【自民・森下千里氏】夫婦別姓=女性活躍ではない/旧姓通称使用の拡大を優先「名前は両親からのプレゼント、名字は先祖代々受け継がれてきたもの。大切にしたい」

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産経新聞によると…

自民党の森下千里衆院議員が選択的夫婦別姓の導入の議論を巡って、産経新聞のインタビューに応じた。改姓に伴う不便を解消するため、「旧姓の通称使用を拡大していくことが先ではないか」と語った。

森下氏は昨年10月の衆院選で比例代表東北ブロックで初当選。宮城県など地元からは夫婦別姓制度の導入よりも男女の賃金格差是正や女性のキャリアアップ支援を求める声が寄せられているという。

(略)

──経団連は夫婦同姓制度が女性活躍の障壁となっていると指摘する

「夫婦別姓を実現すれば、女性が活躍する、女性の地位が高まるという単純な話ではない。男性との賃金格差の是正、キャリアアップ支援や保育士の確保など、女性が働きやすい環境整備を進めることが急務だと感じる」

──選択的夫婦別姓の導入が今国会の焦点とされる

「温度差を感じている。なぜそんなにアクセル踏んでいるのだろうと思う所は正直ある」

(略)

──立憲民主党の野田佳彦代表は選択的夫婦別姓法案で自民党に揺さぶりをかけるという

「自民党が弱い状況で、夫婦別姓は確かにふるいにかけられるテーマだと思う。でも、政治家は国民の生活を守ることが仕事だと思っている。家族のあり方を政局に使うのは良くない。また、名前は両親からのプレゼントであり、名字は先祖代々受け継がれてきたもの。大切にしたい

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250401-46CMGUWFFVFRTDSRAEUGZRW424/

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みんなのコメント

  • 先祖代代 明治になってからですけどね それとも、武家で有ったと言いたいのかな? 武家と言えども、家系図は江戸時代の偽作が多かったと思うが。
  • 夫婦別姓推進派は「名字はアイデンティティ」と言う。ならば絶対に子供に名字を継がせたいのでは?伴侶も子供に自分の名字を継がせたいと言ったらどうする?夫婦別姓に救済措置はない。旧姓通称使用拡大なら父母両方が子供と同姓の上で旧姓使用可能です。
  • 森下さん♪素晴らしい
  • また一人やばい人爆誕
  • 全国的に希少な姓だったら、結婚しても買えない方が良いですよね。 仮に珍しい姓が女性側なら、別姓でなければ、男性側が改姓してくれないと、1人珍しい姓を名乗る人が減る。兄弟がいなければ、一家計断絶です!
  • とすると平安時代の清少納言は橘小納言と変えなくちゃダメね。
  • 顔の相が変わったね。良い意味で
  • 通名が許されて、職場(身内)での旧姓がどうこう言われるのがわからない。。。
  • 普通や そのお考え
  • 元々識別の為の物だし その効果を維持して貰いたい
  • 見直したよ
  • 夫婦別姓でも良いんですけど、子供の苗字の時に絶対にギャーギャーと揉めるんですよね。
  • 自分は両親一緒の苗字だから “受け継いだ”とか簡単に思えるけど “両親が別姓の子ども”は 何も“受け継いだ感”無くなるよね… 次世代にはもう理解されない思想に なりそう…
  • 全く別概念 別姓で女性活躍が全部解決できるというなら、他の、女性活躍の障壁とされているあらゆる物事はなんなんやって話やし
  • 明治時代から屋さんが、いると思ったら、いた。
  • その点は流石高市チルドレン♪
  • 頑張ってほしいです。
  • 当選してたんだっけw まあ使用拡大は賛成
  • 森下千里さんはわかってるわ
  • 「夫婦別姓実現イコール女性活躍ではない」 そりゃそうだ。活躍できない人はどんな氏でも活躍できないし、活躍できる人はどんな氏でも活躍できる。

japannewsnavi編集部Aの見解

自民党の森下千里衆院議員が語った「夫婦別姓イコール女性活躍ではない」という意見に、私は非常に共感いたしました。世の中では、まるで選択的夫婦別姓を導入さえすれば、すべての問題が解決するかのような論調が目立ちます。しかし、現実はそれほど単純ではありません。結婚に伴う姓の変更による不便さや精神的な抵抗感があることは確かですが、それをもって「別姓が正義」と断じてしまうことには、慎重になるべきだと思います。

