【教員なり手の確保】大学の単位数削減など教員養成のあり方見直しへ［NHK］

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NHKの記事によると…

なり手の確保大学の単位数削減など教員養成のあり方見直しへ

教員のなり手の確保について議論してきた文部科学省の審議会は、志望する学生を増やすため大学の単位数を削減するなど教員養成のあり方を見直す方向性をまとめました。

教員のなり手をめぐっては、昨年度の公立学校の教員の採用倍率が3.2倍と、3年連続で過去最低となるなど、深刻な状況が続いています。
（略）
それによりますと、教員免許のハードルを下げて志望する学生を増やすため、免許の取得に必要な大学での単位数を削減すべきだとしています。

ただし、教員の質を保つため、削減したカリキュラムの内容を動画にまとめて視聴したり、教育実習の内容を充実させたりする必要があるとしています。

このほか、民間から教員への転職を促すため社会人が大学院で教員免許を取得できる制度を設けて、取得にかかる期間を現在の3年程度から、最短で1年ほどに短縮するとしています。

［全文は引用元へ…］2025年9月1日

以下,Ｘより

【NHKニュースさんの投稿】

なり手の確保大学の単位数削減など教員養成のあり方見直しへhttps://t.co/RsMU6plluf #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) September 1, 2025

え、じゃあ、単位減らして、大した勉強もせずに適当に大学生活過ごしてきた人が教員になるの？？ https://t.co/GmiiP5Zjgt
— はいりー@🍎🥀🕐 (@hairyka12) September 2, 2025

教員は高度専門職って文科省自身が言ってたよな。こんな愚策するなら、二度というな https://t.co/VlSMQgCXYF
— もょもと(no war) (@bigface1979) September 1, 2025

教師の質を下げずに　給料や待遇を上げたらどう？
ただでさえ　性犯罪したさに教師しているような人が増えているのに　教師のレベルをさらに下げるのは馬鹿げてる https://t.co/oY0MWO1wif
— chikomaru (@maryrose_yu5) September 1, 2025

教員養成の制度に問題があって、なり手が少ないわけではない。教員免許状の取得は昔から簡単ではなかったが、大学入学当初から教員志望が決まっている学生にとって、取得困難ということはなかった。
根本原因はこれに尽きるのさ。

「教員はブラック」 https://t.co/OnJKpK77sm
— 黒猫ボッサ🌻 (@bossanoire) September 1, 2025

引用元　https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250901/k10014909431000.html

みんなのコメント

文科省って、何のために存在している役所なのだろう。員数足りないので通りすがりのバカ採用していいっすか、と人事担当が言い出したら、即座にクビだわな
質を下げてどうすんだ？かつてあった、奨学金免除制度を復活させれば、現在の働き方なら相応に志願者は来るだろうあと、なし崩しの企業の新卒採用の青田刈りやめさせろ
「教員免許のハードルを下げて志望する学生を増やすため」というのがとにかく問題。たぶん国だって分かっているんだよ。でもお金も時間も人も使いたくないからこういう政策になった。就職氷河期世代対策と同じで少しずつ問題を先送りしてるだけなんだ。
いや、逆だよね。単位数を増加させ、モラルやハラスメントの教育をさせないと。暴力や性暴力をはたらく教員がいまだに多いのだから
質の悪い教員増やすより現役の教員の待遇改善が先でしょ
待遇改善するのが本来あるべき対応なのに簡単に教員にする事で不足に対応します？違うそうじゃない、更に教員の質が落ちると思うけど文科省あたおかだろ。盗撮教師みたいなのもっと増えたらどうしてくれる？
「このほか、民間から教員への転職を促すため社会人が大学院で教員免許を取得できる制度を設けて、取得にかかる期間を現在の3年程度から、最短で1年ほどに短縮するとしています。」教員の質を落とす方向に走るのは、いい加減やめてくれ！！
表に出てないから知らない人が大半なのだけど、実はコロナ禍前までの保育士の専門学校業界が、保育士の成り手が減っているからと、仕事の大変さを悟られない様に大変な項目を意図的に削除して免許取得＆卒業&就職させてウチは〇〇〇人就職させましたという学校の宣伝に使うという事していた。そのせいで、結局は就職しても話が違う・教わってない事を要求されるですぐ離職するという酷い結果になった最低最悪の悪手と同じ事をしようとしてる！！！マジでやめてくれ！！！現場も困るし教わらずに卒業させられた新人にとってもマイナスでしかない。本当に文科省・厚労省はポンコツな事しかやらない
出たぁ〜文科省のアホ、と思ったが、彼らは教員採用について我々の頃から一貫してアホなので、ポリシーを変えないんだね。ロックだね。彼らの出方によっては教員に復職してやらん事もないが、その態度じゃなあ。
なりて増やしの規制緩和に反対。教員の過酷労働解消という根本問題こそ真剣に着手すべき政策。規制緩和で解決するとは疑わしいばかりか、教育の質の低下招くだけ。教師の質の低下はさらに現場を混乱させるものになるのでは。
図書館司書や保育士、看護士なんかもそうだと思うけど、免許持ってる人が働きたくなる待遇という方向に持っていけないのかな。教員免許持ってるけど教師になってない人周りにたくさんいるんだけど。免許とるハードル下げるより、その仕事につきたくなる理由を増やさないとあかんよな
最大の問題点である待遇には触れないのか。。。教員免許取るの楽とは言わないけど、国家資格である以上一定の質を担保する仕組みは必要であり単位数減らして確保できるとは思えないんだよなー（なお講義自体の質）
カネ出すのが嫌だから教育レベル下げるってさどんな国だよ
教師のなり手が減り退職者が増えているのは、免許取得が大変だからでは無いということが、国はなぜわからないのだろうか。本当にわからないのか、国民をばかにしているのか
教育の質を落としてどうする。さっさと教員の待遇を改善して「尊敬され、条件もよく、やりがいある素晴らしい仕事が教師」という状況を作らないと、日本語と沈没しそうで恐ろしい。
いや、レベルを下げちゃダメでしょ。働き方、職場環境の改善をするなり、給与を上げるなりしなよ。質のいい人が来るようになるから。
明らかに無駄な大量の単位を見て教職課程をドロップ・アウトした学生としては、もっと早くやってほしかったところ。これと合わせて待遇改善にも本気で手を付けてくれれば言うことはないんだが
なんつーか、教員免許のために単位とって教育実習させてもらって、さ。「〇〇科目、県で採用１名！」とか門前払い食った私ら就職氷河期世代の元教員志望者は、どういう顔すりぃいの？笑えばいいの？
これでまたクオリティの低い、ダメな教員が増えるな教員になるハードルを下げるんじゃなくて待遇を上げて「教員やりたいな、頑張りたいな」って人を増やさなきゃ意味ないんだってばこんなことするから不祥事起こすような若手が増えるんだろ？真面目に頑張ってる若手からするとすんごい迷惑なんだけど
待遇が悪すぎるから教諭や保育士などこどもの保育や教育を担う専門家としての就職が減っているのに、待遇はろくに改善せずハードル下げて誰でもなれるような感じにしてしまおうとする日本スゴい

