【奈良市議】採決中に“隣の投票ボタン”を代理で押す前代未聞の行動 懲罰動議も視野に入る事態に

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朝日新聞によると…

奈良市議会3月定例会で28日にあった本会議採決で、北良晃市議(81)=自民党・無所属の会=が隣席で同じ会派の土田敏朗市議(79)の投票ボタンを代わりに押し、数時間後に投票結果が修正された。市議会は懲罰動議の提出を視野に対応を協議している。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.asahi.com/articles/AST3Y457QT3YPOMB00DM.html?iref=pc_ss_date_article

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みんなのコメント

  • 寝ぼけて隣のボタン押したのかと思って笑ったら「同僚議員が寝てたので隣の議員がボタンを押した」なのね。それはアカン。
  • どっちもクビで
  • もう何でもアリな人々
  • ボタンを押すことよりも 市議(81)と市議(79)のほうが気になる 81歳と79歳っていつ鬼籍になってもおかしくないよね >…市議(81)が隣席で同じ会派の市議(79)の投票ボタンを代わりに押し
  • こいつも石破もよく寝れるよな。興味ないんだろな
  • 起きなきゃ起きなきゃで寝小便漏らしてそう。んで、地面小便のニオイでうぎゃーからの_| ̄|○、;’.・ ゴホゴホオェェェェ ェになったら会議室超臭そう。
  • からくりテレビのご長寿クイズで見たことあるわ 腹抱えて笑ったわ
  • やっぱり居眠り税作るべき|д゚)チラッ
  • ご長寿早押しクイズかな?
  • 普段どれだけ仕事してるかわからないけど、高齢者に働かせるのは無理がありそう。
  • テキトーな仕事なんだな。 これ税金で飯食ってるんだぜ? 市民はじめ国民の皆さん、目を覚ます時です。 こんな事テレビじゃ絶対報道しませんよ。
  • 国民には寝ずに働いて苦しい生活なのに、政治家は寝て楽な生活なのはおかしい
  • 採決で寝とるとか、何がしたくて議員になったんだ?
  • 居眠り議員には罰則を課すべき。
  • それってアウトでしょ。
  • 採決の時に寝てるのも問題だが その議員の投票ボタンを勝手に押すのも問題だな 日本各地の自治体でも、こういう事が常態化してるんじゃね
  • 議員の常識は一般の非常識 良識が無くなってるよな…
  • そもそも論で寝てる土田市議で1アウト 北市議が同じ会派だからと代わりに押す2アウト 議長が注意しない時点で3アウト …奈良市の市民を舐めてるなぁ。 採決で居眠りとか、すぐ辞めて静養してください。 議席が勿体ない。
  • 投票した奴らが悪い
  • 土田敏朗市議(真ん中)が寝ていて、北良晃市議(右側)がかわりにボタン押したのか 奈良市民わかってるよな 奈良市議会議員は今年の7月で任期満了らしいぞ
  • ボタンも押せないならもう辞めろよ
  • 寝てるやつはクビでいい 当たり前の話。
  • 奈良判定は健在だな
  • 81歳と79歳て。そりゃ寝ててもおかしないわ。
  • 隣席のボタンを押すヤツも酷いけど、採決ありの会議で熟睡するヤツもポンコツですよねぇ‼️二人とも議員失格でいいんじゃね⁉️😌😌

japannewsnavi編集部Aの見解

先日報道された奈良市議会での出来事に、私は率直に強い違和感と不安を覚えました。それは、ある市議会議員が本会議中、隣席の議員の投票ボタンを代わりに押したというものです。これは単なる操作ミスでは済まされない、議会制民主主義の根幹に関わる問題だと感じました。

まず最初に、私たち市民が忘れてはならないのは、議員一人ひとりが「市民の代表」としてそこに座っているという事実です。選挙を通じて付託された一票の重みは、市民の生活と将来を託す「信任」の証です。その信任を受けた議員には、常に真剣に議会に臨み、自らの意思で票を投じる責任があります。代理でボタンを押すという行為は、その責任の放棄であり、議会の正当性を揺るがす行為に他なりません。

今回の件では、「同じ会派だから賛否はわかっていた」という説明がなされたといいます。しかし、だからといって代理投票が許されるわけではありません。議会における投票とは、たとえ党派を同じくしていても、最終的には個々の議員の判断に基づいて行われるべきものです。そのプロセスの正確さと独立性こそが、民主主義の屋台骨です。

また、こうした行為がなぜ問題なのかを考えるとき、私たちは「形式」の大切さにもう一度立ち返る必要があると思います。たとえ意図が悪くなくても、形式を逸脱した手続きは、透明性や公正さを損なう可能性があります。ましてや、議会という公的な場においては、一つひとつの手続きが厳格でなければなりません。市民からの信頼を維持するためには、「バレなければいい」ではなく、「疑念すら持たれない」運営が求められるのです。

さらに、今回の件で私が残念に思ったのは、本人が「寝ていた」と語ったという点です。たしかに高齢であれば、体調による波があるのかもしれません。しかし、それでも本会議という場で眠ってしまい、他人にボタンを押させてしまうような状況が許されるべきではないと思います。議員という職務は、決して軽いものではありません。年齢を問わず、議場にいる以上は、自らの職責をまっとうすべきです。

また、報道によれば、投票結果は数時間後に修正されたとのことですが、それも不可解です。なぜその場で即座に無効を宣言し、再投票という措置が取られなかったのでしょうか。数時間の修正というのは、すでに議会が進行してしまった後ということになり、結果として「何が有効で何が無効なのか」が曖昧になってしまいます。これは市民にとって極めて不安な運営であり、信頼回復の観点からも、今後しっかりとした議会ルールの整備が必要です。

もう一点、忘れてはならないのが「お給料」、すなわち議員報酬の問題です。地方議員もまた、私たちの税金によって活動費や報酬が支払われています。奈良市議会における年間報酬は、決して安い額ではありません。その報酬は、当然ながら「市民のためにまじめに働く」ことを前提に支払われるべきです。議会中に居眠りをし、他人にボタンを押させるような行為が繰り返されるようでは、納税者としての不満も当然のことでしょう。

もちろん、議員の中には日々真面目に地域を駆け回り、市民の声を聞き、法案の精査に努めておられる方もたくさんいらっしゃいます。しかし、こうした一件が大きく報道されると、「やっぱり議員って税金で楽してるのではないか」という疑念が広がり、真面目な議員の努力までもが疑われてしまうのです。これは非常に残念なことです。

私は今回の件をきっかけに、改めて「公職にある者の責任の重さ」について考えさせられました。そして、それを許容してしまう空気にもまた、問題があるのではないかと感じました。仮に今回のような行為が「たまにあること」「昔からの慣例」だったとすれば、それ自体を根本から見直すべき時期に来ているのだと思います。

議会は市民にとっての「最終的な意思決定の場」であり、政治の中核です。その場が曖昧な手続きや油断で運営されるようでは、市民の政治離れも加速してしまいます。今の日本は、少子化や財政難、防災や国防など数えきれない課題に直面しています。だからこそ、地方議会もまた「本気」で動かなければならない。そうでなければ、地域も国も変わることはできないと私は思います。

今回の奈良市議会の件は、議員本人だけの問題ではなく、議会全体、ひいては地方政治そのものの在り方を私たちに問いかけていると感じました。一票の重みを忘れず、納税者としての視点を持ち、政治の現場をきちんと監視し続ける。それこそが、民主主義を守る私たち市民の責務だと考えています。

執筆:編集部A

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