【石破首相】対米関税交渉「カード」検討

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時事通信によると…

石破茂首相は19日、日米関税交渉を担当する赤沢亮正経済再生担当相や林芳正官房長官らを首相公邸に集め、今後の方針を巡って約1時間半にわたり話し合った。月内開催に向けて調整中の次回閣僚協議で「具体的な前進」を得るため、用意すべき交渉カードなどについて意見を交わした。

ワシントンで16日(日本時間17日)に行った会談の際、各分野に関してトランプ大統領やベセント財務長官らが使った具体的な言い回しやその意図を詳細に分析。米側の重点事項や優先順位、日本側が主張する内容について検討を加えた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

himuroさんの投稿】

引用元 https://www.jiji.com/jc/article?k=2025041900294&g=eco#goog_rewarded

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みんなのコメント

  • カードと言っても何も思い浮かばないwww
  • そんな事はいいから さっさと財務省に喧嘩売って来い
  • 財務省に減税するなって命令されてるのかな?  内閣総理大臣より財務官僚のが格上だもんな
  • 同感です
  • いつもの検討ですね 何もやらないのでしょう
  • どんなカードを出そうが石破のIQはせいぜい120前後💦トランプ大統領のIQは153だったかな⬆️勝負にならない👍
  • それもマイナカードに一本化、とか言い出すぞこのばか
  • トランプ大統領はヒントを与えてくれている あとはそれに乗ればいいだけ そんなに財務省が怖いのか??
  • この首相をひと言で表現すると 『幼稚園児並』 ・コミュニケーション能力 ・思考回路 ・論理構成力 ・立ち居振る舞い ・文字 ・筆 ・食べ方 ・箸
  • そんな力も胆力もある筈がない
  • いまさらカードを検討? それ、赤沢訪米前に検討しておくべきだったのでは?
  • 消費税廃止して天然ガス買ったらええんやで
  • 戦後最大の国難に「石破」という戦後最低のカードを引いた自民党議員は、けじめをつけるべき。
  • レベル1の初期装備がレベルカンストの最強装備相手に戦い挑むレベル
  • win-win にするつもりが ワンワン にならないようにお願いします。
  • 廃止すれば逆転ホームランできるのにモッタイナイ
  • ないでしょう
  • 石破、前頭葉ないみたい
  • 毎度選挙前だけやってる感だす
  • どうせ 何もできないよ
  • すぐに消費税廃止してもらいたいです。それだけでなく、さまざまな税金も廃止してもらいたいです。
  • って事は元々何も手立てが無くて最初の交渉に行ったって事か?間抜けかよ。

japannewsnavi編集部Aの見解

対米関税交渉に必要なのは「カード」ではなく覚悟ではないか

石破茂首相が関係閣僚を首相公邸に集め、日米関税交渉に向けた今後の方針について協議したとの報道を目にしました。会合には外務、財務、農林水産、経産、国交といった各省の幹部が出席し、今後の交渉に備えて「交渉カード」の洗い出しや米側の発言内容の分析が行われたとのことです。ニュースとしては、政府が一丸となって準備に取り組んでいるという姿勢を見せたものですが、正直に言えば私はその報道を読んでも、大きな安心感を得ることはできませんでした。

なぜならば、交渉カード云々という話は、外交の場においては当然の前提であって、そこを強調している時点で何か違和感があったからです。トランプ大統領という、かつての常識が通用しない指導者が再び政権を担っている今、単に「材料を揃えて臨もう」というだけでは物足りない。今の日本外交に本当に必要なのは、強く冷静な覚悟と、それを支える明確な国家戦略ではないかと感じます。

「カード」頼みの外交姿勢に感じる限界

そもそも外交とは、材料の駆け引きだけで勝てるものではありません。情報を集め、相手の意図を分析し、落とし所を探る。そうした作業は当然として、最終的にものを言うのは、国家として何を守るかという「覚悟」だと思います。

今回の会合では、米側がトランプ大統領やベセント財務長官を通じてどういう表現を用いたか、その真意はどこにあるかを細かく検討したと報じられています。分析が重要であることは否定しませんが、それに頼りきっている印象を受けてしまうのは残念です。トランプ氏のような人物に対しては、こちらの主張が明確でなければ、いくら分析を重ねても翻弄されるだけです。

石破首相の政権はまだ新しく、調整色が強いとの指摘もあります。そのためか、表向きの体裁を重視しているようにも見えます。ですが、今は「米国の機嫌をうかがう時期」ではなく、「日本として譲れない一線を明確に示す時期」だと私は感じています。

自動車関税問題は日本の製造業そのもの

とりわけ注目すべきは、岩屋毅外相が語った自動車関税の問題です。彼は「自動車産業はわが国製造業の屋台骨」と述べ、米側による関税強化に強い懸念を示しました。これはもっともな意見であり、現場の危機感を代弁するものだったと感じます。

現在、日本経済を支えている柱の一つが自動車産業であることは言うまでもありません。もし米国が関税を引き上げるような事態になれば、日本企業の収益だけでなく、国内の雇用や地域経済にまで深刻な打撃が及ぶことは明らかです。政府としては、その点をしっかりと認識し、カードどころか「譲れない国家の根幹」として位置付けて交渉に臨んでもらいたいところです。

また、岩屋氏が「安全保障と通商は性質が異なる」と語った点にも注目しました。これは非常に重要な視点だと思います。防衛分担や基地問題などを「取引材料」として通商分野に組み込まれることがあってはなりません。安全保障とは同盟の根幹であり、経済交渉の駆け引きに使うべきではありません。それをしっかり区別している姿勢には一つの筋を感じました。

「全体のパッケージ」という言葉の軽さ

赤沢経済再生担当相は、「大事なのは全体のパッケージだ。お互い納得できるウィンウィンの関係を」と語りました。理想論としてはよく聞く話です。しかし、今の米国に対して本当にそんな理想的な構図を描けるのか、私は疑問に感じています。

トランプ大統領は一貫して「相手を納得させる」のではなく「自国に得を持ち帰る」ことを最優先にしてきました。米国が満足するためには、相手が譲歩するという構図が基本になっています。そこに「ウィンウィン」を持ち込もうとするなら、日本側が明確な主張と数字で説得するしかありません。ただ「パッケージ」という抽象的な言葉でまとめようとするのは、相手の姿勢に対して現実が見えていないのではないかと思えてなりません。

今、日本に求められるものとは何か

結局のところ、今の日本に必要なのは「交渉カード」ではなく「国家としての構え」だと思います。外交は場当たり的に行うものではなく、積み重ねと信念が問われるものです。石破政権が真に外交力を問われるのは、こうした対米交渉において、自国の利益をどれだけ明確に主張できるかにかかっていると感じています。

静かに情報を集めることも大切ですが、今この時に求められるのは「腹をくくった交渉」です。交渉カードという言葉が出るたびに、私はかえって日本が弱く見えてしまうように感じるのです。堂々と「日本はこうする」「ここは譲れない」と言える覚悟、それが今こそ必要だと思います。

最後に

今回の関税交渉に向けた準備は、見た目には「丁寧で慎重」なようでいて、実はまだ「本気度」が伝わってこないというのが率直な印象でした。対米交渉は甘くありません。だからこそ、日本は強さと誇りを持って臨むべきです。期待したいのは、材料ではなく、構えそのものの強さです。

執筆:編集部A

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