日本に行く中国人観光客、パスポートを「台湾に偽装」で物議[台湾メディア]

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Record Chinaの記事によると…

日本に行く中国人観光客、パスポートを「台湾に偽装」で物議―台湾メディア

台湾メディアの自由時報は2日、「排斥されるのを恐れて?中国人観光客がパスポートを『台湾』に偽装して日本旅行へ」と題する記事を掲載した。

記事は、日本の高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言に中国が反発して両国関係が悪化する中、最近ある中国人観光客が日本で排斥されるのを恐れて「台湾パスポート風」のパスポートケースに中国のパスポートを入れていたことで議論を巻き起こしたと報じた。

記事によると、SNSに投稿された動画には、中国人観光客が「中華民国 TAIWAN」の文字が印刷された緑色のパスポートケースの中に自身の中国のパスポートを入れている様子が映っている。当事者の中国人観光客は「こうすれば(日本への)旅がより順調になる」と述べた上、参考用として中国のECサイト・淘宝(タオバオ)で「日本パスポート風」のパスポートケースも販売されていることを紹介した。

[全文は引用元へ…]2025年12月2日 17:00

以下,Xより

【台湾史.jpさんの投稿】

引用元 https://www.recordchina.co.jp/b965345-s25-c30-d0052.html#

みんなのコメント

  • それでも区別できる方法はある。 ①こちらは何も聞いてないのに「台湾人アピール」:中国人 ②「台湾人?」と聞かれたりしてはじめて「はい」と答える:台湾人 これは、「中国人がなぜ台湾人に化けるのか」という目論見がわかれば簡単な構造。 中国人は台湾人に化ける事で何かしらの「得」「利益」を享受したい。だから何かしらの「儲け」が欲しい。 だから、「利益」を得ようとがっつく→自分から不自然な「台湾人アピール」 というわけ。 「早く数字が欲しい!」という新人営業マンが、客の事情を無視して商品を押し売りするような感じ。
  • あと、中文がわかる人向けの区別の仕方。 「没関係」と言ってみる。 メイクアンシ:中国人 メイクアンスィ〜〜:台湾人 拼音だとmei guan xiだけど、xiが軽声なのが中国人(シンガポール人とかの可能性もあるけど)、4声(軽声なし)が台湾人
  • 以前、「台湾料理」の看板を掲げているお店に入ったら、店員がみんな北の発音だったことがあった。 ホントに平気でなりすます。
  • >> SNSに投稿された動画には、中国人観光客が「中華民国 TAIWAN」の文字が印刷された緑色のパスポートケースの中に自身の中国のパスポートを入れている様子が映っている。 何かにつけて恥ずかしい国だね
  • いやいや!! 中国人だから冷たくしてるんじゃないのよ! 迷惑行為をするから嫌われてるの!!!!!!! いい加減気づけ

japannewsnavi編集部の見解

台湾パスポート偽装が議論を呼ぶ背景
台湾メディアが、中国人観光客による「台湾パスポート風ケース」の使用が物議を醸していると報じた。日本との関係悪化を背景に、一部の観光客が日本で不利益を受けることを避けるためとされ、SNS上でも広く取り上げられている。自由時報の記事によれば、中国の旅客が緑色の「中華民国 TAIWAN」と印字されたパスポートケースに自国のパスポートを入れて日本へ旅行した様子が動画で共有され、注目を集めた。本人は「こうすれば旅がより順調になる」と話したとされ、こうしたケースは中国の通販サイトでも一般的に販売されているという。

台湾側の反応として、ネット上では「台湾人のふりをするべきではない」「法的な問題がないのか」といった疑問が相次ぎ、パスポートという国家の象徴を模倣する行為の是非が議論となった。台湾では、中国との関係が歴史的に複雑であることから、こうした“偽装”を巡る関心は大きい。さらに、過去には韓国で反中感情が高まった際、台湾人が誤認を避けるためステッカーなどを使用していた事例も紹介され、地域ごとに異なる意識が存在することが示された。今回の報道でも、単なる旅行グッズという範囲を超え、パスポートの象徴性と安全保障をめぐる問題が背景にある点が浮き彫りとなっている。

SNSでの議論の広がりと指摘された行動パターン
Threadsに転載された動画には多くの反応が寄せられ、台湾の利用者が中国人観光客の行為に違和感を示すコメントが多く見られたという。台湾メディアが伝えた意見の中には、「自分から台湾人を名乗るのは不自然だ」「税関で判別されるのだから意味がない」という指摘があり、観光上の利得を目的とした行動ではないかという見方が広がっている。

コメント紹介では、台湾人と中国人の行動パターンの違いを挙げる声もあった。具体的には、何も聞かれていない段階で「台湾人アピール」をするのは不自然であり、台湾人本人は必要以上に自己主張することは少ないという意見である。また、言語の発音差で判別できるという実例も示されていた。たとえば「没関係」という表現の発音が、軽声か四声かで特徴が異なるという指摘である。こうした違いをもとに、観光客の発言や行動が真に台湾人らしいかを判断できるという主張も見られた。

さらに、飲食店において「台湾料理」と掲げながらも、中国北方の発音をする店員がいたという経験談も寄せられ、店側が出自をぼかして営業していた可能性を示唆するコメントもあった。いずれの意見も、出自を偽装する行為そのものに対する疑問が強く、パスポートや国籍の扱いに厳密さを求める姿勢が反映されていると感じた。今回の報道が広まった背景には、観光に関する信頼性や安全性がより重視される潮流が影響していると考えられる。こうした点は、国際関係の変化と観光需要の拡大が重なる現在の状況を分かりやすく映し出している。

社会的影響と制度面での課題
報道やコメントを見ていて感じたのは、パスポートの象徴性が単なる旅行証明にとどまらず、国籍や外交関係の延長線にあるという点である。偽装したケースを使うことで安全性が高まると考える観光客がいる一方で、国家が定める正式な身分証明の扱いは厳格であるべきだという意見も根強い。観光分野では利便性が重視される一方、国籍偽装に類する行為が常態化すれば、信頼の低下や不正行為の温床になるとの懸念も示されている。

SNSで交わされた議論には、なりすまし行為が過去にも存在したという指摘があり、地域によっては相手国への配慮からアイデンティティを明確にする行動を取る人がいた事例も紹介されていた。今回の件は逆の構図であり、観光の円滑化を理由に国籍を偽装する行動が広がれば、制度面での新たな課題が浮上すると感じた。観光地の治安維持や入国審査の厳格性が求められる中で、身分を偽るような行為が問題視されるのは自然な流れである。

コメントの中には、迷惑行為が積み重なることで不信感が拡大するとの意見もあり、旅行者と受け入れ側の信頼関係を維持するためにも、正確な国籍表示や適切な身分確認が不可欠だという声があった。日本国内でも観光の安全管理が注目される場面が増えているため、今回の報道は、国籍の扱いと観光の信頼性をどのように確保していくかを考える一つの材料になると感じた。今後は、パスポートケースのような流通品を含め、制度的な整備が求められる可能性もあるだろう。

執筆:japannewsnavi編集部

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