中国の「かんしゃく外交」に日本は屈するな[NewsWeek]25/11

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NewsWeekの記事によると…

中国の「かんしゃく外交」に日本は屈するな──冷静に、そして確実に距離を広げよ

高市首相の「台湾有事」答弁をきっかけに、中国が再び強い反発を示している。外交カードとして繰り返される「かんしゃく」のような怒りの表出に、日本はどのような姿勢で臨むべきか。今回の一件は、高市政権にとって逆に「追い風」となりつつある日本国内の変化も浮き彫りにした>
国会で質疑に答えた高市早苗首相の一言が、嵐の吹き荒れやすい日中外交の空を真っ赤に染める火種となった。発言があったのは11月7日。台湾が武力攻撃を受けた場合、日本が集団的自衛権を行使する「存立危機事態」になり得るというものだ。この発言は、2015年に成立した安全保障関連法に基づく、ごく平穏な法的見解にすぎなかった。ところが、中国は激しく取り乱した。中国外務省は高市発言を「中国の内政への重大な干渉」と非難し、謝罪と発言の正式な撤回を要求した。高市はこれを拒んだ。彼女に引き下がるつもりなどあるはずがない。

[全文は引用元へ…]2025年11月26日(水)19時30分

以下,Xより

【ニューズウィーク日本版さんの投稿】

引用元 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/11/579690.php#goog_rewarded

Newsweekとは

  • 創刊:1933年(アメリカ・ニューヨーク)
  • 国籍:アメリカのメディア
  • ジャンル:国際ニュース、政治、経済、社会問題などを扱う週刊誌
  • 発行形態
    • 米国版
    • 各国向けの国際版(日本語版も存在)
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    • 欧米の視点が基軸
    • リベラル寄りと言われることが多いメディア

日本語版 Newsweek(ニューズウィーク日本版)

  • 発行・運営:株式会社CCCメディアハウス
  • アメリカ本社の許諾を得たライセンス媒体
  • オリジナル記事と翻訳記事を混在させて掲載

みんなのコメント

  • また、時節の 良いときに 日本への旅や 多彩な 音楽を楽しんで下さい 人々の楽しみを 奪うのは 違うと 思います
  • 向こうが擦り寄って来るもんなぁ。
  • 『かんしゃく外交』まさにこれですね
  • 高市総理が何も言わなくても中国共産党はイチャモンをつけてくるんですよ ただ単に高市総理だと自分達のサイレント・インベージョンが遂行できなくなるから嫌ってるだけですよ 日本国民はあっちの人達の策略にハマらず確り高市総理を応援していきましょう
  • 日本の新聞社が書かない、見事な記事ですね
  • 社会規範無視の小皇帝がそのまま大人になり、権力を勝ち抜いて寄せ集めた当局によって国内はもとより外交も動かされてる国‥という印象
  • 今まで中国に対して示して来た曖昧さ・沈黙・何か事かあれば”遺憾砲” それが中国にとって何を示していたのかを考えると「かんしゃく外交」をする様になるよな
  • 中国にとって都合が悪い状況になってるからあれこれやってるだけで、勝手にやらせておけばいいと思うよ。 これに便乗して日本を貶めるような発言をしてる人たちは、だいたいアレ
  • 癇癪を起こし、駄々っ子のように欲しがる。一人っ子で甘やかされた?
  • 私も「中国が勝手に誤訳し、勝手に発狂し、勝手に癇癪を起こし、勝手に暴言を吐き、勝手に虚偽情報をばら撒き、勝手にセルフ制裁を課して、自縄自縛に陥っている」と評したが、やはり、今回の中国は「癇癪」という印象だね。大阪総領事の暴言を諌めておけば済んだのに、いっしょに発狂してるんだもの。
  • これまでの首相共が中国の顔色を気にしていたのがよく分かる。 政治家って勉強出来るだけのチキン。 中国の政治家は癇癪というかヒステリックでみっともない。 やっぱり日本女性は強いです! さなえあれば憂いなし
  • かんしゃく起こされると、周りは余計冷静になり、冷ややかな目を向けますよね。 今の中国にぴったりの表現
  • どうでもよい、中国は孤立していく
  • 習近平がかんしゃく起こしてる?自滅外交。日本は左うちわか?笑
  • 即時、断交でかまわん。媚中派の日本人にあっては、中國への移民を勧奨したらいい。居座るなら監視対象にしてさえ妥当ではないかと思ったりもする
  • しかも子分の朝日が書いた記事が発端なんだぜ? 総領事の失態を日本のせいして有耶無耶にしようとしてる
  • 日本のイキリ外交もやめていただきたい
  • 中国からの観光客はいらないし輸入も輸出も必要ない。中国の切り離しを求める
  • アメリカは中国との関係を確実に冷静に距離を縮めているのに。まずアメリカは習近平の国賓待遇てアメリカに招くのを止めたらどうでしょうか
  • そのとおりです。中国は歴史の浅い国なので指導者層が未熟。我々が嗜めてやらないといけません。
  • 中国が怒るのはあたりまえ。高市が悪い。今すぐ発言を撤回して中国に謝罪するべきだ
  • 今、世界が中国共産党を見てるっていうのに、今のところ中共の「癇癪」大失態で世界が引いてるわな。話ができない危険な国という印象しか残らない。どうすんだろコレ?救いようが無いよ

