JICA「JICAは、これら現地の報道等について、内容の訂正を速やかに行うよう、申し入れを進めています」⇒ ネット「アフリカ現地の報道じゃなくて、現地政府の公式発表に訂正を求めないのは何故ですか?」[Xより]

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以下,Xより

【Tokyo.Tweetさんの投稿】

引用元 https://x.com/tweet_tokyo_web/status/1960233881644446196

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japannewsnavi編集部の見解

JICAが「アフリカ現地の報道について訂正を申し入れている」と発表した件を耳にして、私は率直に違和感を覚えました。というのも、報道の多くが現地政府の公式発表や国営メディアに基づいている場合、訂正を求める相手は本来「報道機関」よりも「政府」そのものではないかと考えるからです。つまり、事実関係に誤解があるならば、まずはその誤解を発信した主体である現地政府に対し、公式に異議を申し入れるのが筋だと私は思います。それを避けて「現地報道だけ」に訂正を求める姿勢は、外交的な摩擦を恐れているのか、あるいは本当に誤報ではないのか、疑念を深める結果を招いています。

政治動向を振り返ると、日本政府や関係機関は近年「移民政策ではない」と繰り返しながらも、実際にはアフリカ諸国やアジア諸国との人的交流を拡大する方向に動いています。ビザセンターの新設、自治体との「ホームタウン」構想、そして労働力不足を補うための外国人労働者受け入れ拡大。こうした現実を見れば、現地で「日本が移民を受け入れる」と解釈されても仕方がない流れが存在しています。だからこそ、訂正を求めるのなら単なる報道だけでなく、公式発表に基づく情報の齟齬を正すことが不可欠なのです。

また、私は日本の政治が「国内向けの説明」と「海外におけるメッセージ」があまりに乖離している点を懸念しています。国内では「移民ではない」「あくまで人材交流」と強調しながら、海外では「日本が受け入れる」と期待を持たせる発表が流れている。二重基準のような姿勢が透けて見えるため、国民の不信感は高まる一方です。今回の件も「報道のせいにする」対応に終始する限り、真の疑念解消にはつながりません。

保守的な立場から申し上げれば、日本は移民受け入れに極めて慎重であるべきです。欧州では安易な移民拡大が治安悪化や社会分断を招きました。日本が同じ道をたどる危険は非常に高いと考えます。特に、教育や文化の違いが大きい地域からの大量受け入れは、地域社会に軋轢を生みかねません。JICAが推進する国際交流自体に価値があることは否定しませんが、それが移民政策と混同されるような運用になるならば、国の根幹を揺るがすリスクになります。

さらに問題なのは説明責任です。訂正を求めていると発表する一方で、「なぜ政府ではなく報道に対してなのか」という問いに答えなければ、ただのアリバイ作りに見えてしまいます。もし本当に誤報なら堂々と現地政府に申し入れればよい。そこを避けるのは、日本側にも何らかの事情があるのではないかと勘ぐられても仕方がありません。政治が国民に信頼されるためには、誤魔化すのではなく正直に説明し、国内外で一貫した姿勢を取ることが必要だと私は考えます。

結論として、JICAの今回の対応は不十分であり、国民の不安を和らげるどころか増幅させています。報道ではなく現地政府に訂正を求めるべきだという指摘はもっともであり、日本政府や関係機関は曖昧な対応を改めるべきです。日本の将来に直結する移民や人材政策は、短期的な方便ではなく、国益を守る視点から透明かつ誠実に議論されるべきだと強く思います。

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