【ウポポイにイスラム礼拝室】日本人の税金で運営される国立アイヌ施設で“宗教対応”整備 多文化共生の名の下で進む新たな配慮[ウポポイ公式サイト]

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ウポポイ公式サイトより

園内でのお祈り用「礼拝室」設置

公開日:2024年5月16日  プレスリリース

多様な文化習慣持つ来場者のための利用環境整備、園内に礼拝室を設置

ウポポイ(民族共生象徴空間)では、来場者の多様性に対応しながら、外国人来場者やその同伴者の方が快適かつ安心して楽しめる環境を整えるため、2024年5月14日(火)から体験学習館別館2に、お祈りを必要とする来場者のための礼拝室を開設しました。

礼拝室の特徴

1. 男女別の使用が可能

ムスリムの方の利用を想定し、男性用・女性用を整備

2. 必要な設備を完備

  • 天井には方角を表示
  • 礼拝前に手足や内を清める水場を設置

3. 体験会場の移設

ムスリムの方に限らず、宗教や宗派を問わず、祈祷や瞑想等の精神活動の場として利用できます

4. 室蘭工業大学との協働

国立大学法人室蘭工業大学の外国人留学生(マレーシア人留学生4名)のアドバイスをもとに設計しました

礼拝室内観
礼拝室内観

まとめ

ウポポイに新設された礼拝室とは

北海道白老町にある国立民族共生象徴空間「ウポポイ」は、アイヌ文化の復興と普及を目的として2020年に開設された国立施設である。文化庁が所管し、日本人の税金で運営されている。展示や体験を通してアイヌ民族の歴史や生活を学ぶ拠点として整備され、アイヌ文化の継承を目指して設立された。しかし2024年5月、同施設の公式サイトで発表された「礼拝室設置のお知らせ」が波紋を呼んでいる。

公式の説明によれば、園内の体験学習館別館2号館に「男性用」「女性用」に分かれたお祈り用の礼拝室が設置されたという。利用開始は5月14日からで、事前予約は不要。目的については「多様な文化習慣を持つ来場者への利用環境整備」と説明されている。宗教を問わず祈りや瞑想などに使えるスペースとして案内されており、祈祷や瞑想を行う来場者の利便性を考慮した措置だとされている。

しかし実際の仕様を見ると、男女が別室で祈るよう設計されており、イスラム教徒の利用を想定していることは明らかだ。日本国内の多くの公共施設でも、こうした男女別の礼拝スペースが導入される場合はムスリム対応を目的としているケースが多い。設置にあたっては水場も用意され、礼拝前の洗浄行為(ウドゥ)に配慮した造りになっているとみられる。形式上は「多様な文化習慣への配慮」と説明されているが、実質的にはイスラム教徒向けの設備だと受け止められている。

目的と説明のずれに対する違和感

ウポポイの本来の目的は、アイヌ民族の文化や歴史を正しく理解し、次世代に伝えることにある。公式の開設趣旨にも「アイヌ文化の復興と発展」「民族共生の象徴」と記されている。ところが、イスラム教徒向けの礼拝室を設けることは、アイヌ文化そのものとは直接の関係がない。アイヌの信仰は自然や精霊を尊ぶ多神教的な世界観であり、イスラム教の一神教的な教義とは大きく異なる。文化的にも宗教的にも交わる要素が乏しいため、今回の設置が施設の趣旨にそぐうのかという疑問が生じている。

インターネット上では、こうした行政判断に対して「多文化共生の名のもとに、国立施設が本来の目的から外れているのではないか」という声も見られる。一部の識者からも、文化施設に宗教設備を設けることは「特定の信仰を事実上支援する行為」にあたる可能性があるとして、慎重な議論を求める意見が出ている。

一方で、ウポポイ側は「特定宗教向けではなく、祈りや瞑想などを行う来場者全般のため」と強調している。現代の観光施設では海外からの訪問客も増えており、国際的な配慮が求められていることも事実だ。そのため、観光庁が推進する「ムスリムフレンドリー」政策や「ムスリムおもてなしガイドブック」と同様の流れの中で、ウポポイが対応したと見る向きもある。