まず印象的だったのは、森下氏が「名前は両親からのプレゼントであり、名字は先祖代々受け継がれてきたもの」と述べていた点です。これは、現代において忘れられがちな価値観を思い出させてくれる言葉だと感じました。私たちは、つい利便性や合理性だけで物事を判断しがちですが、名字には血のつながりや家族の歴史、そして文化的な背景が詰まっています。それを軽々しく扱ってよいのか、深く考える必要があると思います。

もちろん、旧姓での通称使用の拡大については、多くの女性にとって現実的でありがたい対処法になるでしょう。改姓に伴う名義変更の手続きは煩雑ですし、仕事で旧姓を使いたいというニーズもある。その意味で、森下氏が指摘する「まずは通称使用の拡大から」という提案は、非常に現実的でバランスの取れたアプローチだと感じました。

加えて、地元から届いたという「子供への影響が心配」とする若い母親の手紙の話にも、胸を打たれました。制度が変われば、それによって社会や家庭に及ぶ影響も当然出てきます。特に子どもの立場から見たときに、両親の名字が違うことがどう映るのか、どう受け止められるのか。それを「慣れれば大丈夫」で済ませるのではなく、真正面から向き合おうとする姿勢は誠実であり、政治家としてあるべき姿だと思いました。

また、森下氏は「家族のあり方を政局に使うのは良くない」とも述べていました。まさにその通りだと思います。夫婦別姓の問題は、本来ならば国民一人ひとりの生活や価値観に密接に関わるものであり、単なる与野党の駆け引きやイデオロギーのぶつかり合いで決めるべきではありません。特に、家族という私的な空間に関わる制度だからこそ、慎重で丁寧な議論が求められます。

一方で、経済界からは「同姓制度が女性の活躍の妨げになっている」という意見もあります。これに対して森下氏は、「賃金格差の是正や保育士の確保、キャリア支援などのほうが急務である」と述べていますが、私も同感です。制度を変えること以上に、現場の困難に真正面から取り組むことこそが、女性の社会進出を真に後押しすることになると思います。

むしろ、「選択的夫婦別姓が実現すれば、女性が自動的に活躍できる」といった発想自体が、現実の多様性や個人の意思を軽視しているようにも思えます。個々人がどういう生き方を選ぶか、どのような家族の形を望むかは、制度ではなく社会全体の価値観や環境によって決まっていくものです。そこを間違えてはいけないと思います。

また、「森下」という名字が芸名であり、2つの名字を持つことでプライバシーと仕事を分けられるという話も興味深く拝見しました。つまり、現行制度でも工夫次第でプライベートと仕事を両立させる道は存在するのです。制度を変えずにできる改善策があるのならば、まずはそこをしっかりと整備すべきですし、それが現実的な道筋だと思います。

日本社会には、日本独自の家族観や文化的背景があります。世界のスタンダードに倣うことが常に正しいとは限りません。もちろん国際的な潮流を無視すべきではありませんが、自国の歴史や国民の感情を軽んじてまで変革を急ぐのは、決して健全な進め方とはいえないと考えます。

今回のインタビューを通して、森下千里議員の発言には非常に誠実さを感じました。感情的にならず、あくまで冷静に、地元や現実の声を大切にしながら議論を深めていこうとする姿勢に、保守政治家としての信頼感を覚えました。

私たちは、急進的な変革よりも、地に足のついた改善を積み重ねていくべきです。伝統や文化を大切にすることと、現代のニーズに応えることは両立できるはずです。そのバランスをどう取るかこそが、今の日本に求められている政治の役割ではないでしょうか。

執筆:編集部A

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