【岩屋外相】アフリカ・ウガンダのインフラ整備支援、49億円の無償資金協力

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アセアンポータルによると…

岩屋大臣の外務省は、東アフリカの内陸国であるウガンダ共和国におけるインフラ整備を支援するため、49.39億円の無償資金協力を実施することが明らかになった。

日本の外務省の見解によると、内陸国であるウガンダは、貨物輸送の約95%、旅客輸送の99%が陸上運輸によって占められており、持続的な経済成長を達成するには、陸上輸送網の整備が必須となっているとしている。同国のカルマ橋梁は、同国北部及び南スーダンにとって、食料・物資輸送に欠かすことのできない生命線の役割を果たしているが、1964年に建設された現行の橋は、老朽化が深刻化しているとしている。

そのため、日本政府は、3月25日、ウガンダ共和国の首都カンパラにおいて、駐ウガンダ共和国日本国特命全権大使とウガンダ共和国財務・計画・経済開発大臣との間で、供与額が49.39億円となる無償資金協力「カルマ橋架け替え計画」に関する書簡の署名・交換を実施した。

今回実施する支援は、首都カンパラと同国北部地域及び南スーダンを結ぶ東アフリカ北部回廊上の唯一の幹線道路上に位置するカルマ橋を架け替えることにより、同地域の交通円滑化と安全の確保を図るものとなる。

[全文は引用元へ…]

外務省HPより

ウガンダ共和国に対する無償資金協力「カルマ橋架け替え計画」に関する書簡の署名・交換

 3月25日(現地時間同日)、ウガンダ共和国の首都カンパラにおいて、佐々山拓也駐ウガンダ共和国日本国特命全権大使とマティア・カサイジャ・ウガンダ共和国財務・計画・経済開発大臣(Hon. Matia KASAIJA, Minister of Finance, Planning and Economic Development of the Republic of Uganda)との間で、供与額49.39億円の無償資金協力「カルマ橋架け替え計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. 内陸国であるウガンダは、貨物輸送の約95%、旅客輸送の99%が陸上運輸によって占められており、持続的な経済成長を達成するには、陸上輸送網の整備が必須となっています。カルマ橋梁は、首都カンパラから北部の中核都市グルに向かう途中で横断するナイル川を渡河する橋梁であり、南スーダンからの難民を多数受け入れている同国北部及び南スーダンにとって、食料・物資輸送に欠かすことのできない生命線の役割を果たす等、国際幹線網である東アフリカ北部回廊上の物流・交通の要となっています。他方、1964年(昭和39年)に建設された現行の橋は、老朽化が深刻化しています。
  2. この協力は、首都カンパラと同国北部地域及び南スーダンを結ぶ東アフリカ北部回廊上の唯一の幹線道路上に位置するカルマ橋を架け替えることにより、同地域の交通円滑化と安全の確保を図り、もって東アフリカ北部回廊の物流・交通の円滑化及びウガンダの経済成長を実現するための環境整備に寄与するものです。
  3. 我が国は、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)以降、東アフリカ北部回廊を三重点地域の1つとし、2022年(令和4年)のTICAD 8においても、質の高いインフラへの投資を通じて地域の物流を改善し、経済連結性を高めることを表明しており、本件はこれらの表明を具体化するものです。[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【アセアンポータルさんの投稿】

引用元 
https://portal-worlds.com/news/asean/36200 [アセアンポータル]
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_01946.html?utm_source=chatgpt.com[外務省HP]

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みんなのコメント

  • なんで日本の橋や道路はボロボロのままで、遠い国の橋には何十億も出すのか全然理解できないんだよな。まず自国をどうにかしてほしい
  • 地方に住んでるけど、通学路の橋とか危ないってずっと言われてるのに直す金がないって言われ続けてるのに、なんでウガンダにはポンと出せるの?

japannewsnavi編集部Bの見解

日本の橋は放置で、なぜウガンダ支援なのか

49.39億円もの無償資金協力が、アフリカ・ウガンダ共和国のカルマ橋架け替えに使われると聞き、素直に納得できない自分がいます。確かに、日本政府の説明では、この橋が物流の生命線であり、周辺地域の安定や経済発展に貢献するとのことですが、私たち日本国民の生活や安全は本当に後回しにされていないでしょうか。

国内に目を向ければ、老朽化した橋や道路は全国に数多く存在しています。地方ではインフラの維持すらままならず、落橋や通行止めが相次いでいます。そんな状況を無視して、なぜ遠く離れたアフリカの橋に巨額の税金を使うのでしょうか。確かに国際貢献は大切です。しかし、まず自国の足元を固めることが、国家としての筋ではないかと感じます。

しかも今回の援助は、無償資金協力という形で行われます。つまり返済の義務がないのです。日本人が汗水流して納めた税金が、相手国の返済負担なしに消えていく。この事実に、どれほどの国民が疑問を持っているでしょうか。ウガンダの人々を否定する気持ちはありませんが、それでも日本国内のインフラの崩壊が現実味を帯びている中、この判断はやはり理解しがたいものがあります。

国内の橋は崩れても誰も責任を取らない

少し前、国内でも橋の崩落事故が報じられました。地方自治体は財源不足を理由に修繕を後回しにし、国の支援も限られています。こうした現状を目の当たりにすると、「国民の命よりも海外の道路が大事なのか」と感じざるを得ません。

そもそも橋というのは人命に直結するインフラです。日本でも高齢化が進むなか、救急車の移動が困難になったり、通学路の安全が確保できなかったりと、橋の劣化は多方面に影響を及ぼしています。そういった国内の問題には目もくれず、海外にだけ手厚い支援を行う姿勢は、国民への裏切りとすら思えてきます。

一部の関係者が「外交上の戦略だ」と強調しても、国民には直接の恩恵が見えづらいのが現実です。確かにODAを通じた影響力の確保は重要かもしれません。しかし、日本国内の信頼と安心を犠牲にしてまで進めるべきものではないはずです。インフラの安全性という最も基本的な問題にこそ、政府は真正面から向き合うべきではないでしょうか。

インフラ整備は日本こそ急務

今回の件を通じて、改めて「日本のインフラはどうなっているのか」と考えさせられました。特に橋梁の老朽化は深刻で、半世紀以上前に建設されたものが多数残っています。高度経済成長期に整備されたインフラが、今まさに寿命を迎えつつある中で、予算が海外にばかり流れる現状は由々しき問題です。

また、インフラ整備は単に物理的な利便性を高めるだけでなく、防災の観点からも欠かせません。地震や豪雨といった自然災害が多い日本にとって、堤防や橋、道路の整備は命を守る行為そのものです。にもかかわらず、どれだけの自治体が財源不足に苦しんでいることでしょうか。

最近では「老朽化した橋の通行止めが住民の生活を直撃している」といったニュースも見受けられます。高齢者が病院に行けなくなる、農作物の輸送が困難になる。こうした事例にこそ、国の支援が必要ではないでしょうか。物流効率化という言葉が、ウガンダ支援の正当化に使われましたが、それこそ日本国内の喫緊の課題です。トラック運転手の人手不足や、高速道路網の維持も含めて、交通の整備は日本こそ急ぐべきです。

日本が「先進国」であるという自負があるならば、その足元が崩れかけている今、自国を立て直すことこそ真の責任だと思います。海外への支援を否定するわけではありませんが、その前にやるべきことが山積していることを、もっと政府は重く受け止めていただきたいのです。

執筆:編集部B

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