公共施設と宗教的配慮の境界線

今回の件が注目を集めた理由は、単に礼拝室が設置されたという事実ではなく、そこに「税金」が使われている点である。ウポポイは国立施設であり、運営費用は国民の税金によって賄われている。宗教的施設を併設することが、公的支出の目的として妥当なのかという点が問われている。宗教の自由は日本国憲法で保障されているが、同時に政教分離の原則も定められており、国や自治体が特定宗教に肩入れすることは避けるべきとされている。

多様性への理解を示すこと自体は否定されるものではない。しかし、文化施設が宗教施設的な設備を整える場合、その目的と使途を明確に説明する責任が行政側にはある。観光庁を中心に「多文化配慮」や「おもてなし」を掲げた取り組みが全国で進む中、どこまでを公的支援とし、どこからを民間や個人の信仰領域とするのか。その線引きは今後ますます重要になるだろう。

ウポポイの礼拝室は、表面的には「訪日客への配慮」として理解できるが、国立のアイヌ文化施設に設けられたという点で異例の判断である。今後、同様の事例が他の公共施設でも広がるのか、あるいは今回限りの対応となるのか。行政の説明と運用の透明性が求められている。

執筆:japannewsnavi編集部

以下,Xより

【小野寺まさるさんの投稿】

引用元 
【ウポポイ公式サイト】
https://ainu-upopoy.jp/2024/05/16/prayerroom/?utm_source=chatgpt.com

みんなのコメント

  • えーーーー? それは違憲行為ではないんですか? 以下Google(調べ)より引用。 政教分離の原則は、憲法第20条1項後段および第20条3項、第89条の規定のことを指しています。 第二十条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。 いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。 ② 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
  • 設置のきっかけなのかどうかわかりませんが、こんなこと書いてありますね。 「4. 室蘭工業大学との協働 国立大学法人室蘭工業大学の外国人留学生(マレーシア人留学生4名)のアドバイスをもとに設計しました」
  • ムスリムのアイヌってどれだけいるんですか?旅行客向け? どちらにせよ 特定の一宗教向けに特別な配慮っておかしくないですか?公金を使って
  • おなかまでなかよく。 グローバリズムに乗っかる秩序破壊者同志
  • こんなのを何で税金で運営しないといけないんだよ
  • アイヌとムスリム 関係ないよね。 アイヌと名乗れば何でもアリなの?
  • 国立大に礼拝室を設置したり、学食で提供するためのハラルメニューを開発している財源も税金ですよ。 ウポポイがアイヌ民族だけの文化保護施設であると勘違いしてますか。 あらゆる文化的背景の人を受け入れる、むしろ讃賞するに値することですよ
  • もうウポポイ何のために建っているんだか… しかし、コレに税金使われているのがめちゃくちゃ腹立たしい。
  • ムスリムの利用を想定できる程度に人が来ていることを喜ぶべきでは?
  • なんかもうね・・・どう言ったらいいのかw
  • このウポポイとはアイヌの歴史や文化を体感する為に多額な税金が投入されている名目意外の税金の使い道には厳しく意見するのは当然の事だと思う
  • アイヌって文化的に何か伝統を継承していますか? 私は知らない。先住民でも ニュージーランドのマオリ族はマオリ語、挨拶の仕方等独自の文化を現在が継承されている。 税金使って何を守る?
  • 答え合わせが捗るのーw やっぱりウポポイのバックに居る連帯と、ムスリムを裏から煽っている連帯連中は同じ連中って事か。 在日特権に、朝田理論同和に、似非沖縄人に、ウポポイに、自称難民共に、クルド人に、ベトナム人窃盗団に、ムスリムに、LGBT・・・次は何が連帯される?
  • あの手この手で補助金を引っ張ってきているのですか?
  • 文化を尊重するための施設で他文化に生きる人々に配慮した設備を作る事はおかしい事だとは思いませんがね。

japannewsnavi編集部の見解

ウポポイの礼拝室設置が呼ぶ波紋

北海道白老町の国立施設「ウポポイ」に、イスラム教徒の利用を想定した男女別の礼拝室が設けられた。設置の目的は「多様な文化や宗教を持つ来場者への配慮」とされているが、開設以降、ネット上では賛否の声が広がっている。国が運営し、日本人の税金によって成り立つ施設に特定宗教向けの空間を整備することへの違和感を覚える人は少なくない。