japannewsnavi編集部の見解

中国の強い反応と日本社会の受け止め方

中国政府が高市首相の国会答弁に過剰ともいえる反発を示した一連の動きは、改めて日中関係の難しさと、いわゆる「かんしゃく外交」という表現が注目される契機となりました。日本側が示した見解は、安全保障関連法の枠組みに基づく一般的な答弁であり、突飛な主張ではありません。しかし中国側は「内政干渉」と強く非難し、観光分野から経済交流まで幅広い領域で反応を示しました。この構図は2012年の尖閣諸島国有化の際に見られた状況とも重なり、あの時も反日デモの拡大や日本企業への影響が顕著でした。

今回の反応を「癇癪」と捉える声が多いのは、こうした行動が外交上のカードとして意図的に繰り返されているという見方が背景にあるからだと思われます。一方で、日本国内では高市首相の答弁が特段挑発的なものではないという認識が広く共有されており、社会の反応はむしろ落ち着いたものです。寄せられた意見には、中国側の激しい態度を冷静に見つめるものが多く、これまでと違う日本の空気感が浮き彫りになりました。

国内で広がる冷静な視線とコメントの傾向

寄せられた声を見ていると、中国政府の反応を「誤訳から始まった自作自演のような行動」「一人っ子政策で育った甘やかされた子どものような対応」と表現するものまであり、以前よりも感情的に振り回されない姿勢が広がっていることが感じられます。外交の場では沈黙や曖昧な表現が日本の常であったため、今回のように明確な答弁を行った首相に対して、「ようやく普通の主張ができるようになった」という肯定的な見方が増えている印象です。

また、中国の反応に乗じて日本を批判する国内の声に対し、「あの手の主張はだいたい立場が明確な人たち」と冷静に距離を置く意見も見られました。癇癪外交に対して冷静でいるべきだという視点は多くの人に共通しており、「勝手に怒って勝手に制裁し、自縄自縛に陥っている」という指摘も出ています。総領事の発言を咎めるだけで済んだものを、政府全体が反発したことで状況が悪化したという声も見られ、外交が感情的に動いているという印象を残しました。

一方で、高市首相の発言を問題視し、「中国が怒るのは当然で、すぐに撤回すべきだ」という意見も少数ながら存在します。ただ、この主張は今回の議論の中では目立つものではなく、むしろ冷静な対応を求める声が多くを占めていると感じます。さらに、観光客や貿易問題に関しても、「訪日客が減っても困らない」「輸入や輸出に頼らない方向に進むべきだ」という意見が一定数あり、距離を置く姿勢を選択する考え方が日本社会に広がっているようです。

今後の関係性と日本が取るべき姿勢

米国が中国との距離を慎重に縮めようとしている一方で、日本は中国との関係をどのように整理していくかが問われています。強く反応する中国とは対照的に、日本国内では「冷静に距離を保つ」という言葉が何度も語られており、感情に流されず現実的な判断を優先すべきだという考え方が浸透しています。中国側の反応が世界の注目を集めていることもあり、国際社会が今回の一件をどう評価するかも重要です。外交は相手をなだめるばかりでは成立せず、冷静で一貫した立場を示し続けることが信頼につながるという見方は確実に広がっています。

中国の動きに伴い、一部では断交や大幅な切り離しを主張する声もありましたが、それらは感情的というよりも現実的な距離調整の延長として語られている印象です。日本の新聞が報じない視点を評価する声や、歴史的経緯に基づいて台湾の地位を議論する発言もあり、個々のコメントは多様でありながらも、中国の態度に疑問を抱く点では共通していました。今回の反応が示したのは、日本社会が以前よりも外交姿勢に関して自立的な視点を持つようになったという変化だと思われます。

今回の動きはまだ序章にすぎませんが、日中関係が感情に左右されやすい局面にあることを再認識させられました。その中で、日本は冷静に状況を見極めつつ、必要以上に刺激されず、しかし主張すべき点は明確にするという姿勢が求められます。寄せられたコメントの多くは、まさにその方向性を示していたように感じます。外交の現場においても、感情ではなく理性を重視する態度こそが長期的な安定につながると考えています。

執筆:japannewsnavi編集部

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