【備蓄米を加工用に放出】小泉農相「安心して経営継続できるよう」酒・せんべい原料不足に対応

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読売新聞によると…

備蓄米を酒・せんべいなど加工用にも放出へ…小泉農相「安心して経営継続できるよう」

 小泉農相は4日、食品加工業者や酒造業者向けに、政府備蓄米を加工用として放出すると発表した。コメの価格高騰に伴い、加工用米から主食用米に生産転換が進み、日本酒やせんべいなどに使う加工用の不足が懸念されていた。8月に販売を始める方針だ。

 酒造や菓子の業界団体などから早期販売の要請を受けており、小泉氏は4日夜、報道陣に対し、「事業者が安心して経営を継続していただけるようにしたい」と述べた。放出する数量は今後検討する。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/6fcbe809993ae1b484d1fe413aa3ed17acab7ae3

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みんなのコメント

  • 政党変わったら米の値段も変わる??
  • 茶番
  • せめて食料として必要と思っている国民に行き渡ってからにしたら?有事があったらどうすんのさ?
  • 空梅雨だけど水不足で不作になったら
  • 備蓄米を放出するという判断自体は理解できますが、正直なところ、もう「備蓄米で支持を得る」時代は終わったと思います。コメの価格対策ももちろん大事ですが、もっと先の国の未来を見据えた政策に力を入れてほしいです。選挙対策の一環に見えてしまうような動きよりも、将来世代の生活や産業をどう守っていくか、そこを本気で議論してほしいと感じます。
  • 今は米をアメリカなどから輸入するならそれを備蓄米にすればいいと思う。 しっかりと米の価格は下げてもらいたい。農家には直接補助金などで支援すればいいんじゃない!以前の米の価格に戻して欲しい。
  • コレだけ大盤振る舞いやって、来年もコメ不足や価格高騰したら? 米国産農産物や食肉って、農薬やホルモン剤等で「汚染」された代物なのは、知る人ぞ知る有名な話なのに
  • そもそも備蓄米を放出していることが緊急事態
  • いま備蓄米で乗り切ったとして、 つぎはどうするのって感じだよ
  • 中々、スピーディーで良い。 JA、流通業者は、反省しても遅い、
  • いい加減に販売進度公表しろよ。 もう小泉の無能さはバレてますよ。 結局、全農以下のペースじゃん。 農家は国を見限ってますからね。 自民党大敗を期待してます。

japannewsnavi編集部Bの見解

備蓄米の加工用放出に思うこと

小泉農相が政府の備蓄米を加工用としても放出すると発表したという報道を目にし、率直に言って複雑な思いを抱いています。日本酒やせんべいなどの原料不足に対応するという名目ではありますが、なぜ今になってこうした対応なのか、国民の多くが疑問に感じているのではないでしょうか。

物価上昇が続き、日々の食卓を守ることに苦労している家庭が多い中で、まず優先されるべきは加工業者よりも消費者ではないかという声も根強くあります。もちろん、日本酒や菓子類も日本の文化や産業の一部であり、大切にすべきものであることは理解できます。しかし、有事の際に命をつなぐ「主食」としてのコメが、こうした用途に優先して回されるとなると、本当に大丈夫なのかという不安がよぎります。

一時的に在庫を放出してしのいだとしても、その先の展望が見えなければ、これは単なるその場しのぎにすぎません。そもそも備蓄というのは「万が一のとき」に備えるものであり、それを日常の価格調整のために使うようでは本末転倒です。もしものとき、私たちの口に入るコメがないという状況にならない保証はどこにもありません。

見えにくい「安心」の正体

小泉農相は「安心して経営継続できるようにしたい」と語ったといいますが、それは本当に国民全体の「安心」に繋がるのでしょうか。事業者の安定も大事ではありますが、国民の食の安定が優先されるべきではないでしょうか。食料価格が高騰し、加工用の米が主食用に転用されているという現状があるにせよ、それによって本来の備蓄の役割が薄れていくのは避けたいところです。

また、こうした施策が「点数稼ぎ」と見られてしまうのは、これまでの政府の対応への不信感が拭えていないからでしょう。必要な場面で適切な対応が取られてこなかったという過去の印象が、人々の評価に影を落としているのだと感じます。政党が変わればコメの値段も変わるのではないか、そんな皮肉交じりのコメントもあながち的外れとは言えません。

本来、農政というのは中長期的な視点で行われるべきです。今回のように短期的な需要に対応する形で備蓄米を放出するのではなく、どうすれば農家が安定して生産できるか、どうすれば主食と加工用を両立できる供給体制が整うかといった視点が必要です。今あるコメを配ることは誰にでもできますが、次にどうするかを真剣に考えなければ、結局は同じことの繰り返しになります。

備蓄の役割を再確認したい

有事を想定して積み上げてきた備蓄米を、平時の中で使い始めているという事実自体が、すでに緊急事態ではないかと思ってしまいます。今の状況であっても、災害や外交リスクなどが同時に重なれば、あっという間に米不足が深刻化する可能性はあります。そのときに「備蓄がもうない」となってしまえば、責任の所在を問われるのは避けられないでしょう。

もちろん、加工業者の声を無視して良いとは思いません。しかし、本当に優先順位はそれで良いのかという疑問は残ります。酒造業者やせんべい製造業者が困っているのは理解できますし、支援が必要なケースもあるでしょう。ただ、まず第一に守るべきは、日々の食卓にコメを届けることではないでしょうか。

もし備蓄米を放出するのであれば、その根拠や今後の計画も合わせて示してほしいと思います。単に「不足しているから」という理由では、国民の不安は解消されません。コメの需給がひっ迫しているということは、長期的な食料安全保障にも関わる問題です。その認識を、政府がどこまで本気で持っているかが問われる局面に来ていると私は感じます。

執筆:編集部B

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