京都・嵐山の「かわいそうな竹」を“無傷の竹”も対象に伐採 「セットバック」で落書き被害減るか[京都新聞]25/11

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京都新聞の記事によると…

京都・嵐山の「かわいそうな竹」を伐採 「セットバック」で落書き被害減るか

京都市右京区の嵯峨嵐山にある観光名所「竹林の小径(こみち)」の竹に落書きが相次いでいる問題で、京都市などは19日、被害を受けた竹の一部を試験的に伐採した。道から1メートルセットバックする形で竹25本(約30平方メートル分)を切った。今後の被害を防ぐため、傷のある4本のほか、無傷の竹も対象にした。

[全文は引用元へ…]11/19(水) 10:00

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/60ae7f0a69dfc71bfe6bcc8c3ed3a95e091f8598

みんなのコメント

  • 落書きされた場所は、道から手の届く範囲であることから、この処置は妥当だと感じる。実際に嵐山公園の方から大河内山荘へ抜ける道にも、竹林の美しい道があるが、その辺りは簡単に手の届く距離でないため被害は報告されていない。 日本の倫理観、常識から考えると許しがたい行為で、罰則を設ける、入場制限をするという処置も考えられるが、景観がそこまで損なわれないなら、まずはこの対処で様子を見るしかないと思う。
  • それでも入ってきて落書きするのがインバウンドなんだよな、防止に一番簡単なのが罰金、わかりやすい罰金あるとやらなくなる。 『なにも罰金はないんでしょ?』とやるが、しっかりした罰金があるとパタっとやらなくなる。 なのでしっかり多めの罰金取ってそれを警備、整備費に回すのが一番効果的ですよ、世界の観光地でやってる事です、マナー、モラルを期待するだけ無駄ですね。
  • 竹を伐採するのではなく、警察を配置して、犯人を徹底的に逮捕していくほうなんじゃないですか?竹に罪はないのに、落書きされるから伐採されるのは、道理にかなっていないです。管理者は考える方向が間違っています。
  • クマ対策と落書き対策しては、高圧電流を利用した電気柵の設置が有効です。電気柵はクマや落書きしようとするおバカな人間に電気ショックを与え、学習させる心理柵であり、適切な設置と管理が重要です。
  • 竹林の小径の落書き問題、ついに伐採で距離を取る対策ですか。気持ちは分かるけど、正直これだけじゃ根本的な抑止力には弱い気がします。世界の観光地がやっているように、明確な罰金、刑罰(罰金なら高額、刑罰なら実刑)と監視体制をセットで導入しない限り、悪質な観光客は減らないですよ。文化財を守るのに善意頼みはもう限界なんじゃないかな。
  • 何かを記念に残したいのは分かるけど..... それだけ心引かれる場所なんですね。一歩下がって我に返ってみんなで景色を楽しみましょう。きっと、 その方が心に思い出が刻まれる。落書きと違って消えないよ。
  • インバウンドばかり優先するから日本の大切な風景や自然が傷つけられ、減っていく壊れていく。 そんなことしてまで街の経済って大事でしょうか。いい加減にしないとそのうちインバウンドにも飽きられ何もない日本になる日がくるのでは?
  • 何の為に落書きしようとするのか理解できない。 乳幼児ならばサインペンや口紅等で家中に落書きすることもあるが、そんな小さな子供がわざわざ嵐山まで行って落書きするとは思えない。 人として、大人として”落書きをすること”に恥ずかしさは無いのだろうか? 思い出やその他の理由で何かを書き記したければ、嵐山の近くの神社で絵馬を奉納すれば、誰にも非難されること無く済むものだと思うのだが・・・
  • 京都が好きで何度も行っているが、ここまで海外客が押し寄せるようになるまで落書きなんて聞いたことがなかった。以前は修学旅行生は渡月橋方面に行くから、竹林の小径は静かなところだったと思う。 日本が円高だった頃は海外からの日本旅行者はもっと質が良く、マナーはそれなりに守っていたと思うし、一時期の爆買い客はここまでは来なかった。 悲しい話だが、竹林の小径もゲートを作って、予約制やら入れ替え制、警備をつけなければならない時代になったのかも。 他にも土産物屋の試食を手づかみで食べ続けたり、備え付けのスプーンに口をつけたりといろいろとありえないことばかり。
  • 景観が……と嘆くのではなく、伐採された落書きのある竹を並べて、「このような経緯から竹林を伐採せざるを得ませんでした」とさまざまな言語で掲示してはどうか?
  • 渓谷の遊歩道沿いにある大岩に小石が乗せてあったりすると、みんなが次々と小石を乗せていく。そのような感覚なのでしょう。 残念ですが、落書きのある竹は伐採して次の落書きを誘発しないようにして、さらには罰則規定を設ける必要があると思います。
  • この伐採にかかる費用とかも計算しろよ 損害だらけなのになにがインバウンドだボケ
  • インバウンドだ何だ言ってこの余計な費用は税金から? 民泊に白タクに中国人経営の土産物屋にレストラン、アリペイ支払い、消費税免除、万引き、ゴミ散らかしてトイレ汚して観光地破壊、少しは儲かったの?
  • こんなことってこれまであったのかな?今回が初めてなら、本当にもうインバウンドって不要だわ
  • コレは案外なんらかの工作活動だったのかと妄想している。名物を落書き名目で伐採して無くしそこへ何らかの建造物などなど計画しているのではないかと。もうとっくにここは日本ではないし京都ではないのかもしれない。マナーが悪いとか来ないでほしいとかいう視点しかない。数年後に答えが出るか。
  • 外国人に限った話じゃないけど、観光地って、赤信号みんなで渡れば怖くない精神の人ちょいちょいいるよね。 恋人の聖地の南京錠、落書き系とかもそう。土地所有者に認められてるなら良いけど