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japannewsnavi編集部の見解

教員不足と養成制度見直しの動き

教員のなり手不足が深刻さを増しています。昨年度の公立学校教員採用試験の倍率は3.2倍と、過去最低を更新する状況が3年連続で続いています。こうした事態を受けて、中央教育審議会は教員養成の在り方について議論を進め、大学での必要単位数を削減する方針をまとめました。これは免許取得のハードルを下げ、志望する学生を増やすことを狙いとしています。

ただし、単に負担を軽減するだけではなく、削減した部分の学習を補う形で、動画教材を用いた自主学習や教育実習の内容を充実させる方針も示されました。さらに、民間からの人材流入を促すため、大学院での免許取得制度を拡充し、現在は3年程度かかるところを最短1年程度で取得できる仕組みを設ける方向です。こうした見直し案は来年夏に正式な答申となり、文部科学省は再来年の国会提出を目指して法改正を準備しています。

国民からの指摘と懸念

今回の方向性に対して、国民からは多くの意見が寄せられています。「給料を上げて仕事の線引きをしっかりすべきだ」「教員が一人で抱える負担を軽減するため、児童生徒数を20人台に減らすべきだ」という声が目立ちました。また、オンライン授業設備や教室環境の整備、学習内容の精査などを求める意見も出ています。待遇が改善されれば志望者は増えるはずだとの見解も広く共有されています。

一方で、「なぜ質を下げる方向に進むのか理解できない」「教育の質の低下は労働力の質を下げ、やがて国全体の力を弱める」という指摘も多く見られました。特に、大学での単位数が大きな負担になっているとは考えにくく、むしろ給与や労働条件を改善すべきだとする意見が強調されています。国の基盤を支える職業であるにもかかわらず、待遇が不十分なまま負担だけが増えている現状に対し、疑問の声が広がっています。

求められるのは待遇改善と環境整備

現場を知る人々からは「大学の単位数削減よりも、まずは待遇改善が先だ」という意見が根強くあります。具体的には、給与を民間企業より高水準に設定し、残業代も実際に働いた時間分を支給することが求められています。また、1クラスの人数を25〜30人程度に抑え、モンスターペアレントへの対応専門家を置くこと、有給休暇をきちんと消化できる環境を整えることなど、働きやすさに直結する改革が必要とされています。

こうした声から浮かび上がるのは、教員志望者を増やすために不可欠なのは「負担軽減の名を借りた質の低下」ではなく「待遇と環境の改善」であるという現実です。教育は国家の未来を形づくる根幹であり、その担い手が十分な待遇と尊重を受けなければ、持続的な発展は望めません。単位数の削減といった制度上の緩和策は一時的な効果しかもたらさず、根本的な課題解決にはつながらないでしょう。

執筆:japannewsnavi編集部