【フィリピン・14歳以下の妊娠が急増】レ〇プや近親相姦含め、いかなる状況でも中絶は違法[CNN]

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CNNの記事によると…

14歳以下で妊娠する少女が急増、カトリック信仰の厚い国が陥る社会的緊急事態

(略)

国家の社会的緊急事態

フィリピンでは、子どもや10代の若者の妊娠はアジアで最も多い水準にある。2019年から23年にかけて、15~19歳の妊娠はわずかに減少したが、14歳以下の非常に若い少女たちの妊娠が急増しており、19年の2411件から23年には3343件と38%も増加した。

フィリピンの政府機関は長らく、10代の妊娠は「国家の社会的緊急事態」と宣言してきた。そして22年に、議員らによって最初の「青少年妊娠防止法案」が提出された。 しかし同法案は、保守系団体や教会組織からの激しい反発を受け、これまでに何度も修正が行われ、先月、最新版が提出されたが、最初の提出から3年が経過した今も法的手続きが進行中だ。 同法案は、学校における包括的性教育(CSE)を標準化し、性に関する保健サービスへのアクセスを改善することを目的としている。

現在、18歳未満の若者が避妊具や避妊薬を入手するには、一部の例外を除き保護者の同意が必要だ。 同法案の主たる起草者であるリサ・ホンティベロス上院議員は「我々が好むと好まざるとにかかわらず、今、性的に活発な青少年が存在することはデータから明らかだ」とし、「思春期の子どもたちが自らを守れるようにするために同法案は必要だ」と訴えた。

しかし初期の法案は、敬虔(けいけん)なカトリック国家であるフィリピンにおいて、教会組織からの激しい反発に直面した。カトリック教会は、性交は結婚した夫婦の間でのみ行われるべきと考えており、それ以外の者には禁欲を説いている。また、人工的な避妊には反対しているが、夫婦間で自然な方法を用いて妊娠を回避することは認めている。

さらにフィリピンでは、レ〇プや近親相姦による妊娠を含め、いかなる状況においても中絶は違法とされている。 同法案に対する反発は最近、国内の少なくとも八つの福音派およびカトリック系団体の連合体によるロビー活動へと発展した。この活動は「プロジェクト・ダリサイ」という名で知られている。 プロジェクト・ダリサイ(別名プロジェクト・ピュア)は、同法案を性や親の権威に関するイデオロギーと敵対するものと解釈しており、その主な争点はCSEをめぐる問題だ。 同プロジェクトの発起人で、フィリピン最高裁判所の元長官であるマリア・ルルデス・セレノ氏は、CSEは性に関する議論の常態化を意図しているが、それはフィリピン文化の一部ではないと述べた。

[全文は引用元へ…]10/3(金)

要約

・フィリピンで10〜14歳の妊娠が急増、2019年2411件→2023年3343件(38%増)。
・14歳クララさん妊娠6カ月。「知識があれば妊娠しなかった」健診も受けず高リスク。
・15歳ジュードさんも14歳で妊娠・中退、21歳恋人宅で生活。
・医師「多くの10代は妊娠の可能性すら知らない」「16歳未満の妊娠は3倍危険」。
・政府は包括的性教育や避妊具アクセス改善を盛り込んだ「青少年妊娠防止法案」を提出。
・しかしカトリック教会などが反発、性交は夫婦間のみと主張。
・フィリピンではレ〇プや近親相姦による妊娠を含め、中絶は全面的に違法。
・団体は性教育や避妊具配布で支援活動。
・クララさん「子どもには自分より良い機会を与えたい。それが唯一の願い」。

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6554362

みんなのコメント

  • どこの国にもキモイ大人は存在するんやなあ
  • カトリック教会が性教育邪魔してるって〇ソすぎるなぁ フェミはちゃんとカトリック教会に噛みつかなきゃあかんぞ
  • レ〇プされた結果本人が苦しむ事になるんだよな。可哀想だわ
  • 人間の欲望って怖いよな 欲望と貧困が重なると 体でどうにかしようと考える 身を削る 大久保公園見てるとバカらしくなる 貧困じゃない 金しか頭にない 生活じゃない
  • フィリピンのカトリック信仰。いかなる妊娠でも中絶は違法 ..
  • 犯罪ではなかったけど 前の会社におられた  フィリピンからの 研修実習生の女性は 40代でお二人お孫さんが いらっしゃる方 だったからなあ。 早いなあ、って思ったなあ。
  • 昔からじゃないのかな
  • ほとんどの宗教って男にしかメリットなくない?
  • 恐ろしい 文字だけで嫌悪感がすごい 若くして教育する必要性を感じる

japannewsnavi編集部の見解

フィリピンで深刻化する未成年妊娠の現実

フィリピンでは10代の妊娠率がアジアでも突出して高く、特に14歳以下での妊娠が近年急増していると報じられている。2019年には2400件ほどだったが、2023年には3300件を超え、およそ4割近く増加した。背景にはカトリック色の強い社会環境があり、性教育の不足や避妊具の使用制限が大きな要因とされる。さらにフィリピンでは、いかなる状況であっても中絶は違法と定められており、レ〇プや近親相姦による妊娠であっても例外は認められない。結果として、幼い少女たちが命の危険を伴う出産に直面し、社会的にも追い詰められる状況が続いている。

コメントでは、もし日本でも少子化対策の一環として同じように中絶禁止にしたら確かに出生数は増えるかもしれないが、誰も幸せにはならないといった懸念が示されていた。社会全体の安全や治安に影響を及ぼす可能性があるとの声も出ており、単に人口増加を狙うだけでは問題の解決にはつながらないことが浮き彫りになっている。

コメントにみる危機感と現実感

ある意見では、世界的に貧富の差が拡大することで売春が横行し、その副産物として未成年の妊娠が増えているのではないかと指摘されていた。売春を強いられている女性の子どもたちが非行に走りやすいのは容易に想像でき、社会全体の治安悪化につながる可能性が高いと危惧されている。実際、日本でも売春が広がった後には治安の悪化が待ち受けているに違いないという悲観的な意見も出ていた。

また、「中絶が違法という時点で、国家としての危機的状況が改善されていないことを示している」との声もあった。宗教的背景から来る政策の硬直性は、個人の命や健康を犠牲にしてまで維持されているように見えるという意見も目立つ。日本の読者からすれば、国家全体の仕組みが違いすぎて「村八分」のように外部から口を挟むことができない問題だと感じる人もいる。結局のところ、生きる環境が全く異なるため、赤の他人が一方的に意見することの難しさも浮き彫りになっている。

日本への示唆と社会のあり方

こうしたフィリピンの現状を踏まえ、日本でも考えさせられる点は多い。あるコメントでは、少子化対策を叫ぶあまり、もし中絶禁止のような極端な政策に舵を切った場合、確かに出生率は上がるかもしれない。というのがあった。しかし、その子どもたちが健やかに育つ社会的基盤が整っていなければ、悲劇の連鎖を生むことになる。数字だけを追いかけるのではなく、国民が納得できる形で生命の尊厳を守る仕組みを築くことが求められている。

フィリピンの問題は遠い国の出来事に見えるが、価値観の衝突や制度の硬直性によって社会全体が深刻な影響を受けるという意味では、日本にとっても他人事ではない。特に「子どもをどう守るか」という視点は、国境を越えて共通する課題である。今回のニュースは、制度や文化が異なる国の現実を通して、日本社会がどのような未来を選択するのかを改めて考えるきっかけになっている。

執筆::japannewsnavi編集部

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