スーパーあえて現金のみ、キャッシュレスより「1円でも安く」[日経]25/11

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日本経済新聞の記事によると…

スーパーあえて現金のみ、キャッシュレスより「1円でも安く」

小売業でQRコードやクレジットカードを使うキャッシュレス決済の導入が広がるなか、現金決済にこだわる中小スーパーがある。決済にかかる手数料を節約し、値下げの原資に充てる。利便性は下がるものの、物価高に悩む消費者の支持は受けやすい。

[全文は引用元へ…]2025年11月10日 5:00

以下,Xより

【日本経済新聞さんの投稿】

引用元 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF316ZP0R31C25A0000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1762732455

みんなのコメント

  • この先、金利が上がると、釣り銭のために一定額の現金を置いておくコストが嵩んできますからね。 銀行での小銭の取り扱い手数料も上昇していくでしょうし、現金輸送のコストも上がれば、「キャッシュレス決済に限定した方がコストが安い」時代が来るのもそう遠くないはず。
  • スマホもカードもいらない それがキャッシュ 1万円がたったの紙1枚 さあキャッシュの時代へ
  • 「現金、コレしか持ってない。」 家電値引きするのによく使ったセリフ
  • ロ○ア、1回行って、レジで現金のみに気づいて、足りてよかったけど、もう行かない。不便すぎる。
  • これ、競合店より十分に安ければいいんですが、現実問題として現金オンリー店ってたいして安くもないんですよね。現金って客の側からも既に面倒くさいのでキャッシュレス対応してるオーケーとか業務スーパーとかに行ってしまいます。
  • 現金のみで手数料分安くして消費者に還元するのも、キャッシュレス導入して便利さをアピールするのも戦略としては良いと思いますよ。 消費者がどっちを選ぶかはさておき
  • 「現金のみで安くします」と謳ってて本当に安い店を見たことないのだけども。現金だけにするのは結構だけど、客が来なくなったら意味なくない
  • 業務スーパーにはバーコード系決済はない。 だがクレジットはある。業務用だからね。
  • 日本は通貨信用がすごくあるし、現金決済も残しておくといいと思います♪普段はキャッシュレスしか使いませんがーー

japannewsnavi編集部の見解

「現金のみ」で挑むスーパーの戦略

キャッシュレス決済が当たり前になりつつある中で、あえて現金決済だけを採用する中小スーパーが注目されています。仙台市の「生鮮館むらぬし」は、手数料負担を避けて価格を抑えるという方針をとる店のひとつです。QRコード決済やクレジットカードなどを導入すれば便利にはなるものの、加盟店手数料として売上の数%が差し引かれます。店側はそのコストを削減し、商品価格を「1円でも安く」するために現金決済にこだわります。
物価高が続く中、節約を意識する消費者には支持されやすい流れです。店を訪れた40代の女性客は「家計を見直すきっかけになった」と話しており、現金払いに対する心理的な安心感もあるようです。キャッシュレス社会が進む一方で、現金に回帰する動きは小規模店を中心に静かに広がっています。

消費者の反応と店側の事情

ネット上の反応は賛否が分かれました。「実際に安いなら現金でも構わない」「支払い方法が多いとレジ締めが大変。現金だけの方がスムーズ」と肯定的に捉える声もあれば、「現金のみの店で特別安いと感じたことがない」と冷静な意見もあります。
レジ業務の効率を重視する立場からは、「支払い方法をいちいち確認する手間が減る」「アプリを開いたりバーコードを読み込んだりする時間が短縮できる」として、現金限定の方が合理的だという見方も出ています。実際、キャッシュレス化で生じる手数料は店舗経営を圧迫します。クレジットカードやQR決済の場合、取引額の2〜3%が業者に支払われるため、薄利の小売業では大きな負担です。
コメントの中には、「キャッシュレスの手数料3%は現金利用者が負担しているようなもの」「全員がキャッシュレスにすれば物価が上がる」といった声も見られます。消費税率が数%上がるだけでも生活に影響が出る中で、手数料分のコストが価格に転嫁されることを懸念する人が多いようです。一方、「現金払いは小銭の扱いが面倒」「混雑時に支払いが遅くなる」として利便性を優先する層も根強く存在します。

多様な支払いが共存する時代へ

現金を維持する店、キャッシュレスを推進する店、それぞれに合理的な理由があります。現金決済の強みは、手数料が発生せず、店舗側が独自の値引きやサービスに回せる点です。小規模なスーパーにとっては、経費を抑え、顧客に「安さ」という形で還元できる貴重な手段です。対して、キャッシュレスの魅力はスピードと利便性にあります。特にポイント還元や履歴管理など、日常の快適さを重視する利用者にとっては魅力的です。
コメント欄には「どちらの方式も戦略として間違っていない」「消費者が自由に選べばよい」という冷静な意見もありました。現金派もキャッシュレス派も、それぞれの価値観で選択しているのが現実です。重要なのは、どちらかを排除することではなく、状況に応じて最適な方法を選べる社会の柔軟さではないでしょうか。
「積極的に使いたい」「そのコストをどこで吸収するのか」という問いかけは、単なる支払い手段の議論にとどまらず、消費の在り方そのものを見直す機会でもあります。物価上昇の中で、1円の重みを感じる人が増えた今、現金払いの店が生き残る余地は十分にあるといえます。利便性よりも価格を優先するか、あるいは時間を節約して快適さを取るか。その選択は、私たちの暮らし方を映し出す鏡のように思えます。

執筆:japannewsnavi編集部

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