崖っぷち「二階元幹事長の息子」が訴える「中国から再びパンダを!」

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崖っぷち「二階元幹事長の息子」が訴える「中国から再びパンダを!」 【参院選和歌山選挙区】(デイリー新潮)

7月20日の投開票に向け、参院選が激しさを増している。選挙の最大の焦点は自公が参院で過半数を維持できるか否かであるが、全国で自民党候補の苦戦が報じられているのは周知の通り。そして、二階VS世耕の「紀州戦争」第二幕となった注目選挙区のひとつ、和歌山選挙区でもその傾向は同じだ。自民党公認にして、二階俊博・元幹事長の三男、伸康候補(47)も大接戦の渦中にあるが、そんなジュニアの主要政策のひとつは、何と「再び和歌山にパンダを!」だという

[全文は引用元へ…]デイリー新潮 2025年07月11日

要約

・参院選和歌山選挙区は定数1、7人が立候補する激戦区
・自民党公認は二階俊博・元幹事長の三男、二階伸康氏(47)
・伸康氏の主要公約の一つは「再び和歌山にパンダを!」
・「パンダがいなくなって不安を感じている県民もいる。その声に寄り添っていきたい」
・「パンダの経済効果は30年間で1300億円以上もあった」
・「(パンダがいなくなったことの)不安、心配を受け止め、即座に動きたい」
・読売、朝日、毎日、産経、日経など主要各紙は「二階vs望月」の接戦を報道
・望月良男氏は無所属で、世耕弘成・元経産相が全面支援
・世耕氏は裏金問題で自民党を離党し、無所属で衆院選に出馬・当選
・「参院選でも伸康さんを落選に追い込み、『二階家』の息の根を止めようという腹なのでしょうか」
・世耕氏は県全域での選挙戦に5回勝利しており、知名度・地盤が強固
・「伸康さんは全日空に13年務め、その後は父の秘書だったが、胆力に欠ける」
・「父が二階俊博ということ以外、取り立てた強みも特徴もない」
・父・俊博氏は86歳と高齢で、裏金問題の影響もあり前面には出にくい
・後援会の運営は長兄の俊樹氏が担うが、陣営には溝がある
・「衆院選では陣営がうまく機能しなかった」
・「不倫報道が大きく響いた」
・「銀座のバーのママとの不倫旅行を報じられ、応援演説に不倫相手を呼んでいた」
・「妻とは別居していて、離婚が前提だった」と弁明したが、評判はさらに悪化
・パンダ政策についても陣営内で疑問の声
・「パンダの貸与は外交問題であり、1年生議員にできることではない」
・「得票にも結びつかず、逆にマイナスになりかねない」
・「彼のこうした“政治センス”に不安を感じている後援者もいます」
・伸康氏にとって今回の選挙は“背水の陣”
・「これでまたもや敗れれば、国会議員への道はますます険しくなる」
・「負けが許されない戦いなのです」

以下,Xより

【デイリー新潮さんの投稿】

引用元 https://www.dailyshincho.jp/article/2025/07111101/?all=1

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みんなのコメント

  • パンダを貸してもらって、また親子揃って親中になるのか?
  • …ふざけてるのか? (※パンダに罪はない)
  • これぞ真の「客寄せパンダ」って事だよ! パンダを餌に票集めを図るとは二階親子の 考えそうな事だ! 国民は騙されねぇよ!
  • パンダが公約かよー!和歌山県民はパンダで票を投じるほど民度が低くないだろ!

japannewsnavi編集部の見解

パンダより先に訴えるべきことがあるのでは

和歌山の参議院選挙が近づき、候補者たちの政策が注目される中、二階伸康候補が掲げる「パンダをもう一度和歌山に」という主張に、正直なところ私は強い違和感を覚えました。もちろん、パンダが和歌山県白浜町の観光資源として多くの人々を惹きつけてきた事実はあります。その経済効果も30年間で1300億円以上とされ、地域活性化の一端を担ってきたのは事実でしょう。

