【性的広告を配信停止 電子コミック】

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読売新聞によると…

電子コミックの性的広告を配信停止、全年齢向けサイト…大手11社の「電子書店連合」

電子コミック配信大手でつくる「日本電子書店連合」が、性的表現が描かれたコミック広告について、全年齢向けサイトへの配信を4月末から停止したことがわかった。子どもも閲覧するサイトに表示されることへの苦情が「日本広告審査機構」(JARO)に相次ぎ、JAROから指摘を受けていた。

同連合は2018年に設立され、「コミックシーモア」「めちゃコミック」「Renta!」などの電子コミックを運営する大手11社が加盟している。

 全年齢向けサイトへの配信を停止したのは、性行為や裸、胸などが描写された電子コミックの広告。

 同連合やJAROによると、一部の加盟社の性的広告が全年齢向けのゲーム攻略サイトやネットニュースサイトなどにも配信され、JAROに「とても不愉快で、子どもでも見られるのは問題だ」などの苦情が相次いでいた。24年度にJAROに寄せられたインターネット上の性的広告への苦情は、前年度(235件)の2倍超の604件に急増。このうち電子コミックが206件で、その5割超が同連合加盟社に関するものだった。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.yomiuri.co.jp/national/20250603-OYT1T50215/

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みんなのコメント

  • 子供も見る可能性が高いゲーム攻略系サイトとかにも性的広告蔓延してるんで、何とかしてほしいところではある…
  • あと 暴力系とかもやめてほしいし 某ゲームの かわいそうな猫を助ける広告とか 見るのも辛いんでどうにかしてほしい😣
  • いい事だとは思うんだ。 ただ、その減った広告費分を他で埋め合わせしようとかならないか心配
  • 個人的には米粒レベルでクソ小さい広告の×ボタンもついでに規制して欲しいんだけどなぁ…
  • 素晴らしい!! これがどんどん広がってほしい 困る人はいないので。(見たい人は自分で探しに行けば良いからね)
  • テレビはコンプライアンス違反厳しいのに、スマホは優しいのずっと気になってたꉂ🤣
  • その結果、某筋トレアプリの広告で 棒人間で騎乗位をイメージするトレーニング方法や たるんだ下半身の股間部分に貝のイラストがあり きちんと鍛えれば貝が開き綺麗な真珠が出て サボれば臭そうな臭いを放つ腐った具が出てくるおかしな演出になりました 性的では無いけど性的を連想させるのが増えたw
  • Safariとchromeもそうしてくれ。 いくらフィルタリングしてもすり抜けて子供の目に触れるので困ってる。
  • JAROやるやん。
  • 汚い角質とか映してる広告も全部消してくれ
  • 女性ユーザーだからといって出てくるBL広告もやめて欲しい 私はおにゃのこがすきなんだよオ!!!!
  • お侍ちゃんみたいにリプにアダルトサイトのリンク貼る垢も消えて欲しい
  • ついでにイジメ漫画の広告も全部辞めていただけると大変助かります
  • ほんまやりすぎやったわ
  • まとめサイトもどうにかしてほしい
  • うんうん、今更感だけど。。。  求めてない広告が表示されることにずっと抵抗があったw
  • これは嬉しい話ですね。 不快なものも多かったので。
  • 金銭的な問題はともかく、性的広告が減るのは男性にも良いことでは? 平時にエロ広告流れても不快ですよね?
  • あれは最悪なのでまずは助かった あとはスマホゲームとブラウザゲームだな。
  • 自主的に規制するのは素晴らしいけど、国が早く規制すべき。

japannewsnavi編集部Aの見解

ついに動いた業界の自主規制に一定の評価を

私はこのニュースを読んで、正直に言えば「ようやくか」と思いました。ここ数年、インターネット上で目にする広告の質の低下、特に性的な描写が過度な電子コミックの広告が全年齢向けサイトにまで無差別に表示される現状に、強い違和感を持っていました。ニュースサイト、天気予報、料理レシピやゲーム攻略ページなど、老若男女が利用する場に不意に現れる過激な画像に、目を背けたくなることも多々ありました。

今回、日本電子書店連合が、こうした性的な広告の配信を全年齢サイトから一斉に停止したという決定には、一定の前進が見られると評価しています。きっかけとなったのは日本広告審査機構(JARO)への苦情の急増であり、2024年度は前年の倍以上、600件を超えたとのこと。このうち、約200件以上が電子コミック関連で、しかも半数以上が連合加盟社の広告だったというのですから、事態の深刻さがわかります。

性表現自体を否定するつもりはありませんが、それを「どこに」「どう届けるか」という広告倫理の観点は、社会全体が真剣に向き合うべきテーマです。見たくない人にまで届いてしまう広告は、それがたとえ合法であっても、倫理的には疑問が残ります。

ネット広告の自由とモラルの線引き

ネット広告というものは、効果測定が容易で、細かくターゲティングができる点が特徴です。しかし、それは逆に言えば「クリックされれば何でもいい」という意識を助長してしまいがちでもあります。特に電子コミック業界では、過激な表紙画像や過度に誇張されたセリフ、露骨な性描写を前面に出すことで、一部のユーザーの関心を引こうとする風潮が長く続いてきました。

その結果、日常的な情報収集の場や、子どもが利用する学習サイト、あるいは家族で見ている動画ページにまで、こうした広告が表示されるようになってしまったわけです。これが「広告として適切か?」と問われれば、多くの人が首をかしげるでしょう。

インターネットは便利で自由な空間ですが、同時に公共性も持ち合わせています。だからこそ、広告主や配信事業者には、高いモラルと責任が求められます。今回の件では、日本電子書店連合が「業界全体の課題」として正面から受け止めた点、また4月30日という比較的迅速なタイミングで緊急会合を開き、基準統一と配信停止に踏み切った点は、評価に値する動きだったと思います。

広告倫理というのは、どれだけ高いクリック率を誇るコンテンツであっても、社会的信用を損なうような表現は、最終的に広告価値そのものを損ねる結果となります。今回の措置は、その意味でも長期的に見ればブランドを守るための健全な判断だったと感じています。

今後の課題と、私たち利用者の意識

ただし、今回の取り組みが電子書店連合加盟社に限られているという点は、今後の課題として残されます。報道によれば、加盟社以外の電子コミック広告や、医院・病院・オンラインゲームなどからの性的広告については、今もなおJAROに苦情が寄せられているとのことです。つまり、今回の対応で問題が完全に解決したわけではなく、「まだ不十分」という見方もできます。

また、広告というものは「見せる側」だけの問題ではありません。私たち「見る側」にも、何が不快で、どのような環境にどんな広告が表示されるべきかを冷静に考える責任があると感じます。インターネット広告はアルゴリズムに基づいて配信されているため、私たちのクリックや検索履歴が反映される仕組みです。広告表示に違和感を覚えるなら、無視する、通報する、あるいはブロック設定をするなど、ユーザー自身が環境を整える努力も必要です。

一方で、広告主やプラットフォーム側がそれに甘えて「嫌なら見るな」の姿勢を取り続けてしまえば、利用者の信頼は失われていくばかりです。だからこそ、今回のように苦情に対して業界が即座に対応したことは、ユーザーとの信頼関係を回復するための第一歩であったと受け止めています。

社会全体の健全性、そして次世代の育成環境を守るためにも、広告倫理というテーマは今後も継続的に議論されるべきです。インターネットという開かれた空間だからこそ、自由と規律のバランスが何よりも重要なのだと、今回の件を通してあらためて実感しました。

執筆:編集部A

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