岸田前首相「自民・公明は国民に大きな決断を訴え、国民の力で再び安定をもたらす選挙へ…」石破政権に要求

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FNNプライムオンラインによると…

岸田前首相は29日、三重県内で行われた自民党三重県連の集会で講演し、石破政権下での少数与党政治に危機感を示した上で、参院選の公約で「自民党の大きな決断はこれなんだ」ということを明確に示すよう石破政権に要望した。

(略)

「予算が終わると、今度はいよいよ参議院選挙。大きな選挙を前に、各党の公約の議論になってくる。その公約の際にぜひ自民党そして公明党は、国民の皆さんにこういった大きな責任を果たす、大きな決断を行う、そのために力を与えていただきたい。こういった訴えを堂々と行うことによって、再び日本のこの政治に安定をもたらしていく選挙にしたい」と述べ、「しっかりと公約を練り上げ、我々自民党の大きな決断はこれなんだと、しっかり示していただかなければならない」と石破政権執行部への要望を強調した。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

新宿会計士さんの投稿】

引用元 https://www.fnn.jp/articles/-/850241

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みんなのコメント

  • 実は丸投げ説
  • 参院選前に交代しろってことだろ。
  • 石田総理を生み出した責任者でしょうが、岸田さん。今さら何を言ってるんだか。
  • 辞めさせるの?後釜いないでしょう
  • 増税じゃないの❓「石破がやってくれんと俺が復帰したときやったら俺が悪もんになるやろ」岸田心の声( ・ε・)
  • 勿体つけるのだけは一流。(´・ω・`)
  • はあ?岸田文雄 🙅‍♂️ そんな奴は(敢えて)知らんな
  • 読み取ってあげましょう・・「辞任」
  • 結局「大きな決断」とは何なのかが最後まで見えてこない。政治家として一番大事な部分が抜け落ちているように感じる。
  • 少数与党だから決断が難しいというなら、それを乗り越えるのが本来の政治家の仕事では?他責に聞こえてしまう。
  • 前政権の総括をせず、現政権にだけ要求するのは筋が通っていない。自分のときにできなかった理由をまず語るべき。
  • 耳障りのいい言葉だけ並べて、肝心な部分を濁すやり方は、もう国民に通用しない。中身がなければ支持は集まらない。
  • 講演会で語った内容が曖昧すぎる。政党の“顔”としての発言なら、もっと具体性が求められるはず。
  • 自分の実績を振り返る前に、今の日本の現実をどう見るかを先に言ってほしい。順番が逆ではないか。
  • 「熟議では決められない」ような言い方は、議会制民主主義そのものを否定しているようにも聞こえる。
  • 与党の力をもっと、と訴えるなら、それにふさわしい責任感を示してほしい。抽象論ではなく、実行力を。
  • 結局、どの分野で何を決めるべきなのか、最後まで伝わってこない。これでは“空気だけの政治”と言われても仕方ない。
  • 本当に“政治の安定”を求めるなら、対立よりもまず共通の課題に向けた具体的提案が必要では?
  • 国民に力を貸してほしいというなら、まず国民が何を望んでいるかを明確に掴むべき。そこがずれている。
  • 選挙に向けて勢いをつけたいのは分かるが、「決断」という言葉だけが独り歩きしている印象が強い。

japannewsnavi編集部Aの見解

岸田文雄前首相が、石破政権に対して「大きな決断を示すべきだ」と強調したという報道に触れ、率直に言って、いくつかの感情が入り混じるような印象を持ちました。まず感じたのは、「何をもって大きな決断と言っているのか」という、国民としての率直な疑問です。現在の政権に向けて提言をするのであれば、せめて具体的な中身を伴った発言であってほしかったというのが正直な感想です。

岸田氏は、防衛力の強化や子育て支援金の創設、そして投資促進など、自身の政権時代の“決断”を振り返りながら、現政権に対しても同様の決断力を求めました。しかし、その発言からは「何をどう変えるのか」というビジョンが感じられませんでした。ただ「決断を」と言われても、国民としては、肝心の中身が示されなければ納得も支持もできません。

特に印象的だったのは、「少数与党の政治において、大きな決断が難しくなるのでは」という一節です。確かに、多数与党時代とは違い、現在の政権運営には調整力や合意形成の力が求められます。しかし、だからこそ「熟議による政治」を丁寧に進めていくことが、今の政権の役割であり、責任でもあるはずです。

岸田氏が「丁寧な熟議の政治が評価される部分もあるのかもしれないが」と発言された点については、やや皮肉めいたニュアンスすら感じました。ですが私にとっては、この“熟議”こそが今の政治に必要なプロセスであると感じます。物事を拙速に決めてしまうよりも、議論を重ねたうえでの決断の方が、長期的には国民にとってもプラスになるのではないでしょうか。

また、「自民党と公明党の与党に力をいただきたい」と述べたことにも、かつて政権を率いた人物としての重みは感じましたが、こちらもやはり、その訴えに説得力を持たせるためには「なぜ今また与党に力が必要なのか」「どのような課題に直面していて、それに対し何を決断するのか」といった点を明確に語っていただきたかったと思います。

政治の安定は大切です。しかし、ただ安定しているだけで中身のない政治であれば、むしろそれは国民を失望させる原因にもなりかねません。大切なのは、「安定の中で何を成すか」という方向性です。今の少数与党政権に対し、単に「決断をせよ」と声を上げるだけでは、前政権の延長線上でしかない印象を与えてしまいます。

そして、「公約の中で大きな決断を明示せよ」との発言もありましたが、これはまさに岸田氏ご自身の政権時代に足りなかった部分でもあると感じました。防衛費増額や少子化対策など、一定の方向性を示したことは事実ですが、それが国民の生活の中にどこまで具体的に浸透したかと問われると、厳しい評価もあるはずです。

現政権は、今まさに「少数与党」という構造の中で、苦労しながらも安定的な国政運営を模索している段階にあります。こうした環境下では、一つの決断を下すにも非常に高い調整力と説明責任が求められます。むしろ、そうした困難な状況下でどのような成果を出すかが、政治の真価であると思います。

また、岸田氏のような前首相の発言には、当然ながら一定の影響力があります。だからこそ、「大きな決断」という抽象的な言葉ではなく、たとえば「エネルギー政策をどうするか」「防衛と財政の両立はどう図るか」「高齢化社会にどう対応するのか」といった、より具体的な提案を交えて語っていただきたかったと感じます。

私たち国民は、単なる演説やフレーズではなく、「中身のある政策」を求めています。そして、選挙を通じて政治家に「力を与える」ことを選択するには、その判断材料となる明確なビジョンが不可欠です。今回の岸田氏の発言は、残念ながらその核心に迫るものとは言い難く、むしろ空虚な政治言語として響いてしまった印象が強く残りました。

今後、参議院選挙を迎えるにあたっては、各党が国民に対して「どんな未来を描くのか」「どんな課題をどう乗り越えるのか」を誠実に語ることが何より重要です。単なるイメージ戦略や言葉遊びではなく、現実に立脚した“覚悟”と“実行力”が問われています。自民党も公明党も、そして野党も、口先だけではなく、本気で国を良くしようとする姿勢を見せてほしい。それが政治家に求められる最低限の誠意ではないでしょうか。

今回の岸田氏の発言を通じて、あらためて「言葉の重み」と「説明責任」の重要性を痛感しました。国民は決して愚かではありません。抽象的な言葉では動かず、具体的なビジョンと実行力にこそ期待を寄せるのだと、政治家には理解してほしいと心から願います。

執筆:編集部A

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