【世界の年金事情】欧州には「年金が月100万円」という国もあるのに…「年金で暮らせない国ニッポン」惨状の元凶

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PRESIDENT Onlineによると…

「日本の年金は、なぜこうも心許ないのか……」。かつては日本企業に勤め、37年前に英国へ移住した作家が、世界の年金事情から、日本への提言をお届けする。

あまりの少なさにはじめは嘘と思った

筆者は英国に約37年住んでおり、1年半ほど前から英国の国家年金(statepension)を受給している。年金の支給開始年齢は66歳で、年金保険料を35年間払っていれば、満額受給できる。2024年度の満額は、1万1502ポンドで、日本円に換算すると約220万8000円、月額で約18万4000円である。日本と違い、介護保険料を差し引かれることもない。

一方、日本の国民年金は、満額で月6万8000円という少なさである。87歳で亡くなった筆者の父は、北海道の農村の神主で、職業柄、年金は国民年金だけだった。存命中、いったいいくらもらっているのか訊いたところ、父が月額6万円台、母が4万〜5万円と言うので、あまりの少なさに、嘘をついているのかと疑ったほどだ。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

ツイッター速報さんの投稿】

引用元 https://president.jp/articles/-/93356

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みんなのコメント

  • 公的年金全てまとめて一律20万くらいにすればいいと思う。
  • 年金制度なんて 政治家が中抜きする制度だからね
  • 企業負担分を返せ
  • 日本はほんとゴミ
  • 年金額が1円でも払えば制度は生きてる、破綻じゃないと思って運営中。
  • 日本ひどすぎるやろ
  • 年金が生活保護より低い事がおかしい。 百歩譲って独り身はまだしも、夫婦で年金でも最低生活費に満たないのは異常すぎる。 グリーンピア問題は忘れてないぞ
  • 国民年金だけだともっと安い。
  • 年金を搾取する日本。 厚生年金の半分を企業が払っているのだが、 ねんきん定期便には、企業が払った金額の 総額の記述がなく、半分の自分が払った金額の元に年金が算出されています。 中小企業は社会保険、年金を必死に捻出しようと努力されているのに、どこにいったのでしょう
  • ルクセンブルクと比べてもしゃあない
  • 社会保険自体の始まりが国民の反発を買わずに税金をぶんどるから始まってるから仕方無い(笑)
  • GPIF国民の年金の積立金100兆円から200兆円に倍増され全て、株式市場に消える。😰財源が無いので無く税金の使い方が国民に還元されない仕組み。😡
  • 高い税金でも国民的が優遇? 日本 高い税金でも日本国民は優遇されない?
  • 年金より手当て 貴族様たちじゃねーの 中国だって共産党貴族様はすげえ金もらってるぞ
  • これを実現するには、現役世代の負担を増やす事になります。
  • 欧州はその分生活費に困らない様に 社会保障が確立されている これだけ税金を搾取して今の社会保障の質なのは自公政権と財務省の腐った銭勘定と悪政の責任は明らか 良い加減に歪んだ世論形成の為の発信はやめた方が良い 国民もここ迄負担が増えたら流石に騙せない 自公政権も国も国民を騙す詐欺師集団
  • 1985年だったかな第三号被保険者の配偶者制度で厚生年金なら夫&妻どちら被保険者ならと 年金も払わなくて良しとしたが下の目論見はネズミ講式で 報酬が少ない人は年金受給額も低額だだから騙し騙し今も未だ騙し騙しが通用すると思えてる自公政権100年安心を謳う公明党 年金では元から暮らせない
  • 日本の年金制度はクソだけど、すべて円換算してどうするの?
  • 結局、国民から巻き上げた金を何に使ってるか判らないからね。早く政治家や官僚を一人一人暗◯していかないと。
  • 余裕はクソ議員だけやな
  • これで国立大学は日本が20%、アメリカが74%、イギリスが100%、スペインが90%とかだからね。他の国てなんでそんなに有能なんだろう?なんでそんなに行政サービスが出来るんだろう? 日本は国というより邪悪で無能な支配者が家畜奴隷から搾取する呪われし辺境の孤島だね。

japannewsnavi編集部Aの見解

「世界の年金事情」という記事を読み、正直なところ、深い溜息が出ました。欧州には月額で100万円近い公的年金を受け取っている国もある一方で、日本の年金制度の貧しさと脆さが、あらためて浮き彫りになったからです。私も今の制度の中で年金を納め続けている一人として、将来への不安を感じずにはいられませんでした。

