つの教訓とし、より慎重かつ丁寧な行政運営がなされることを願っています。

執筆:編集部A

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