【飲食料品 8月に1010品目値上げへ】前年比1.5倍増　［Yahoo!］

帝国データバンクの記事によると…

8月の飲食料品値上げ、1010品目　前年比1.5倍の増加

今秋は半年ぶりの「値上げラッシュ」へ　値上げの動きは「恒常化」の兆し

月別値上げ品目数 推移（27 カ月推移・7 月31 日時点）

　主要な食品メーカー195社における、家庭用を中心とした8月の飲食料品値上げは1010品目、値上げ1回あたりの値上げ率平均は11％となった。前年8月（661品目）から+349品目・+52.8％となり、単月の値上げ品目数としては3カ月連続で1千品目以上の推移となった。また、1月以降8カ月連続で前年同月を上回り、連続増加期間としては記録的な値上げラッシュの1年となった2023年2～7月を上回り、前月に続き2022年の統計開始以降で最長を更新した。

　2025年8月の値上げを食品分野別に集計すると、だし製品のほか、ポン酢やたれ製品を中心とした「調味料」（470品目）が最多となった。「乳製品」（281品目）は、加工向け生乳取引価格の引き上げによる影響を受けて、牛乳やチーズ、ヨーグルト製品など幅広い品目で一斉に値上げとなり、2025年内では3月（284品目）以来の高水準となった。「加工食品」（109品目）では、冷凍食品のほか、包装餅などで値上げとなるものの、単月としては2025年内で1月（58品目）に次ぐ少ない水準となった。

［全文は引用元へ…］7/31(木)

まとめ

【2025年8月 飲食料品値上げ状況】

合計：1010品目（前年8月：661品目 → +349品目、+52.8％）
平均値上げ率：11％
→ 単月1000品目超は3カ月連続、1月以降8カ月連続で前年同月を上回り、統計開始以降最長

【食品分野別の値上げ品目数（2025年1～11月）】

分野	品目数	値上げ率	8月内訳	2024年実績
加工食品	4,285品目	15％	109品目	5,757品目
調味料	6,140品目	12％	470品目	1,715品目
酒類・飲料	4,656品目	19％	88品目	2,652品目
菓子	1,177品目	19％	17品目	1,307品目
乳製品	1,306品目	9％	281品目	392品目
パン	1,440品目	6％	0品目	108品目
原材料	412品目	14％	45品目	589品目
合計	19,416品目	15％	1,010品目	12,520品目

【値上げ要因の推移（品目数ベース）】

要因	2025年（1-11月）	2024年（1-12月）	2023年（1-12月）
原材料高	97.2％	92.2％	96.2％
エネルギー	66.5％	60.6％	80.6％
包装・資材	59.4％	68.5％	60.6％
物流費	80.0％	68.1％	58.4％
円安	12.2％	28.1％	11.4％
人件費	53.9％	26.5％	9.1％

