【金融庁調査】多重債務者急増、147万人 物価高影響か[共同]

Spread the love

共同通信の記事によると…

【独自】多重債務者急増、147万人 金融庁調査、物価高影響か

 3件以上の業者から借金する多重債務者が今年3月末時点で147万人に急増し、金融庁が実態解明に向け要因を分析する調査に12月中にも乗り出すことが6日、分かった。物価高が影響した恐れがあり、深刻化が懸念される。同時に複数業者へ申し込む総量規制すり抜けが横行している疑いがあり、業者への聞き取りを視野に入れる。使途確認を強化する監督指針改正も検討する。

多重債務者の推移、多重債務が一因とされる自殺者数の推移

多重債務者の推移、多重債務が一因とされる自殺者数の推移(KYODONEWS)

[全文は引用元へ…]12/6(土) 21:00配信

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/5e97e7e7383d2352d009d2aa5657deb891af69ab

みんなのコメント

  • 俺も家と車の多重債務者だわ
  • スマホで気軽で借りれるから悪いと思います
  • 単純に金を借りる事を軽く考えすぎてるだけでは
  • 物理的な現金紙幣を目の前にして、その重みを感じながら借金をするという状況はなくなり、スマホ SNS 動画サイトから借金の勧誘の嵐・・・
  • 闇金ウシジマくんで見た
  • そりゃ周り高くなって手取り増えない上に何に使ってるかも分からない税金ガンガンとられてたらそりゃそうなる
  • 金融機関が手軽に借りられるような借り入れ環境を整え、過剰な広告を打ち出してきた結果でしょう。金融リテラシーの勉強は学校のカリキュラムに導入すべきだと思うのよね。
  • うん、クレカが普及したからね
  • 私は約25年ほど前、消費者金融の支店長をしていた経験のある人間です。当時、年間自己破産者は20万人ほどいましたが、今は7万人程度なのでまだマシだと思います。 ただ多重債務者は「とことんお金が無い」ので、今後は注意が必要だと思います。当時、回収部隊の最前線にいた私は、頻繁に滞納者の自宅を訪問しましたが、私の目の前で夫婦喧嘩を始めるなどは日常茶飯事でした。 お客だった若者が多重債務で自殺したため、父親にお悔やみの電話をしたこともあります。当時私の所属する会社は契約時にサービスと称して、債務者(お客)に生命保険を掛けていました。 これは債務者が死亡すると保険会社から保険が下りて、債務(借金)がチャラ(ゼロ)になるというものです。なんの事はない、お客が自殺すると全額回収となり会社に損はないので、実は会社側は「密かに喜んでいた」のです。 とんでもない話ですが、これが実態なのです。
  • 30年以上前ですが仕事で今一番で現金が必要で10万円借りた事があります。大手の消費者金融会社でしたが、その2週間後利息と合わせて10万1400円を返しに行きましたが、全部返さないでも大丈夫ですとか、毎月の支出に備えて利息だけ返済したらどうですかとか言われて中々一括返済させなかった記憶があります。 こちらが説明して何とか一括返済しましたけど。 会社としては貸し続けて利息を延々と搾取したかったのでしょうね。
  • クレジットカード会社のリボルビング払い、いわゆるリボ払いも問題が多いと思うけど。 簡単にリボ払いに切り替えさせて月々の支払い金額を固定化して負担を少ないかのように認識して借入が限度額近くまで膨らんでしまうと、返済しても元金が減らない状態になるんだけど、そういう顧客が多いほど儲かる。 光熱費のような固定支出、食費等の生活するのに必要な費用は上昇し続けてるのに、実質賃金は減ってるんだから、破綻する人が増えてもおかしくない。

japannewsnavi編集部の見解

多重債務者の急増と金融庁の調査開始

 複数の貸金業者から借り入れを行う多重債務者が、今年三月末時点で百四十七万人に達していたことが明らかになりました。金融庁はこの増加を重く受け止め、十二月中にも要因分析の調査に乗り出すとされています。近年の物価高が家計に与える負担は大きく、収入の伸び悩みと重なって生活費の補填として借り入れを選ぶ人が増えている可能性が指摘されています。貸金業者からの無担保・無保証での借金が三件以上ある人は二〇二一年には百十四万人と過去十年で最も少なかったものの、そこから三割近く増加した形です。

