
毎日新聞の記事によると…
釧路メガソーラー計画地で「キタサンショウウオ」確認 市天然記念物

(略)
事業者は生息「知らなかった」
大阪市の事業者は市内で計17カ所のメガソーラー(1カ所は1メガ未満)の設置を計画している。幼生が確認された計画地の近くにある別のメガソーラー造成工事では、道が今月2日、森林法違反で工事の中止を勧告した。
地元選出の国会議員や道議に開示された資料によると、大阪市の事業者は、今回キタサンショウウオの幼生が確認された土地を含む約9・8ヘクタールに出力1999・9キロワットのメガソーラーの設置を計画している。
大阪市の事業者は毎日新聞の取材に対し、キタサンショウウオの幼生が確認されたことについて「知らなかった。釧路市立博物館が『非生息』と言うので、調査しなかった」と主張した。
今後の工事に関しては「タンチョウが餌場としている湿原でもあるので、(釧路市が制定を目指している大規模太陽光発電施設の設置を許可制とする)条例の制定までに着工するのは難しいかもしれない」とした。【本間浩昭】
キタサンショウウオ
大規模太陽光発電施設の計画地で確認されたキタサンショウウオの幼生=2025年5月、照井滋晴さん提供
ユーラシア大陸北部に広く生息する全長約11~13センチの寒冷環境に強い両生類。国内では釧路湿原と上士幌町、北方領土・国後島で生息が確認されている。
「氷河期の生き残り」といわれ、産卵直後の卵のうは、光を浴びると青白く輝くことから「湿原のサファイア」と呼ばれる。
種の保存法で販売目的の捕獲や譲渡を禁じる「特定第2種」に指定され、釧路市の天然記念物にも指定。環境省は絶滅危険度を「絶滅危惧ⅠB類(近い将来野生での絶滅の危険性が高い)」に位置づけている。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【ツイッター速報〜BreakingNewsさんの投稿】
釧路メガソーラー計画地で天然記念物「キタサンショウウオ」確認。業者は生息「知らなかった」 https://t.co/bagueew84M
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) September 12, 2025
北山椒魚は蝦夷山椒魚と違って日本では釧路湿原にしか生息してない絶滅危惧種だぞ、やっぱりちゃんと生態調査して無いじゃないか💢
— シン・れ次ぶく郎🎥 (@ny5ZdE22IbfwNJc) September 12, 2025
知らないも何も、ラムサール条約で守られるはずの自然なんですけど💢
— わかな💙 (@wakka1104) September 12, 2025
『知らなかった』で済まされる前例作っちゃいけないな
— ロクちゃん (@Aggy6666) September 12, 2025
悪徳業者は極刑でよろしく#日本はまだ間に合う
引用元 https://mainichi.jp/articles/20250911/k00/00m/040/310000c
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みんなのコメント
- 何も調べてない 調査もやってない 法律違反で一杯 即刻中止命令を 現状復旧をさせれば良い お金が掛かってる言っているようだが 関係ない 犯罪者、犯罪企業の言うことではない
- そんな事、北海道知事なら間違いなく知っていたはずだし、なにより「絶滅危惧種団体」が黙ってはいない。その「絶滅危惧種団体」を金で釣って黙らせたのは「環境庁」だろが!
- てかこのクソ業者なんなん⁉️北海道の役人達何してんの⁉️マジ大丈夫⁉️バカなの⁉️⁉️⁉️
- 知らなかった。 あ〜 昨今の外国人犯罪者がよく使う言い訳ですね。 果たして同じようにその言い訳が通用しますかね? 通用させたら絶対にダメだと思う
- まぁ進次郎は、 「絶滅危惧種」なんて読めませんから… 滞りなく中華パネルを並べて、 キックバックを「いただきます」
- 工事の即時中止 可能な限り現状復帰に努めて 完全撤退せよ
- 知らなかったでは済まされない。 利権者と中国しか儲からないメガソーラーと、貴重な天然記念物と、どちらが日本にとって価値があるんだ?
japannewsnavi編集部の見解
釧路湿原とメガソーラー計画の衝突
北海道釧路市で計画されている大規模太陽光発電施設、いわゆるメガソーラーを巡って、新たな問題が浮上しました。大阪市の事業者が計画する約9・8ヘクタールの建設予定地で、釧路市の天然記念物に指定されている「キタサンショウウオ」の幼生が確認されたのです。調査を行った北方環境研究所は、5月22日の調査で体長11ミリほどの幼生2個体を発見しました。釧路湿原国立公園の南側に位置するこの地域は以前から「生息適地」と考えられていましたが、実際の生息が確認されたのは今回が初めてでした。釧路市文化財保護条例では天然記念物に影響を及ぼす行為には事前許可が必要とされており、今回の発見は計画全体に大きな影響を与える可能性があります。研究所の神田所長も「開発予定地での発見は、種を保護する上で極めて重要」と述べており、景観や自然環境の観点からも強い懸念を示しました。これにより、事業そのものの正当性が改めて問われることになっています。
事業者の対応と市民の反発
計画を進める大阪市の事業者は、市内で17カ所にメガソーラーを建設する構想を持っていますが、今回の件については「知らなかった」と釈明しました。釧路市立博物館が「非生息」としていたため調査を行わなかったというのが理由です。しかし、「知らなかった」で済まされる話ではありません。釧路湿原はラムサール条約でも保護されるべき貴重な湿原であり、そこに生息する生物を確認せずに工事を進めること自体が無責任だという批判が噴出しています。実際、同じ事業者が進めていた別のメガソーラー造成工事では、森林法違反が確認され、工事中止の勧告を受けたばかりです。コメント欄では「やはり調査もせずに開発を急いでいる」「法律違反を繰り返している業者は信用できない」との声が多く寄せられました。また「絶滅危惧種団体が黙っているのはおかしい」「環境庁が金で黙らせたのではないか」といった不信感も広がっています。市民の怒りは、自然を守るというより根源的な問題、すなわち行政や業者の姿勢そのものに向けられているのです。
絶滅危惧種保護と開発のあり方
キタサンショウウオは、氷河期から生き残った貴重な両生類であり、産卵直後の卵のうは光を浴びると青白く輝くため「湿原のサファイア」と呼ばれています。国内では釧路湿原や上士幌町、北方領土の国後島などごく限られた地域にしか生息していません。環境省は「絶滅危惧ⅠB類」と位置づけ、釧路市も天然記念物として保護しています。こうした状況にもかかわらず、メガソーラー建設が進められれば、その生息地が破壊される危険性は極めて高いのです。コメントの中には「現状復旧を命じるべき」「金がかかるという言い訳は通じない」との意見が目立ちました。経済的利益を優先するあまり、自然環境や文化財的価値を無視する姿勢に対する拒絶反応とも言えるでしょう。
一方で、再生可能エネルギー推進の観点からメガソーラーを支持する意見も存在します。しかしその場合でも、地域の生態系を破壊してまで建設を進めることが許されるのか、という根本的な疑問は残ります。自然を守ることとエネルギー需要を満たすこと、その両立を真剣に模索しなければ、未来の世代に深刻な負担を残すことになりかねません。釧路湿原のような世界的に貴重な環境であればなおさらです。今回の事例は、開発と保護のバランスを社会全体で議論し直す契機となるでしょう。地域の声を無視した強引な開発は、もはや許されない時代に入っているのです。こうした現実を直視し、持続可能な未来を考えることこそ、今求められている姿勢ではないでしょうか。
執筆:japannewsnavi編集部



























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