しかし、今、県民が最も必要としているのは本当にパンダなのでしょうか。人口減少や少子高齢化、医療やインフラの問題、若者の地元離れなど、和歌山には喫緊の課題が山積しています。そうした現実を前にして、選挙の場で「パンダがいなくなって不安を感じている県民もいる。その声に寄り添っていきたい」と語られても、心に響くものはありませんでした。

動物を政治に利用することに対しても、強い懸念があります。パンダは外交交渉の象徴であり、中国との国家間協定によって貸与される存在です。それを一地方の選挙で主要な公約として掲げるというのは、現実的な政策提案とは言い難く、むしろ軽率な印象さえ残ります。

「パンダがいなくなって寂しい」と思う人がいるのは否定しません。ですが、政治家として県民の代表を目指す以上、もう少し地に足のついた政策を訴えてほしい。それが率直な感想です。

世襲と信頼のバランスが問われる選挙

伸康氏の経歴を見ても、これまでの政治活動における実績や明確なビジョンが見えてきません。航空会社勤務を経て父・俊博氏の秘書を務めたこと以外に、地域にどう貢献してきたのか、どんな信念を持っているのか、今一つ伝わってこないのです。今回の選挙においても、不倫報道という個人的な問題がクローズアップされ、有権者の信頼を失っているのが現実でしょう。

「妻とは別居しており、離婚が前提だった」という釈明はありましたが、選挙期間中にそのお相手を演説会に呼んでいたという報道が事実であれば、支援者が感じる失望や裏切りは計り知れません。政治家は私生活においても節度が求められます。とくに、世襲である以上、その看板に甘えることなく、誰よりも誠実な姿勢を見せることが信頼回復の第一歩だったはずです。

世襲議員そのものを否定するつもりはありません。ただ、それならばなおさら、本人がどれだけ本気で地域と向き合い、努力しているかが重要です。父の名に頼るのではなく、地元の声に耳を傾け、自らの言葉で語れるかどうか。そこに有権者は敏感に反応します。

その点において、伸康氏はまだまだ課題が多いと感じざるを得ません。選挙で訴える政策の内容からしても、「地域経済を活性化させたい」という意図はわかりますが、それをパンダという象徴に託す発想には説得力がありません。もっと現実に根ざした、地道な提案が求められているのです。

政治は“動物”より“人”を見てほしい

和歌山県民の生活の中に、パンダが果たしてどれほど深く関わっているでしょうか。観光業界やレジャー施設にとっては重要な存在かもしれませんが、日々の暮らしの中で悩み、働き、子育てをしている多くの県民にとっては、優先順位は決して高くありません。

「パンダもういらない」「政治利用されるの可哀想だろ」「もういいって」といったコメントが出てくるのも無理はないと思います。動物を愛するからこそ、安易に政治の道具にされることを嫌うのは、自然な感情です。真に動物を大切に思うのであれば、繁殖や環境保護について冷静に語り、長期的なビジョンを示すべきです。

また、外交的な観点から見ても、現代の国際社会においてパンダの貸与は非常に繊細なテーマです。日本と中国の関係性が変動する中で、地方議員が単独でどうこうできる話ではありません。そうした問題を理解せずに、ただ“パンダを取り戻したい”という気持ちだけで前面に出してしまう姿勢は、選挙戦においてプラスには働かないのではないでしょうか。

もちろん、若い政治家が地域のために頑張ろうとする姿勢は応援したいと思います。しかし、だからこそ、もっと真剣に、有権者の心に届くような政策を語ってほしい。目の前の現実に向き合い、言葉に責任を持ち、そして信頼される存在になってほしい。政治は“かわいさ”ではなく“誠実さ”で判断されるべきです。

選挙は候補者の真価を見極める機会です。パンダという話題に惑わされず、今の和歌山に本当に必要なリーダーが誰かを、静かに、でも確実に見極めたいと感じます。

執筆: japannewsnavi編集部

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