小泉陣営メンバー勝利確信し、前夜に『祝勝会』が開かれていた[朝日新聞より]

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朝日新聞の記事によると…

自民総裁選、想定超えた保守回帰 今夏の予兆、見誤った小泉陣営

4日投開票された自民党総裁選。本命視されていた小泉進次郎農林水産相は、決選投票では先行していた国会議員票さえも高市氏に後れを取った。なぜ支持が離れたのか。背景には、当事者の想定を超えた地方発の保守回帰があった。

(略)

 投開票を控えた3日夜、東京・赤坂の衆院議員宿舎の一室。勝利を確信していた小泉氏の陣営メンバーによる「祝勝会」が開かれていた。騒ぎを聞きつけた他陣営幹部は眉をひそめた。

[全文は引用元へ…]2025年10月5日

以下,Xより

【れいかたさんの投稿】

引用元 https://www.asahi.com/articles/ASTB54DQTTB5UTFK019M.html

みんなのコメント

  • 祝勝会、誰が奢ったのか、、、奢る平家は久しからず、、、
  • どこまでも、増上慢なのかな、驕る平家は久しからずや
  • これが小泉進次郎氏の預かり知らないところで行われたとしたら、小泉氏が気の毒だと思います
  • イタすぎる話…
  • 小泉陣営のアホさ加減がまた一つ表に出ましたねw
  • 小泉陣営で止める方はいなかったのか? リークされたらどうなるか、想像力が無さすぎる。 岸田さんの息子さんもひな壇でやらかしましたよね、総理大臣の息子2人、 日本の将来が心配です。 世界中に配信されて、習近平、プーチン他にバカにされてますよ。 『シンゾーが、いなくなったら、日本は御し易い、あとはたいしたのがいないから』 『バカ祭り』
  • これが本当ならカツカレー食ったアホ議員達は支持者の民意なんか見えてないんだろうな。 岸田石破から自民公明の推薦もらってた議員は次ないぞ。
  • 愚かな
  • 左翼は以前から反民主的だった。偏向報道やパフォーマンスで民意を自分たちのいいように作り騙すことで、民主制をハックして権力を簒奪しようとしてきた。その邪悪な試みが真の民意の反動により頓挫した。それが左翼の想定を超えたなら、左翼のやり方はもう通用しないということだ
  • マスコミを信じたばっかりに… 気の毒すぎる
  • マグロの解体ショー

japannewsnavi編集部の見解

想定外の結果が生んだ波紋

自民党総裁選の結果を見て、率直に驚いた方も多いのではないでしょうか。事前の報道では小泉進次郎農林水産相の優勢が繰り返し伝えられ、陣営関係者の間には早くも勝利ムードが漂っていたといいます。ところが、ふたを開けてみれば、決選投票では高市早苗氏が地方票を軸に議員票まで巻き取り、見事に逆転を果たしました。地方からの保守回帰という潮流を、進次郎陣営は読み違えたように思えます。

小泉氏は「変化」を訴える姿勢を貫きました。農政改革や環境政策などを通じて、未来志向の政治を掲げていましたが、そのメッセージは都市部には届いても、党員や地方の支持層には響きづらかったのかもしれません。特に保守層にとって「安倍政治の継承」を掲げる高市氏の姿勢は、安心感と一貫性を感じさせたように見えます。選挙は“空気”で動くとよく言われますが、今回はまさにその空気が保守へと流れた印象です。

投票前夜、小泉陣営の一部では「祝勝会」が開かれていたという話も出ています。真偽のほどはわかりませんが、結果を知ったあとでは、まるで皮肉のようにも感じられます。「まだ決まってもいないのに浮かれすぎだ」との声もあり、政治家のチームとしての緊張感の欠如を指摘する意見も少なくありませんでした。私も、仮に本人が知らなかったとしても、周囲の空気が油断していたことは否めないと思います。


小泉進次郎氏の誤算と陣営のほころび

小泉氏はテレビ映えする発信力や柔らかな語り口で、若い世代にも人気があります。しかし、今回の総裁選では、その「伝える力」が裏目に出た場面もありました。メッセージがやや抽象的で、危機感を求める保守層には軽く映ったのかもしれません。「理想はわかるが現実が見えていない」「政策より雰囲気で進めようとしている」――ネット上ではそんな声が目立ちました。

さらに陣営の情報管理にも問題があったと報じられています。支持拡大を狙ってSNSでの“応援投稿”を計画していたことが報じられ、これが逆風を生みました。時代の波に乗ろうとした結果が、かえって「演出っぽい」「計算高い」という印象を与えてしまったのです。こうしたズレが、党員の心を遠ざけたのではないでしょうか。

一方で、高市氏は徹底して「自民党らしさ」を前面に出しました。政策の細部というよりも、価値観や姿勢で勝負した印象です。「国を守る」「伝統を大切にする」「安定した政治」――そのどれもが、地方の支持者にとってわかりやすく響くメッセージでした。地方票が動けば議員票も動く。今回はその典型的な例だったと思います。

また、旧安倍派や麻生派などの支持が最終局面で一気に高市氏へ流れたことも決定的でした。永田町の力学が動いたというより、空気が「小泉ではない方向」へ傾いた、そんな自然な流れを感じました。


有権者の空気と、これからの自民党

総裁選が終わった今、ネット上のコメントを見ると、皮肉とため息が入り混じっています。「前夜に祝勝会とは、笑うしかない」「あの油断が象徴的だった」「勝つ気があったのか疑うレベル」といった投稿が並びました。一方で、「本人が知らなかったなら気の毒」「周りの浮ついた空気が足を引っ張った」という同情の声もあります。

私自身も、これらの意見を読みながら感じたのは、政治の現場がいかに“空気”で左右されるかということです。どれほど理路整然とした政策を語っても、支持者が感じる「方向性の安心感」が欠ければ、票は動かない。今回の総裁選はその現実をまざまざと見せつけたように思います。

一方で、今回の保守回帰が一時的な現象なのか、それとも長期的な流れなのかは、まだわかりません。高市新総裁が今後、どうやって保守層と中間層の両方をつなぐのか。ここが新政権の試金石になるでしょう。保守の中にも幅があり、価値観の多様化が進むなかで、どのような形で自民党が“国民政党”としての立場を保つのかが注目されます。

最後に、小泉氏に対して厳しい声もありますが、同時に「若い世代に政治を近づけた功績はある」という意見も見逃せません。敗れても、挑戦の価値は決して小さくありません。保守回帰の時代にあっても、新しい感性を持つ政治家の存在は必要です。

総裁選の終わりは、始まりでもあります。日本の政治が次にどんな方向へ進むのか。しばらくは目が離せません。

執筆:編集部

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