【中国の日本渡航自粛】日本へ向かう中国人の声「政治は私とは関係ない」[Yahoo!]25/11

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朝日新聞の記事によると…

中国人訪日客「政治は関心ない」 渡航自粛呼びかけ、口を閉ざす人も

台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁をめぐり、中国外務省が14日夜、中国国民に日本への渡航を避けるよう呼びかけた。

(略)

理由を尋ねると「政治は関心がない」と多くを語らなかった。ほかの観光客たちも「ニュースは見ている」ものの、それ以上は目線をそらし、口を閉ざした。こうした情勢で日本へ渡航することに対して後ろめたさを感じているように見えた。  そんな中、大学を卒業したばかりという20代の女性が取材に応じた。

報道は知っているが「政治の話は私とは関係ない」と話す。これまで欧州など多くの国へ観光したが差別やトラブルに遭ったことはなく、特に日本の治安には安心感があるという。「仮にチケットがキャンセルできても、予定を変更するつもりはない」と話した。(上海=里見稔)

[全文は引用元へ…]11/15(土) 13:03配信

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/5447a362c2a3fbed4b6d6ded3292a6a67f974f99

みんなのコメント

  • 中国政府が渡航自粛呼びかけても空港は長蛇の列。日本の治安の良さへの信頼は本当に厚い。 誇らしい反面、オーバーツーリズムやマナー問題、医療費未払いなど課題は山積み。 観光収入は欲しいけど、地域の負担も限界。政府が腹を括って本格的な受け入れ体制の整備に取り組まないと、この先持たないよね
  • 政府の命令には従ったほうがいい。 たまに珍しくいいこと言ったんだから
  • 全然中国人は 自粛しないのか 共産国なのに 中国政府の力は 弱まってるのか 政治とは関係ないという 理由らしいですが 反対の立場なら 大使の言葉が 恥ずかしくて行けないです
  • 14億の人民の怒りとは…何?
  • あれれ?中国共産党の支持に従わないんですか?
  • 日本在住者にも帰国命令出して 独裁国家なら一発で済むわ
  • 何年か前に習近平の支持率が経済悪化により過去最低だと中国人が言っていたが、中国にも支持率たるものがあるのか気になっている。誰か教えてほしい
  • 来なくて良いよ。 ・大声で喋る ・横に広がって歩いて譲らない ・商品を選んでると横から突き飛ばす などなど、迷惑でしかない。(^_^;)
  • 結局これかよ。処理水問題で日本の魚介輸入禁止にして日本近海に中国漁船が取り巻くって食べる、コロナ収束してんのにいつまでも外出規制でなぜか日本で中国人デモやってキンペーが折れる的な
  • せっかくアンタらの親玉が日本に行くな!って言うてんねやさかいに。 それに逆らってまで日本に来んでもええんちゃうん?!
  • 禁止じゃない限りお構いなしにくるよなそりゃ、ただの中国の怒りのポーズに過ぎないし
  • え〜 渡航自粛したんじゃないの いっそのこと渡航禁止にしたらいいじゃんチャイナ

japannewsnavi編集部の見解

渡航自粛呼びかけの翌朝に見えた現実

 台湾情勢をめぐる高市早苗首相の国会答弁に反発した中国外務省が、中国国民に日本への渡航を控えるよう求めた。日本で治安が不安定になり、中国人を狙った犯罪が多発していると主張し、「重大なリスク」があると強い表現を用いた。その発表が中国国内で一斉に報じられたのは14日夜のことで、中国のSNSでも大きな話題となった。

 しかし、一夜明けた上海浦東空港では、政府の呼びかけとは対照的な光景が広がっていた。午前10時の大阪行きカウンターには、赤いパスポートを手にした旅行者たちが長い列を作っていた。家族連れ、学生風の若者、カップルなど、見たところほとんどが観光客だ。スーツケースの音に混じって笑い声が響き、緊張感とは無縁の雰囲気があった。

 この温度差は非常に印象的だった。繰り返し報道され、政府が強いトーンで渡航を控えるよう促した直後であるにもかかわらず、現場の旅行客は淡々と手続きを進めていた。呼びかけがどの程度実際の行動に影響しているのか、外から見る以上に答えにくい状況が背後にあるのかもしれない。

旅行者の言葉に見える本音と慎重さ

 列に並ぶ数組の旅行者に話を聞くと、注意喚起の情報を知っていると答える人が多かった。ただし、政治的な内容になると皆一様に口が重くなる。「政治は関心がない」と語る夫婦は、視線を落として多くを話そうとしなかった。他の旅行者も同じように、ニュースは見ていると答えながらも、それ以上の話題には踏み込まない姿勢を見せた。発言がどのように扱われるのかを意識しているようで、慎重な空気が漂っていた。

 その中で、唯一具体的に答えたのが20代女性だった。欧州など多くの国を訪れた経験があり、差別的なトラブルに遭ったことはないという。日本については特に治安への安心感があると語り、「政治のことは私には関係がない」と淡々と述べた。出発を迷わなかった理由を問われると、「キャンセルできても予定は変えない」と強い口調で答えた姿が印象的だった。

 一方、ネット上の反応を見ると、こうした「政治に関心がない」という回答に多くの皮肉が寄せられていた。「習近平に直接そう言えるのか」という厳しい指摘や、「帰国後に粛清されるぞ」と冗談交じりの意見も見られた。また、「もう帰るつもりがないのでは」というコメントもあり、旅行客の言葉が本心なのか、表向きの発言なのかを疑問視する声が相次いだ。

 さらに、観光の現状を踏まえた冷静な意見もあった。「中国人観光客が激減したら観光業にとって大打撃だ」という指摘は、まさに日本が抱える課題の一端を示している。京都などの観光地が盛況を保てるのは、国内外の観光客が訪れるからこそであり、賑わいを維持するためには一定の需要が欠かせないという現実を指摘する声も多かった。

観光と国際情勢の狭間で揺れる現場

 日本政府観光局の統計では、中国からの観光客数は2024年以降回復傾向を続けており、2025年も9月時点で前年を上回っている。渡航自粛の呼びかけがあったにもかかわらず、空港に多くの旅行者が集まっている状況を見れば、個人の判断が政府の発表と必ずしも一致しないことがよく分かる。観光需要という生活に密着した行動は、政治的な発表だけでは必ずしも止まらない。

 ただし、政府の発表がそのまま現実の危険を反映しているかどうかは別問題だ。日本で中国人を狙った犯罪が急増しているという主張については、根拠が不明確だと感じる人も多い。ネット上では「政治的意図が強すぎる」との意見が出ており、外交上の駆け引きの一環として発信されている可能性を考える声も見られた。

 こうした中で、日本を訪れる旅行者が実際にどう感じているのかを知ることは重要だ。空港での穏やかな様子は、政治と日常の間に存在する距離感を象徴しているように思える。旅行客の多くが口を閉ざすのは、表現への慎重さからなのか、それとも政治との距離を保つためなのか。背景には複雑な事情が潜んでいるのだろう。

 観光業の視点から見れば、情勢が不安定になるたびに影響を受けるのは日本国内の事業者だ。古い町並みや文化財を維持するためには、観光収入が欠かせないという意見は現場の実感として重い。観光地の賑わいを支えるためにも、国際情勢が安定し、安心して往来ができる環境が戻ることを願わずにはいられない。

執筆:japannewsnavi編集部

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