以下,Ｘより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

【飲食料品 8月に1010品目値上げへ】https://t.co/YPH3SDmH9W

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 31, 2025

すでに内容量減らしてステルス値上げはされてるけど
表示もさらに値上げしたら

ダブル値上げじゃん

円弱すぎ。
海外依存体質ほんと脱却できんの？

— 名もなきsamurai (@raaasks) July 31, 2025

もうやめて😭無理すぎ

— えな (@ena__high) July 31, 2025

食料品高すぎるから
食料品だけでもええから、消費税無くして欲しいですね

— kazu@投資家わっしょい (@kazukabu88j) July 31, 2025

引用元　https://news.yahoo.co.jp/articles/fc998f21b9bed3052a788b92e358e4366593367e

画像出典：日本経済新聞

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みんなのコメント

• 食料品の値上げが止まらない。生鮮も気候不安定で供給や価格が危惧される。消費税を撤回しても、一度値上げされたらもう、過去の価格には戻らない。 四苦八苦して選んでも、懐具合は良くならず、いよいよ困る人々は栄養バランスを崩しかねないくらい買い物ができない。 三食摂りましょう、バランスとれたメニューで、は今後難しい社会になる。 もう、すでにその波は庶民に来ていて、欠食の子ども、二食で暮らす高齢者、昼食を節約するサラリーマン、などここ何十年の間普通に増えているのではないですか。 ゆとりある人々の食生活とそうはいかない人々。格差は健康にまでしのびよっていること。先が見えない。
• 物価上昇に比例して賃金も上がればいいのですが、慢性的に追いつかない状態です 値上げに比例して消費税額も増えるのも当然ですが、購買力が低い状態で値上がりが続けば実質増税と同じです 物価上昇はやむを得ないと思いますが、政府は一日でも早い対策を打つべきでしょう
• 値上げできる業界は良いですが、消費者はその値上げに所得がついてきてません。明らかに実態の収入と物価に乖離が出てきてます。これは国としたら税金だけ増えて良かったという事を考えてらのでしょうか。物価が上がれば消費税をはじめ税金もあがります。結果、国の税収が上がるので、本気で物価高対策を考えてるのか疑問でしかない
• 食品メーカーです。 2021から2023あたり値上げは、為替や戦争による商品相場が爆上げしたので環境的に理解できます。うちも上げました。 しかし昨今の値上げは便乗が入ってるかもですね。なぜなら為替もほぼ横ばいだし輸入原料の上昇幅も落ち着いてる。農産物は品目ごとに相場で違うので、一概にはいえないのが難しいですが。
• 値上げだけならまだしも、物によっては内容量が減ったり小さくなったり、挙げ句の果てには味が落ちたりなど値段は上がるのに質が落ちる食品なんかが結構あるので、企業は値上げする分だけしっかり質を維持する努力はやって欲しいです
• 物価高対策として消費行動を促す施策は、需要を増やし相対的に供給が足りなくなるので結果的に物価が上がるということを理解して欲しいですね。もちろん経済活動を活発化させるために消費行動を促す施策はありだと思いますけどね。目的と手段がちぐはぐしないようにしてほしい。
• 小売店も値上げについて、最悪と思っていると思います。 小売店の経営は、店頭に並べて消費期限を過ぎないように調整して、仕入れ値はあまり上げられたら困る、というスタンスだと思います。 この経営スタンスからすると、「物価が高い」→「商品が売れ残る」、「仕入れ値が高くなる」→「商品を同じだけ店頭に並べると仕入れ費用が多くかかる」という事になりますからね。 いまだに自民党が政権を担っている限り、ドル円は上がっていき、円安が継続します。潤っているのは、自民党と株を売買する機関、株を売買する人、だけですからね、国民の大多数は不満に思っているでしょうね。
• １０％以上の値上げをしている中で、賃金上昇は全く追いついていない。所得税を半分にするくらいのインパクトないと消費意欲わかない。 いくら企業が賃金上げても、所得税や社会保険料で半分近くとられてしまうので、手取りはわずかとなる。これではどうしようもない。消費が増えるわけがない。所得税減らしても消費喚起できれば経済は良い方向にまわっていく。税収が増えることが国民の幸せのわけがない。そこは政治家の先生方もよく理解してもらいたい

japannewsnavi編集部の見解

飲食料品値上げが続く現実

8月の飲食料品値上げは1010品目にのぼり、前年同月比で349品目増、増加率は52.8％となりました。単月で1000品目を超えるのは3カ月連続で、1月以降は8カ月連続で前年同月を上回るという深刻な状況です。分野別に見ると、調味料が470品目で最多、乳製品は281品目と高水準を記録しました。さらに2025年通年の累計では1万9416品目に達し、すでに前年を大幅に上回っています。

背景には原材料高、物流費の増加、エネルギー費や人件費の上昇、円安による輸入コストの膨張など複数の要因が重なっています。数値だけを見ても、国民生活への影響がいかに深刻かが分かります。

国民が直面する「ダブル値上げ」

しかし実際に暮らす私たちにとって問題は数字だけではありません。日常の買い物では、内容量を減らして価格を据え置く「ステルス値上げ」がすでに浸透しています。最近はコンビニで底上げトレイをやめる動きも一部で見られますが、スーパーの商品には依然として底上げ容器が目立ちます。

そのうえで、今回のように表示価格まで引き上げられれば、私たちが受けるのは実質的に二重の値上げ、まさに「ダブル値上げ」です。給料が思うように増えないなか、家計は追い詰められ、将来への不安は強まるばかりです。こうした状況では消費意欲が冷え込み、経済全体に悪影響を及ぼしかねません。

外国援助が続く中でのやり切れなさ

そんな中で、連日のように耳にするのは日本政府による海外援助のニュースです。エスワティニ王国への2億円の食糧支援をはじめ、国際貢献の名のもとに多額の資金が拠出されています。もちろん人道的支援が必要な国が存在するのは理解しています。しかし、国内では子ども食堂が急速に増え、重税に苦しみ、日々の食費さえ切り詰めている家庭が少なくないのです。

私は、この現実を思うと胸が痛みます。日本人は助けを必要としているのに、外国援助のニュースばかりが流れる。そのたびに、なぜ自分たちの生活が後回しにされるのかという悲しさを覚えるのです。円安や海外依存体質の影響も重なり、物価上昇の負担は今後も続くと見込まれます。

本当に必要なのは、まず国内の人々が安心して暮らせる環境を整えることです。国際社会への貢献はそのうえでこそ意味を持ちます。値上げラッシュに苦しむ今、日本人が忘れられていないと感じられる政治を、私は心から望んでいます。

執筆:japannewsnavi編集部