【判明】保育園や工場の防犯カメラ映像、500件が海外サイトに流出か[ライブドア]

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読売新聞オンラインの記事によると…

保育園や工場の防犯カメラ映像、500件が海外サイト流出…設定に不備「犯罪に悪用される恐れも」

 日本の屋内・敷地内に設置され、インターネットにつながった「ネットワークカメラ」のライブ映像約500件が海外のサイトに公開され、誰でも見られる状態になっていることが読売新聞と情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」(東京)の調査でわかった。

 屋内の映像は保育園や食品工場など90件。設置場所・状況を確認できた屋内のカメラの大半は、防犯・見守りや安全管理を目的に導入されたもので、無断でサイトに公開されていた。

[全文は引用元へ…]2025年11月4日

以下,Xより

【ライブドアニュースさんの投稿】

引用元 https://news.livedoor.com/article/detail/29912983/

みんなのコメント

  • どこの国メーカーだとかバックドアだとか記事を読まずに邪念を唱えている人が多数ですが、普通にパナソニックやキャノン等の日本メーカーのカメラが山程公開されています 元々パスワード未設定で全体公開やセキュリティ未更新で出荷時ままのザル管理カメラを集めたサイトです 思い当たる人は確認を
  • 無断も何もデフォルトのまま=公開してると判断されちゃってる カメラ取り付けた人が無知か危機意識が低すぎる 悪意のあるハッカーが~といった話ではない 自己防衛
  • 以前から、指摘されていたことですよね?ネットワークを介した、防犯カメラ画像の海外流出疑惑。 こうなってくると、自身の行動まで多くの人に見られるという不安が増大…早急な対策を求む
  • insecamね. 連絡すれば普通に消してくれると思うし, 主目的はセキュリティの啓発だと思ってるので. やり方は疑問だけど,そういうわかればすぐすぐパスワードとかを変更するでしょう
  • 放置するWIFIルーターですらセキュリティーホールがあってBOT化するんだからそりゃパッチのかからないWifiカメラなんて餌食にされやすい。案外、警備会社のカメラものっとられてるんじゃないかな
  • 中国製のネットワークカメラは品質良くて安くて普及してるけど、全部中国政府がその気になったら見れるものだと思って使ってる
  • てかクローズドでない限り “自分が外から見れる”なら、それは他人も見れる可能性がある。ってことだよ ネットに繋げた瞬間、他人から見られると思ったほうがいい だから逆に言うとネットに繋げてないデータベースは絶対安全なんよ
  • アマ○ンの人気機種見ても、どこのクラウドが保存先か分からない無線機種が大人気なのでさもありなん。近所でも、AP初期設定の名前で、ステルス設定すらしない家庭が多い。時系列で見えるデバイスがタケノコみたいに増えていく…アマ無線は免許必要でしたが、ネット接続には免許不要、仕方ないのかも

japannewsnavi編集部の見解

防犯カメラ映像が海外サイトに流出 保育園や工場など約500件確認

日本国内に設置された防犯カメラや見守り用カメラの映像が、海外の複数のウェブサイト上で無断公開されていたことが明らかになった。読売新聞と情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ」の共同調査によると、確認された映像はおよそ500件にのぼり、その中には保育園や食品工場など屋内の様子が映されたものが約90件含まれていたという。

調査は9月から10月にかけて行われ、国内外のネットワークカメラ映像を集めて公開している7つの海外サイトを特定。全体では約2万7000件のライブ映像が掲載されており、そのうち日本に分類された映像は1340件に達していた。屋内以外にも、敷地内や屋外に設置されたカメラの映像が多く、住宅の玄関先、集合住宅のエントランス、神社の境内、駐車場などが含まれていた。

特に問題視されるのは、映像が一般人の生活空間や子どもがいる施設を映している点だ。関西地方の保育園や東海地方の食品加工工場など、少なくとも20か所の設置者が特定され、そのうち11か所が読売新聞の取材に応じた。いずれの関係者も映像流出を知らされて初めて事態を把握しており、パスワード未設定や公開範囲の誤設定といった初歩的な管理ミスが原因だったと説明している。

セキュリティ意識の欠如が生んだ「無防備な監視」

トレンドマイクロの成田直翔シニアスペシャリストは、「脆弱なカメラがこれほど多いのは驚き。セキュリティ意識の低さが如実に表れている」と指摘する。インターネット上では、カメラのIPアドレスを自動的に検索し、認証設定の甘いものを一覧化するプログラムが存在する。今回のような無断公開サイトは、そうした技術を使い、外部から容易にアクセスできるカメラの映像を集めて掲載しているとみられる。

しかも、映像の質が高い場合、背景の看板や地形などから設置場所を特定することも可能だ。AI画像検索の精度が上がっている現状では、匿名性はほとんどないに等しい。映像には、保育園で遊ぶ子どもたちや、工場で作業する従業員の姿も映り込んでおり、悪意のある第三者に悪用される危険性が懸念されている。

専門家は「カメラの出荷時設定のまま使用する人が多く、パスワードの設定やファームウェアの更新を怠る例が多い」と警鐘を鳴らす。ネットワーク機器の安全性を保つには、定期的なアップデートやアクセス制限が不可欠だが、一般利用者の中には設定方法がわからないまま使用しているケースも少なくない。

ネット時代の監視リスクと自己防衛の必要性

今回の問題は、悪質なハッカーによる侵入というよりも、利用者の管理不備によって生じた「自発的な情報流出」に近い。コメント欄では「どこの国のメーカーかと騒ぐ前に、自分の設定を見直すべき」「パナソニックやキヤノンなど日本メーカーのカメラも普通に流出している」といった指摘が目立った。

実際、ネットワークカメラは防犯や安全管理のために広く使われているが、その利便性の裏に大きなリスクが潜んでいる。設定を誤れば、家族の生活や企業の業務が世界中に生配信される可能性がある。特に保育園など子どもを預かる施設での流出は、児童の安全に直結する重大な問題だ。

一方で、「以前から指摘されていた問題が放置されてきた」との意見もある。ネットワークを介したカメラの映像流出は過去にもたびたび問題になっており、技術的な対策だけでなく、利用者への啓発活動も求められている。

SNS上では「これではまるで“トゥルーマン・ショー”のようだ」と、常に誰かに監視されているような不安を訴える声も上がった。中には、「工場では産業スパイに悪用される危険もある」といった懸念や、「保育園の映像が児童のプライバシーを脅かす」とする厳しい意見もあった。

便利さと危うさが表裏一体となったネット時代。安全を守るためのカメラが、知らぬ間に危険の入り口となってしまわないよう、今こそ一人ひとりの意識が問われている。

執筆:japannewsnavi編集部

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