この記事の筆者は、イギリスに住んで37年という実体験をもとに、各国の年金制度を比較しながら日本の現状に問題提起しています。中でも印象に残ったのは、「国民年金の満額で月6万8000円」という冷酷な数字です。これは少しも誇張されたものではなく、現実に存在している金額であり、生活できるかどうか以前の話だと思いました。

私自身も、知人の高齢者たちが年金だけでは暮らせず、70歳を過ぎても働きに出ている様子を目にすることがあります。「老後は穏やかに過ごしたい」と願っていても、現実は生きるだけで精一杯。そんな状況が珍しくないこと自体が、この国の制度設計の限界を物語っていると感じます。

一方で、欧州諸国では公的年金だけで老後の生活費をまかなえる水準にある国が多いという点には、正直驚かされました。特にルクセンブルクのように月額100万円を超える支給がある国も存在するとなれば、日本との格差はあまりにも大きいと言わざるを得ません。

もちろん、一人当たりGDPや保険料率、国家財政の健全性など、背景となる要素は国によって異なります。したがって単純な比較はできませんが、それでも“老後の暮らしをどう支えるか”という観点で見たとき、日本がいかに立ち遅れているかは明白です。

記事の中では、保険料率が英国やルクセンブルクなどに比べて低く抑えられていること、国の財政事情が逼迫していること、過去の運用の失敗なども問題として挙げられていました。私はこれらの説明に、納得すると同時に強い憤りも感じました。なぜこんなにも長年積み立ててきたものが、十分な見返りを生まないのか。制度の持続性や公平性に関する議論をなおざりにしてきた政治の責任は重いと思います。

とりわけ印象的だったのは、日本の年金制度が「グローバル年金指数ランキング」で48カ国中36位という低評価に甘んじているという事実です。中国やブラジル、さらにはボツワナよりも評価が下というのは、もはや先進国として恥ずべき水準ではないでしょうか。この現実を知った時、「日本は本当に先進国なのか」とさえ疑問に感じてしまいました。

もちろん、長寿社会という特殊な事情もあります。男性は81歳、女性は87歳という平均寿命を持つ日本では、支給期間が長くなる分だけ、財源が厳しくなるのも理解できます。しかし、それは逆に言えば「長生きしても安心できない社会」になってしまっているということでもあります。誰もが将来に希望を持てる社会とは、到底言えないでしょう。

私が特に注目したのは、「老後資金」をどう備えるかという視点でした。記事の最後でも述べられていたように、日本ではもはや公的年金だけに頼ることは危険で、早いうちから自助努力による備えが求められています。貯蓄や投資、私的年金などを組み合わせながら、個人で資産形成をしていかなければならない時代に突入しているのです。

しかし、そのような備えが誰にでもできるわけではありません。非正規労働や低賃金に苦しむ人々にとって、日々の生活費を賄うのがやっとで、老後資金まで手が回らないというのが実情です。そういった人たちこそ、本来ならば公的制度によって支えられるべき存在のはずです。

今後、外国人労働者への依存度が高まっていくという視点にも注目する必要があります。日本のように人口減少が進む国において、現役世代の確保は喫緊の課題です。ただし、その際にも年金制度の設計をどうするかが問われてきます。安易な外部依存ではなく、持続可能で公平な仕組みづくりが必要です。

私は、年金とは「人生の信用」であると考えています。それが崩れれば、社会全体の信頼も崩れてしまう。だからこそ、国はこの問題を最優先の課題として、真剣に取り組むべきです。そして私たち一人ひとりも、自分自身の人生設計を見直し、「老後の安心」をどう確保するかを考えていかなければなりません。

この記事を読んで、日本の年金制度が直面している問題の深刻さをあらためて認識しました。もう「何とかなるだろう」という甘えは許されない時代です。私たちが求めるべきは、過去の失敗から目を背けず、将来に希望を持てる制度への改革です。年金はすべての国民の人生に関わる問題であり、声を上げ続けることが何よりも大切だと感じました。

執筆:編集部A

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