japannewsnavi編集部の見解

竹林の小径で続く落書き問題と試験的伐採の実施について

京都・嵐山の象徴ともいえる竹林の小径で、近年落書き被害が深刻化しています。観光地として世界中から注目を集める場所でありながら、鋭利な物を使って竹に文字を彫りつける行為が後を絶たず、景観の悪化や竹自体の劣化といった問題が表面化していました。京都市はこの状況を受け、道に近い竹を一部伐採し、手が届かないよう距離を取る「セットバック」による対策を19日に試行しました。今回は落書きのある竹だけでなく、被害を受けていない竹も含めて25本を伐採し、半年ほどかけて効果を確認する方針とされています。現地では朝から地元関係者が作業を行い、景観への影響を慎重に見極めていました。

観光客が多く訪れるエリアでは、手の届く位置にある竹ほど被害に遭いやすいとされており、この対策は一定の合理性を持つと考えられています。実際に嵐山公園側から大河内山荘へと続く道にも竹林が広がっていますが、こちらは距離があるため落書き被害は報告されていません。景観を守りつつ観光地の価値を維持するための試みとして、まずは現状を確認した上で進める判断が示されました。

落書き対策への多様な意見と課題

今回の対策に対して、さまざまな声が寄せられています。強い意見として多かったのは、竹を伐採するのではなく、より厳しい罰金制度や取り締まりを導入すべきだという指摘です。海外の観光地では、文化財保護のために高額の罰金を科し、違反者を抑止する仕組みが一般的です。そのため、罰則の明確化と監視体制の強化を求める声が強調されていました。マナーやモラルだけに期待するのは限界があるとする意見も多く、観光客の増加に伴って現実的な対策が必要になっていることがうかがえます。

また、警察官や警備員の配置が有効ではないかとする声もあります。竹林の小径は自然景観が魅力の場所であるため、本来は人工的な設備を加えず静けさを保つことが理想とされています。しかし、落書きが続く以上、監視体制を強化する必要があるという判断が市民の間で広がっているようです。その一方で、警察官の常駐は現実的ではないと考える意見もあり、運用面での課題も指摘されています。

さらに、一部では電気柵のような動物対策の応用を提案するコメントも見られます。電気柵は触れると痛みが走り、動物が侵入を控える効果がありますが、人に対して使用することは当然ながら安全面や倫理面の問題から実現は困難です。それでも、こうした意見が出るほど現状への強い不満があることを示しています。

観光地のあり方と倫理観への疑問

落書きをする心理については、多くの人が理解に苦しんでいます。旅の記念として何かを残したい気持ちは理解できるものの、それを自然物や文化財に書き込む行為に共感することは難しいという意見が多数でした。本来であれば、近隣の神社で絵馬を奉納するなど適切な方法があるにもかかわらず、わざわざ竹に傷をつける理由が分からないという指摘が見られます。大人が行う行為とは思えず、人として最低限の倫理観が欠如しているのではないかという懸念もありました。

また、京都は以前から観光客が多い地域ですが、ここまで落書きが増えたのは近年のインバウンド増加が影響しているという意見もあります。外国人旅行客が多く訪れるようになってから、マナー問題が各地で顕著になり、今回のような被害に繋がっているとの声が見受けられます。円安によって日本旅行が割安になったことで、訪日客が急増した影響もあると推測されています。

観光地としての魅力を維持するためには、訪れた人々に楽しんでもらう環境づくりが欠かせません。しかし、マナーが守られなければ風景や自然が失われ、結果的に魅力が減退してしまう恐れがあります。そのため、入場制限や予約制の導入、ゲート設置など管理体制の見直しが求められる状況にあるといえます。実際、海外の多くの自然観光地では、環境保護の観点から人数制限や許可制を採用しており、京都でも同様の検討が必要になるかもしれません。

今回の伐採によるセットバックは、一時的な応急処置として理解できます。ただ、それだけで問題が解決するとはいえず、文化財や自然景観を守るための総合的な対策が求められているように感じます。景観を楽しみに訪れる人が多い場所だからこそ、守る側も利用する側も意識を高める必要があります。観光地の価値は環境の美しさと静けさによって支えられており、それを損なう行為が続けば、日本そのものの魅力が失われる危険性もあります。

執筆:japannewsnavi編集部

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