 総量規制では年収の三分の一を超える借り入れができない仕組みですが、近年は複数の業者へ同時に申し込むことで信用情報に反映される前に借りてしまう「すり抜け」の問題が懸念されています。こうした動きが横行している可能性があり、金融庁は業者への聞き取りも検討しているとのことです。さらに、借金の使途確認を強化するため、監督指針の改正案も議論されています。多重債務が原因とみられる自殺者が二〇二一年ごろから増えている現状もあり、今回の調査がどのような改善策につながるのか注目されています。

コメントに見える家計の苦しさと借金の現実

 この報道に寄せられたコメントには、物価高と賃金の停滞を背景にした家計の苦しさを訴える声が多く見られました。「給料は増えず、生活費だけが上がる」という実感を語る投稿が目立ち、住宅ローンや車のローンを抱えている層も負担増を実感しているようです。非正規雇用の立場で働く人々からは、いまの状況では生活が成り立たないという切実な声も寄せられ、こうした層が借り入れに頼らざるを得ない現実が浮き彫りになっています。

 さらに、スマートフォンやSNSを通じた借金勧誘の増加に触れる投稿もあり、借金が心理的に近いものになっているという指摘もありました。現金ではなくキャッシュレスで支払いが進む環境によって、負担の実感が薄れやすくなっているという分析も見られ、支出が膨らみやすい傾向も語られています。かつて多重債務に陥った経験を持つと語る人は、「一度はまり込むとなかなか抜け出せない」と述べ、借金の連鎖がどれほど深刻かを実体験として伝えていました。

 また、大企業で導入されている社内制度について触れる投稿もあり、一定の保証金を支払うことで借り入れが可能になる仕組みを紹介する声もありました。制度によって救われる場合もある一方で、多くの人が同じ恩恵を受けられるわけではなく、環境による格差が広がっていることを感じさせる内容でした。借金の重さを自覚しにくくさせる要因として、キャッシュレスの普及が影響しているのではないかという指摘も散見され、支出の感覚が鈍くなる点を危険視する意見もあります。

深刻化する家計負担と多重債務問題の行方

 今回の調査開始は、多重債務の増加が社会全体に影響を与えかねないとの危機意識から進められています。物価高の中で生活が圧迫され、借り入れで補うケースが増えることは、多重債務の温床となる恐れがあります。生活基盤が安定しないまま借金が増えれば返済の見通しが立たず、家計の悪循環に陥る可能性が高まります。総量規制の枠組みがあるとはいえ、それをすり抜ける手段が広がっているならば制度の再点検が求められます。借金の使い道を確認する仕組みの強化や、信用情報の反映速度の改善など、検討すべき点は多いと感じました。

 物価上昇に賃金の伸びが追いつかない状況は、これからも続く可能性があります。家計の負担が重くなる中で、多重債務問題は単なる個人の問題ではなく、社会全体で向き合う必要がある課題になりつつあります。特に若者や非正規雇用者など、経済的に不安定な立場の人々が追い詰められてしまわないよう、生活支援や教育の充実も重要です。今回の金融庁の調査が、債務問題の深刻化を食い止めるきっかけとなることを願うとともに、今後の政策が実効性ある形で示されることを期待しています。多重債務者が増え続ける現状を放置しない姿勢が求められ、社会のセーフティーネットの充実が一層重要になると感じました。

執筆:japannewsnavi編集部

最新記事

コメント

コメントする

CAPTCHA


  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る
  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る