コメント欄では、「イスラムの侵食がこういうところから始まる」「蟻の一穴どころではない」「鼠の一穴、モグラの一穴である」「静観していてはならない」といった意見も寄せられている。ウポポイは本来、アイヌ文化の継承と発信を目的とする施設であり、宗教的要素を前面に出す場所ではなかった。それだけに、礼拝室設置の発表は多くの人に驚きをもって受け止められた。

ウポポイのサイトによると、設計には室蘭工業大学の外国人留学生、マレーシア出身のムスリム4名の意見が取り入れられたという。これを知った一部の利用者からは「ムスリムのアイヌってどれだけいるんですか?」「旅行者向けにしても、特定宗教への特別な配慮はおかしいのでは」という疑問が相次いだ。日本の文化を学ぶ場で、なぜイスラム教徒向けの空間を整備するのか。施設の趣旨と設置理由の整合性が問われている。


税金と宗教的配慮の境界線

今回の件で注目を集めたのは、公金が使われている点だ。ウポポイは文化庁所管の国立施設であり、整備や運営費には国民の税金が投入されている。だからこそ、「日本人の税金で宗教施設的な設備を整えるのはおかしい」という意見が出るのも自然だ。コメントでは「これがウポポイの補助金ばらまきの実態」「自民党議員の民度の低さに疑問を持った」「利権の構造を感じる」といった声も見られた。

また、一部では「グローバリズムに乗っかる秩序破壊者同士。アイヌとムスリム、関係ないよね」という強い表現も出ており、今回の設置を“象徴的な事例”と見る人もいる。多文化共生という言葉が広がる中で、どこまでが「理解と共存」で、どこからが「迎合や優遇」になるのか、その線引きをめぐる議論は避けられない。

一方で、「あらゆる文化的背景の人を受け入れることは素晴らしい」「未来を志向する施設として何ら問題はない」と肯定的な意見も寄せられている。礼拝室の設置を多様性尊重の一環と見る立場も確かにある。ウポポイが「民族共生象徴空間」として設立された以上、宗教を含めた多様な文化への理解を促す場であるべきだという考え方だ。しかし、そうした理想と現実の間には、依然として温度差がある。


多文化共生の名のもとに進む“宗教対応”

ウポポイの礼拝室をめぐる議論は、単なる施設整備の問題にとどまらない。多文化共生の名のもとに、国立施設や大学など公的機関でも「宗教対応」が進む流れが見られる。国立大学に礼拝室を設けたり、ハラル食を学食で提供したりといった例も全国で増えている。それらも税金で運営されている以上、今回と同じ疑問が浮かび上がる。「なぜ特定の宗教にここまで配慮するのか」という問いである。

宗教の自由は憲法で保障されており、それを否定することはできない。ただし、政教分離の原則も同じ憲法に定められており、国や自治体が特定の宗教を優遇するような印象を与える行為は避けるべきだ。多様性を尊重することと、公共の公平性を保つことは両立しなければならない。

今回の礼拝室設置は、表向きは「すべての来場者への配慮」と説明されているが、実際にはイスラム教徒を想定した造りであり、利用実態もその方向に限定される可能性が高い。日本社会が今後どのように多文化と向き合うかを考えるうえで、この事例は小さくない示唆を与えている。ウポポイが本来掲げる「アイヌ文化の継承」との整合性をどう説明するのか、行政の姿勢が問われる。

執筆:japannewsnavi編集部

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