【秋の叙勲】旭日大綬章に竹中平蔵氏ら受章[日テレ]

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 日テレNEWS NNNの記事によると…

秋の叙勲 旭日大綬章に竹中平蔵さんら 受章者発表

政治や芸術、文化などの分野で功績を残した人に贈られる秋の叙勲の受章者が発表され、小泉政権で総務相などを歴任した竹中平蔵さんらが旭日大綬章に選ばれました。

旭日大綬章を受章した竹中平蔵さん(74)は、小泉政権で総務相や郵政民営化担当相などを歴任し、構造改革などを推進しました。

旭日大綬章 竹中平蔵さん(74)
「私は不良債権の処理とか、公共事業の削減、一部の人に批判を受けるような仕事もやってきましたから。そういう人間が叙勲の対象になるとはちょっと思ってなかったんですね。こういう機会を与えていただいたことは素直にありがたいと思っています」

[全文は引用元へ…]2025年11月3日

以下,Xより

【ライブドアニュースさんの投稿】

引用元 https://news.livedoor.com/article/detail/29908466/

みんなのコメント

  • これで分かるように、我が国の叙勲というのは、我が国の政官財を構成する上層階級の人々に、どれだけ貢献したかを基準に行われるわけです。そして、彼の考え方(小さな政府、規制緩和、自己責任論など)は、今も現政権の政策に反映され続けています
  • 日本経済のガワだけ守って、中をグジャグジャにした人。 バブル崩壊のツケを団塊Jr世代で賄い、ロスジェネと製造業の非正規を作り出し、若い芽を摘み、日本を技術漏洩で衰退させた。 だが、その礎を作ったのは媚中親中のバブル期世代の政治家。後処理した竹中平蔵は、日本人の良心に付け込んだ人
  • 自分が批判されてる理由を“痛みを伴う改革”の誤解だと思ってるわけですね。いや、実際は“中抜きで儲けられる構造”を作ったからでしょう。その結果、日本は非正規が増え、賃金は停滞し、社会は疲弊した。衰退の原因にはなっても、成長の方向性は示されませんでしたよね。
  • 旭日大綬章の決定は、内閣府賞勲局が候補者の審査を行い、内閣総理大臣が取りまとめた原案を基に閣議で決定し、天皇陛下が裁可されます。各府省の大臣などが推薦した候補者の中から選考され、天皇陛下が直接親授します。だって。 各府省大臣が問題だったのか
  • 自分が批判を受けている理由はそういうことだと思ってるわけですね。いや、主に「中抜きで儲けられるように構造を改革した」からでしょう
  • こらこら 非正規雇用の弊害はどうするのよ
  • 未来の教科書に悪名が載るレベルの人間に何故・・?
  • 世紀の大悪人や日本の敵で勲章もらったのって何人くらいいるのかなあ

japannewsnavi編集部の見解

秋の叙勲で竹中平蔵氏が旭日大綬章を受章

2025年秋の叙勲が発表され、政治や文化、学術などの分野で功績を残した人々が選ばれました。その中でも注目を集めたのが、小泉政権時代に総務相や郵政民営化担当相を務めた竹中平蔵氏(74)です。竹中氏は経済学者として知られ、小泉政権の経済政策の中心人物でした。不良債権の処理、公共事業の削減、規制緩和などを進めた一方で、社会に大きな格差を生んだとの指摘も少なくありません。
今回、旭日大綬章の受章にあたり、竹中氏は「批判を受けるような仕事をしてきた自分が対象になるとは思わなかった。ありがたく思う」と語りました。この言葉には、かつての改革の重みと、それに伴う世論の複雑な感情がにじみます。
また、元参議院議長の尾辻秀久氏(85)が桐花大綬章を、元衆議院議員で高市早苗首相の夫でもある山本拓氏(73)が旭日大綬章を受章。さらに、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズを生み出した堀井雄二氏(71)が旭日小綬章を受け、「支えてくれたスタッフとユーザーに感謝したい」と喜びを語りました。今回の秋の叙勲では、全国で3963人が受章しています。

改革の影と残された課題

竹中氏の受章については、ネット上で賛否の声が大きく分かれています。彼が推進した構造改革は「官から民へ」を掲げ、日本経済の仕組みを大きく変えました。しかし、その影で非正規雇用が急増し、若者の雇用が不安定化したことは事実です。いわゆる「就職氷河期世代」は、この時期に社会へ出られなかったことで将来の選択肢を狭められ、今なお生活に苦しむ人が少なくありません。
SNSには「氷河期世代を生み、日本の衰退を決定づけた人に勲章とは」「国の方向を誤らせた人物を讃えるのか」といった批判が相次ぎました。中には、「自分たちの世代が犠牲になったのに、功績として語られるのは理不尽だ」「中抜き構造を広げた結果、現場の人が報われない社会ができた」との声もありました。
一方で、「国の構造を変えるには痛みを伴う」「どんな政策にも功と罪がある」といった意見もありますが、そうした言葉に納得できない人の方が多いようです。長引く賃金停滞、非正規雇用の固定化、地方の疲弊など、2000年代初頭に行われた改革の影響は今も続いています。

社会が抱える矛盾とこれからの視線

叙勲は功績をたたえる制度であり、政治的評価とは別のものとされています。しかし、国民の生活に直結する政策を担った人物が「功」として記録されることに違和感を覚える人は多いです。コメント欄には「弱者を切り捨てた人が勲章をもらう国」「努力しても報われない社会を作った張本人」といった厳しい言葉が並びました。
また、「氷河期世代はまるで戦後の引き揚げ者や開拓移民のように、社会から見て見ぬふりをされた」「今の自殺者数の増加も当時の政策と無関係ではない」と指摘する声もあります。日本の経済構造は変わっても、心の傷は残っているという思いが読み取れます。
竹中氏の受章は、ある意味で日本社会の矛盾を象徴しています。経済の数字を優先する政治が、人々の暮らしや幸福をどこまで見ていたのか。その問いに対する答えは、いまだに出ていません。SNSでは「50年後、竹中平蔵を題材にした小説やドラマが作られ、あの時代が再び議論されるだろう」という声もありました。それは皮肉でもあり、同時に警鐘でもあります。
今回の叙勲を通じて、国が誰を称えるのか、どんな価値観を未来へ残そうとしているのかが問われています。社会の痛みを見ないまま「功績」とするのではなく、何が失われたのかを冷静に見つめることが必要です。日本が本当に豊かさを取り戻すためには、過去を正直に振り返る勇気が求められています。

執筆:japannewsnavi編集部

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