【「タンス預金」60兆円規模か 推計】

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Yahoo!によると…

銀行などの金融機関に預けられていない「タンス預金」の金額について、日銀の公表資料から約60兆円規模に上ることがわかった。枚数ベースの紙幣発行残高や名目国内総生産(GDP)の総額に占める発行残高の推移などを分析した日銀の推計から割り出された。  日銀は昨年7月に新紙幣を発行し、その流通状況をまとめた解説記事(レビュー)を7月、公表した。その資料の中で、分析に関連する数字としてタンス預金を含む現金がどの程度あるのか、推計を試みた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/343119432ba7cd5534ed1e1594a23df938a6bbc0

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みんなのコメント

  • タンス預金がここまで増えてるのマジでやばくね
  • 金が回らんから景気上がらんの当たり前やろ
  • 結局みんな政治に不信感あるから手元に置くんだよな
  • 税金上げる話ばっかしてりゃそりゃ誰も銀行に預けねぇわ
  • 投資しろって言っても将来不安なら無理ゲーだろ
  • ガソリン税だの走行距離課税だの言ってる時点で信用失ってんだよ
  • 政府が金を吸い上げる仕組みしか考えてないの草
  • ヨーロッパみたいに治安不安あったら現金持っときたい気持ちわかる
  • 低金利続けたツケがこれって皮肉すぎる
  • マイナス金利で銀行に置く意味ないんだから当然の結果
  • 現金が安全資産って思われてる時点で終わってる
  • 金融政策が国民心理を冷やしてるの気づいてんのか
  • また新しい税金の話出てるし誰も動かさなくなるだろ
  • 結局国民の自己防衛がタンス預金なんだよな
  • インフレだって煽るくせに安心材料が何もない
  • 出生率改善もしないで外人受け入れとかそりゃ信用されんわ
  • 災害の多い国で現金持っとくのは合理的っちゃ合理的
  • 政府支出は海外にバラ撒きなのに国内は放置ってどういうこと
  • 政治が信頼回復できなきゃ金は死蔵され続ける
  • 景気対策とか言いながら国民心理に寄り添ってねぇのが致命的

japannewsnavi編集部の見解

日本銀行が最新の推計で示した「タンス預金」の規模が約60兆円に達するという事実は、日本経済の停滞を象徴する現象として非常に大きな意味を持っています。これは単に個人が現金を持ち続けるという行動にとどまらず、低金利政策、将来不安、そして政治に対する信頼度など、複合的な要因が絡み合って形成されていると考えざるを得ません。

まず、今回の推計の背景を見れば、1万円札と1000円札の発行残高の推移が大きなヒントになっていることがわかります。日常の取引に多く用いられる1000円札よりも、貯蓄や保有目的の色が濃い1万円札の発行が急速に伸びている。これは消費や投資に資金が流れず、家庭内で「眠っている」現金が増えていることを端的に示しています。日銀が紙幣発行残高とGDPの比率を分析した結果も、現金の半分近くが非取引需要、すなわちタンス預金として蓄えられていることを裏付けています。

私はこの状況を深刻に受け止めています。なぜなら、資金が銀行や市場に出回らなければ、貸出や投資を通じた経済の循環が生まれず、成長が抑制されるからです。政府がいくら経済対策を掲げても、国民がその将来性に不安を感じて財布のひもを締めてしまえば効果は限定的です。結局のところ、タンス預金の増大は「国民が国家を信頼していない」という一つのメッセージに他なりません。

政治の側に目を向ければ、この問題はより鮮明になります。現在の与党は少子高齢化対策や社会保障改革に十分な成果を出せていないうえ、財政規律や税制についても国民に納得感のある説明をしていないと感じます。ガソリン税や走行距離課税の議論、外国人労働者受け入れ問題、外交における大規模支出など、日常生活に直結する政策課題が山積する中で、国民は「自分のお金は自分で守るしかない」と考えるようになっている。タンス預金の増加は、まさに政治不信の表れだと言えるでしょう。

また、低金利政策の長期化も要因の一つです。日銀が金利を引き上げられないままマイナス金利やゼロ金利を続けてきた結果、銀行に預けても利息はほとんどつかない。それならば現金で手元に置いておいた方が安心だ、と考える人が増えるのは自然です。とりわけ高齢世代では、災害時や緊急時に備えて現金を保有する傾向が強く、これが統計に反映されている可能性は高いと感じます。

ただし、この現象を単純に「国民が悪い」と断じるのは間違いです。むしろ国や政治が、安心して資金を動かせる環境を作れていないことこそ問題です。例えば、安定した年金制度、持続可能な医療体制、インフレ率を適正に管理できる金融政策、そして未来への投資を明確に示す成長戦略。これらが揃えば、人々は自然と資金を市場に流すようになります。ところが現状では、むしろ国債残高の増加や増税論議ばかりが目立ち、国民の心理を冷え込ませているのです。

最近の政治動向を見る限りでも、国会での増税議論や移民受け入れ政策、外交での巨額支出などが繰り返し報じられています。そのたびに国民の中で「国内の問題は置き去りではないか」という不満が積み上がり、結局はタンス預金という形で安全を求める。これは国家の持続可能性にとって極めて危うい流れです。

私は保守的な立場から、この問題への対応は「国民が安心できる社会基盤を取り戻すこと」だと考えています。出生率の改善や教育への投資、税金の適切な使い道の説明、そして強い通貨政策。こうした足元の信頼回復がなければ、タンス預金は減りません。むしろ増え続け、経済をさらに停滞させる悪循環に陥るでしょう。

今回の日銀の推計は、国民の心理を映す鏡です。60兆円という巨額の現金が市場に出ず眠っている現実を直視し、政治は国民の信頼を取り戻す努力をすべきです。金融機関に預けても安心、安全だと思えるような制度と政策を構築すること。それができない限り、どんな景気刺激策も空回りすることは明白です。私はこの点を最も強調したいと考えています。

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